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ご存知の両スターだが、45年前と今現在、時代劇のヒロー「椿三十郎」を演じた両俳優である。
先週の火曜日、1年以上振りと思われるが、駅横の映画館で観賞してきた。普段日の午前中、予想通り客は少ないと思っていたものの、目が慣れるに従い全体を見渡しても2~30人程度とお寒い限りであった。・・・採算が合うのだろうか、チョット心配。
45年前と比較してもあまり意味がないが、三船敏郎は、その1年前に黒澤明と組んで「用心棒」でヒットし、且つ、既に「七人の侍」で、時代劇スターとしての位置を不動のものにしており、「用心棒」の続きものとして、作成した「椿三十郎」は当時年間第2位の配給収入を記録し大ヒットしたとか。
片や、織田裕二は、初めての時代劇と思うが、森田芳光監督以下スタッフが優秀だったのか、中々無難にこなしていた。
興行結果はこれからだが待ち遠しいところ。
脚本は、黒澤のオリジナル脚本をそのまま用いたとかで、随所 比較しながら見ることで興味深かった。特に当時、三十郎の宿敵である室戸半兵衛を演じた仲代達矢との決闘シーンが話題となったが、豊川悦司が演じた室戸半兵衛も魅力があった。
早いもので、今年最後の作品となつてしまったが、いつもご愛顧頂き感謝します。
来年は1/2となります。今後とも宜しくお願い致します。
もう10数年前の話になるが、例の如く会社が退け、仲間同士で終電間際まで卓を囲んでの帰り道、電車の中で先輩から薦められた一冊・・・今でもこの本を見ると、何故か数年前に亡くなられた先輩が、酒を飲み、煙草をくゆらせながら、麻雀で興じてた笑顔が思い浮かぶ。
本は、主人公・源太郎が、若くして頭髪が抜け落ちる奇病に陥り、主君の嗣子・千代之助に侮蔑され、それを逆らい乱暴を働き監禁される。
ところが、別人の小太郎を名のって生きることを許されるが、実は当人、主君の血筋をひいていたことから、お家騒動にまきこまれることになる。
しかし、源太郎は、宿命的なコンプレックスを強力なエネルギーに変え、市井の人として生きる道を拓いていく。・・・というストーリ。
池波正太郎の代表作といえば、「鬼平犯科帳」だが、初刊が昭和49年~平成6年と約20年間で23冊発行しているが、本、男振は昭和53年に発刊されており、油の乗り切った時期に書かれたものといえよう。
読みやすい文体と、悪人といえども手を抜かない人間描写、藤沢周平と共に好きな作家の一人である。
ウォーキングのコースには3種類程度あるが、その中の一つのコース途中に、この団地がある。
出入り口には、関係者以外通り抜け禁止の立て札があるが、車が通らず、人も少ないため、ホットできる区域である。
しかも、ご覧のように、今が盛りの紅葉で、こんな近場で楽しませてくれる光景があるとは思わなかった。
紅葉は、秋に起こる落葉樹の葉の色が変わる現象を言い、厳密には赤色に変わるのを「紅葉(こうよう)」、黄色に変わるのを「黄葉(おうよう)」、褐色に変わるのを「渇葉(かつよう)」と呼ばれる。
進行する条件は、一日の最低気温が8度以下の日が続くと色が付き始め、更に5度以下になると一気に進むという。
何のために色付くかについては、、その理由は諸説あり、未だに明らかになっていない。
作品は、色の調整機能を用い赤色を強調してある。
ウォーキング また 買物の行き返りに見える、小坪公園の中に咲いている奇妙な形をした花。
今までは、全く気が付かなかったが、ブログを始めてから物を見る目が変わり、特に最近は「ネタ」探しに苦労し、この奇妙な花を採り上げない手はないと、作品の対象とした。
この花、ナス科の一年草で熱帯アジアが原産、開花時期は6~11月で、公園に咲いていた花も、残念ながら今はしぼんでいる。
本被写体は二週間前に撮ったもので、トランペット状の花を下向きに、ダィナミックな大きさと多さには、成長力の強さを感じる。
花の形から、別名 エンゼルトランペツトともいう。
きれいな花には毒があるというが、花・葉など全草に毒があり、特に種子は猛毒がある。ただし、この毒を利用し、鎮けい薬・喘息煙草などの薬の原料にもなっているという。
作品は、ペイントフレスコ効果を用いたもの。