日々の主食です。

イラン料理の主食はナーンです。
町ではナーンを作って売っているお店をよく見かけます。
ナーンにはいくつか種類があり、小麦粉の全粒粉で作った細長い三角形のサンギョク、紙のように薄いラヴァーシュ、堅く厚みがあるバルバリーなどが売っています。
これは、サンギョク。香ばしくて飽きのこない味です。

うどん？？

アーシュ（スープ）・レシュテ（麺）といいます。
イランで昼間の断食が終わった後に食べるものです。
ほうれん草、ミント等の野菜を煮込んだスープに、焦がした玉ねぎやニンニク等をのせ、
うどんのような麺が入っています。
アパートの管理人さんが夜突然これをもってやってきて、
どうぞ、とのこと。
他の方にふるまって徳を積むということでしょうか？
ニンニクが効いていて、おいしく、ありがたくいただきました。

やめられません

左は「ズールビヤ」。
かじると、少しガリッと歯ごたえは残っているものの、中は柔らかい。
右は「バーミエ」。
外側は硬めのドーナツっぽいです。
噛むと、じゅわっと、砂糖か、はちみつなのか、油もあるのか、どろっとした甘さが口に広がります。
いずれもイランでのラマザン期間中の夜の食べ物です。

珍味？

テヘランから北西に約３００キロ強、車で５時間。
ラシュトという町に行ってきました。
この写真はその道中で見かけたニンニク満載のトラック。
ラシュトはニンニクの崇ﾐけが有名です。

ラシュトは、カスピ海に面していることから魚料理も多いです。
これは魚の卵巣を塩水に漬けた「アシュバル」という食べ物。
日本のからすみに似て珍味です。