ゴジラ松井の年ごとの戦歴、打率・打点・本塁打の記録を見ると、巨人時代、また、メジャー移籍後も、総じて右肩上がりで、「進化する怪物」と称される所以が、ここで判る。唯、それが故にか、記録の中にきわだって突出した数値もない。
これは何処から生じたのか。・・・小生考えうるに、日本人特有の「年功序列型賃金系」の意識が、ゴジラ松井の中にあるように思えてならない。
悪く考えれば、年棒に見合った働きをし、それ以上は、次試合・次年度以降に貯えておきたいという思想である。
良く考えれば、年々前進しなければならない「進化する怪物」というファンのイメージを損なわないがための知恵か。・・・小生の穿ち過ぎか・・・
それにしても、メジャー・リーグを身近にし、我々を楽しませてくれている、功績は大で感謝々。
作品はレギュラー・メンバーでありながら、30を超える背番号をすっかり定着させた、背番号55のゴジラ松井である。
メジャー・リーグの方は、今や終盤で一番面白いところだが、こちらの「メジャーの男達」は、9月度で一先ず打ち切りとする。
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