写画へのいざない

父のブログは2005年6月から2010年4月まで、息子のブログは2014年5月から、それぞれご覧いただけます。

称名寺-2

2007-07-25 20:23:01 | 風景

    ・・・先週に引き続いての称名寺の庭園・・・

 本称名寺は、鎌倉時代に栄えた金沢北条氏一門の菩提寺で、その起源は、1267年北条実時が六浦荘金沢の居館内に営んだ持仏堂とされ、本尊には弥勒菩薩立像が安置されているという。
 本物は拝めなかったが、金沢文庫に本物と寸分異ならない、等身大の弥勒菩薩が安置されており身近に見ることができる。
 庭園は鎌倉時代に造られた庭園の中では最も美しいとされている。

 作品は先週の作品とは逆に、仁王門から右に行き、池を挟んで金堂・鐘楼を収めたもので、金堂とを結ぶ前面の朱塗りの反橋と、木々の緑のコントラストが美しい。

 この後、人工の海浜公園、野島公園に出向く予定であったが、天候と体調から次の機会にと見送った。
 帰って直ぐ、猛烈な雨が降ってきて、戻って正解であった。

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称名寺-1

2007-07-18 16:49:45 | 風景

 一度は来てみたいと思っていた場所、称名寺。梅雨の最中だったが、先週、雨の切れ間を見計らって訪れてみる。

 京急の金沢文庫駅より、海岸方面に向かってゆるやかな坂を10分程度歩くと、称名寺の入口のである朱塗りの赤門が見える。

 赤門をくぐり、石畳を踏み 暫く行くと、両側に運慶が作ったとされる金剛力士像がにらむ仁王門がある。
 仁王門を抜けると、三方を山に囲まれ、池のある静かな庭園が望まれる。

 あちこちで、爺・婆が、思い思いの格好でスケッチする姿が見られる。

 境内の左奥には、鎌倉時代の古文書や絵画をはじめとする国宝・重要文化財が収蔵されている「県立金沢文庫」がある。・・・一見要す・・・

 作品は、仁王門から左に行き、池を前面に左側に金堂、右に鐘楼を望む景観を、鉛筆・スケッチ効果を用い写画にしたもの。

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懐かしのゴルフ場

2007-07-11 20:45:03 | 風景
 

     ・・・数年前までは、年に10数回 通い詰めたクラブハウス・・・

 自宅から50km弱、朝の5時半起きで、ほぼ 15年間、良く通ったもので、単純に計算しても、150回前後は訪れたことになり驚きである。
 そんなゴルフ場も、現役を退いてからは、会員から外れたこともあり、まったく来ていない。

 今回、義父母のお墓参り(先々週に記載した)の通り道にあり、懐かしさのあまり覘いてみたものである。
 10時半を過ぎていたため、クラブハウスの玄関は静かであったが、駐車場は土曜日でもあり、満車状態であった。

 今年は体調不順で、まだ グリーンに触れていないが、秋には、なんとか初打ちといきたいものである。
 
 作品は、原版の画像をあまり損ねたくないため、ャXタリーゼーション効果を用いたもの。



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宮本武蔵

2007-07-04 20:48:59 | 愛読書より

   ・・・初めて小説らしきものを読んだのが、この「宮本武蔵」である・・・

 中学3年の夏休みに、クラスに数冊あった図書の中から読みたいものを選び、その感想を書くよう宿題があったためである。

 そんなきっかけのためか、又は、読解力が不足していたのか、感想として書いた内容も覚えていず、また、事実 印象としても薄く、「宮本武蔵」という名前と長編小説を読みきったという実績だけが残った。

 その後、30も後半ごろか、通勤の行き帰りに読書するようになり、最初に選んだのが、吉川英治の、この「宮本武蔵」であった。

 昭和11年に朝日新聞に掲載され、新聞小説として読者の反響はすごかったらしいが、今日まで多くの愛読者がおり、既に古典の域にあると言えよう。

 もう、数回読み返しているが、年齢に応じ感じ方がことなり、人生のバイブルの一つとも言える。

 作品は、武蔵(たけぞう)と又八が、若い功名心に燃えて関ケ原の合戦にのぞんだが、散々に破れ、敗軍の兵として落ちのびる途中のもので、単行本の表紙 挿絵をチョークスケッチ効果を用い写画にしたもの。

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