イチローのプレーを、単純に”プロ又は職人の技”と片付けるには忍びなく、小生はその上を行く「匠の技」と呼びたい。
匠には、自分の技巧を多くの人に見てもらい、よい評判を得ようとする気持ち、即ち「匠気」の気持ちを持つという。
一見、イチローは見事なプレーをしても、当たり前のことをしただけと、感情を表に現さないが、小生思うに、それは安っぽく見せないための本人の演出で、内心は人一倍自慢し、誉めて欲しいのを待っている筈である。
左:走・攻・守の「攻」といえば「走」同様 各種の記録があるが、中でも、メジャー新人からの連続 200本安打 4年継続中のほか、まだ記憶に新しいジョージ・シスラーの年間 257安打を 262安打と84年振りに塗り変えた快挙がある。
このような数々の記録も、大事に扱われるバットとボールを見つめる真摯な姿勢から生まれるのか。
右:「守」といえば、レーザ・ビームと言われる強肩と、新しく「51エリア」という言葉まで作らしめた、広範囲な守備領域であろう。
守備はデジタルとして表すことが難しいため、記録も残しずらく、その偉大さを伝えにくいが、作品はそんな中で、今年の5月にエンゼルス戦で、4番打者の本塁打性の大飛球を、フェンスをかけ上がってキャッチするスーパ・プレーで、セーフコフィールドの観衆を大熱狂させた時のものである
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます