第41話. 気になったCM②

2017-05-22 01:09:32 | 気になったCM
湖畔人です。

CMの話題、二回目です。
たまたまですが、前話に続き樹木希林さん絡みの話です。

三井のリハウスのCM、『新しい家』編と言うバージョンで、幽霊のお婆ちゃんを演じる樹木希林さんと、その霊であるお婆ちゃんが見れてしまう孫のやり取りを描いたCMです。お母さんが故人のおばあちゃんの悪口を言うと、おばあちゃんの投げた物が飛んできます。ああいうのを見ていると、自分の場合、心の中で不平不満を思ったりしていると、どこかにブツかったり物を落としたりする事があるのですが、ああいう場面では、意外と自分担当の霊人が『オイオイ君は間違ってるだろ、そんな考え持っちゃ駄目でしょ!』なんてワーニングサインを出してたりして、なんて思えて来ます。
それと、『おばあちゃんの物が多くて片付けが大変だった』と不平を言う残された家族に対し、故人のお婆ちゃんが『あの世には何一つ持って帰れなかったわよ』と言うシーンがあり、これも霊的真実をお婆ちゃんに語らせていてとても良いなと思いました。それと、お婆ちゃんが大切にしていた植木を新居にも移して大切にしている事を孫が伝えると、お婆ちゃんが嬉しがるシーンがあり、これも現世に残された家族の故人への気遣いはしっかり故人に伝わっているんだな、って言うメッセージにも成ってるし、何か、とても良いなぁーと素直に思います。

第27話で”霊的な物が普通に受け入れられている日常”として霊的な物を描くお笑いやドラマの話をしましたが、このCMも霊的なテーマを普通に描いていて、何か、時代の雰囲気なのか、様々な方々の啓蒙の賜物なのか、出来るだけ多くの人が霊的な人生観を持って生きる事を願う一人としては、ともて喜ばしい事だと思っています。
このお化けのテーマは二回目らしいのですが、以前のバージョンは知りませんでした。とても良いので是非今後も続けてほしいです。

それにしても、前話でも申し上げましたが、全身にガンを抱え、死を意識せざるを得ない状況にいる方が、お化け役を受けるなんて、一体どう言う気持ちでこの役を受けられたのだろうと思ってしまいます。飄々としてホントにスゴイです。
多分、樹木さんとは思想的には真逆なのではないかと勝手に想像しておりますが、それでもまあ、スゴイ方だなと感嘆しています。また是非続編を見てみたいです。今後の御回復と御活躍を祈念しております。

湖畔人

第40話. 和食の世界の二人の神

2017-05-15 01:24:27 | 気になったテレビ番組
湖畔人です。

NHKは自虐史観の発信元の一つでもあり、問題が多い局と見ていますが、一方、良いドラマやドキュメンタリーを幾つも生み出している事も事実ではあります。今回は良い方のケースについてのお話です。

日曜、遅めの夕食中、何気なくNHKを見ていると、とても良い番組をやっていました。NHKスペシャルの「和食 ふたりの神様 最後の約束」と言う番組です。

ミシュランの三ツ星で有名な『すきやばし次郎の小野二郎さん』と、天ぷらのマイスターである早乙女哲哉さんのお話しです。 

20歳も年が離れている二人は、ある意味、ライバルであり、ある意味、同志でもある存在です。お互い何となく認め合うようになり、互いにそれぞれの店を行き来するようになっていった二人は、店を訪れば、大した会話をする事も無く、ただ味を確認し合います。それはまるで剣豪の真剣勝負のようであり、高い緊張感の中、言葉は殆ど交わさずに、ただひたすらに出てきた物を口に運んで行きます。食事を終えると、それは、まるで果し合いを終えたかのような、疲労と達成感と安堵感が場に漂っているように見えます。互いに道を究めた者として、また更なる向上を目指し合う者同士、互いの店を行き来する事で、食を通して、お互い尊敬し合い、刺激を与えあい、また高齢の身でもある二人は、互いの健在を確認し合っているように見えます。

二郎さんは90歳を過ぎても尚、自らを進化の途上としており、特に『こはだ』は未だに日々進化していると早乙女さんは見ているようです。早乙女さんは、二郎さんの寿司を評して、”オヤジさんの寿司は、100も200ものケア、気遣い 計算が詰まっており、自分は、そのオヤジさんの『思い』を食べに来てるんだ。俺は寿司で無くオヤジさんの『思い』を食べに来ているんだよ”と言うような主旨の事を言っておられました。達人ならではの深く真に迫る言葉ですね。

これは、あらゆる分野に通じる普遍的な言葉だな、と思いました。

相手(素材、仕事の対象、客)へのケアの積層、チェックポイントの積み重ね、それが大きな大きな違いを生んで来る。その積み重ねが、常人を神の領域へと押し上げるポイントだと思うのです。

この真理は、職人だろうが、スポーツ選手だろうが、営業だろうが、事務職だろうが、サービス業だろうが、主婦だろうが、何にでも当てはまる、普遍的な向上への道、取るべき姿勢なのではないかと感じました。

『生きている限り、生涯勉強、何度でも改善、いつだって明日が一番いい、それが生きると言う事だろう、違うか?死ぬその日まで気張っていけよ!』と言われたような、そんな気がしました。

この番組のナレーションは樹木希林さんが担当されていたのですが、全身にガンを抱える樹木さんの言葉には何か凄みを感じますし、何か真に迫るものがあり、大変素晴らしかったです。

侍の定義とは“死を常に意識しならが最大限生きんとする事”だと勝手に思いこんでいるのですが、その意味で、二郎さんにも、早乙女さんにも、そして樹木さんにも死を抱えながら精一杯生きんとする、真の侍と同じ境地を見たような、そんな気が致しました。何か神々しいし、とても格好が良いですし、何かホント良い物を見せて頂いたなー、と思わせていただけた、とても良い番組だと思いました。また是非見たいので、再放送に期待したい所です。

湖畔人

2017.05.19 加筆
2019.12.08 改訂

第39話. 北朝鮮と憲法改正、天変地異、そして渡部先生・・・。

2017-05-04 16:15:57 | ★政治 外交 歴史
湖畔人です。

挑発を続ける北朝鮮と核の脅威を許さないとするトランプ政権との間で緊張が高まっていますが、私が良く参照する保守系のオピニオン誌等は、米国の北への攻撃は時間の問題と見ているようです。でも、仮に米国による北への攻撃が実施されたとしても北への攻撃が徹底されず北の反撃を許すケースとなってしまった場合には、日本への北からの攻撃も想定され、最悪の場合、主要都市や国内の米軍基地への核攻撃、またサリンやVXガス等、多くの国民が長期的な苦しみに晒される化学兵器攻撃を受ける事態が想定されています。
本来であれば、日本もまず憲法9条を改正し、核を装備した原潜を複数保有し、核攻撃を受けた場合、北の全ての軍事施設と主要都市全てを一瞬で壊滅すると言えるだけの抑止力を持たないと全く抑止効果が出ないのですが、今やっと敵基地攻撃能力の保持がどうのとか、憲法改正支持者も半数を超えるレベルまで来ましたが、いかんせん遅すぎます。私が陰ながら応援して来た美人党首を擁する保守政党等はもう8年も前から敵地攻撃や憲法改正を訴えて来ましたが、これまで全く取り上げられてきませんでした。(今もですが・・・)こうして本当に国家存亡の危機に直面してやっと僅かな世論の変化が起きているようです。
しかもこの期に及んで憲法改正反対と言う勢力が多いのも驚きです。知っての通り、日本が憲法9条を抱え正式な防衛軍も持たなくとも平和を70年の長きにわたり保持できた理由は、憲法9条によるものではありません。日本に駐留する米軍の軍事力とその抑止効果によるものです。憲法9条は、国家の主権を脅かす敵への抵抗を制限し、国民の生命と安全を守れない、国民主権の理念に反した欠陥憲法条項です。その9条を本気で70年の平和の理由と見る勢力は、見方が甘いし、現実を直視してないと言わざるを得ません。でもそうした純粋に9条が日本の平和保持の理由と本気で信じている人達には少なくとも悪意はないでしょうが、でも9条支持者の多くは、平和、平和と言う美辞麗句を並べ立て、善意を装おいはするが、実際には、日本を丸裸にしておいて北や中国に平和裏に国を譲り渡さんとする、共産主義者、社会主義者、中朝の手先、日本の真の敵、という風にしか見えません。よって、彼らの真意を見誤ってはなりません。彼らの意見を聞いていたら、それこそ、仮に日本が北から核攻撃を受けた後であっても9条保持が必要と主張を繰り返しそうでコワイです。もし北から攻撃を受けた後も日本の国民の4割以上が9条保持を支持しているようなら、私がもし日本の神々の一人であれば、間違いなく怒り狂って日本を迷わず海に沈めてしまう事でしょう。東日本どころの騒ぎではありませんね。

自国が自国民の手によってしっかり守られ存続可能な状況を作る必要があります。自国民が、現状の自国を取り巻く安全保障環境をしっかり理解し、その安全保障環境下で自国が存続できるだけの十分な戦力を保持し、その行使を可能にする法的根拠を持ち、それを後押しする世論の形成と国民の理解の深化が急ぎ必要です。

日本は、核保有国で且つ専制国家の中朝と言う国々に囲まれた最悪の安全保障環境下にあります。トランプとプーチンと言う比較的日本の正常化(憲法改正や軍事力の保持)に理解を示しそうなリーダーがいる間に多くの手を打ち、憲法の改正と必要な戦力の獲得をし、自分で自分の国を守り、それだけでなく神意によって生まれ神意により守られて来た国として、国際社会とアジア地域に責任を持ち、アメリカと協力して地域のリーダー、守護者となるべきです。

安倍首相は、憲法の改正を2020年までに実施したい旨公言をしましたが、9条の第一項と第二項はそのままで、自衛隊の存在を違憲にしない、と言っています。9条の第二項では、“陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。”とありますので、これがある限り自衛隊の存在は違憲になるはずです。一体どう自衛隊を正当化するつもりなのか、本当に疑問です。また、 “平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した”と言う憲法の前文がありますが、日本の周辺国、特に中朝は、核兵器の開発や空母等の軍事力の増強を重ね、南シナの基地設置、核実験等、武力を背景に横暴な態度で隣国の不安を煽っています。 “平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して”という事が難しい状況が出て来ています。彼らは信頼の対象ではないはずです。その対象から外れる国々に対し、軍事的な抑止を全く発揮できない現状は大変問題であり、片手落ちと言えます。憲法が自国民を守る権利を制限しているのです。欠陥憲法です。そもそも、現日本国憲法はGHQの作成した俄か憲法ですし、この際全面的な改訂が必要なのは言うまでもありません。安倍さんの対応は、公明に気づかい、世論が沸騰するのを避ける為、本質に切り込まず、政治的な誤魔化しをしようとしているようにしか見えません。国家の一大事なのですから、もっと正々堂々と本質に切り込むべきです。あの美人党首の姿勢を見習ってほしいです。

また、喫緊の課題として、仮に北からの攻撃があった場合どうするのか?と言う点で殆ど対応が出来ていません。一部の地方自治が自主的に避難訓練を実施しているのみですが本来であれば国の主導で急ぎ対応すべきマターです。東京で被爆すれば死者が42万人、負傷者が81万人、大阪で被爆すれば死者48万人、負傷者が88万人と言う試算が出ています。一大事です。本当なら多くの世界都市が保有しているようなシェルターが多数要ります。米露も地下鉄が深くそれ自体がシェルターになっていますし、他にも数多くのシェルターを保有していますが、今更日本で新規で短期間でシェルターを多数作るのは無理ですので、日本にも数多くある地下鉄をモディファイし、シェルターとして有効活用をし、備蓄もし、避難方法等ガイダンスの確立等が、急ぎ必要です。これは化学兵器の対応も然りです。どうすれば今のインフラでも被害が最小限になるのか、マスクの配布とか、ヨウ素の配布とか、どの位地下に篭るべきとか、様々なシミュレーションを予めしておき、ガイダンスを作り共有する必要があります。騒ぎ過ぎと言う人もいますが、仮に北が簡単に片付いたとしても対中国でも必要になる措置です。この際、今のインフラでもって如何に国民の被害を最小限にできるか、その方策を練り、ガイダンスを作り、地方自治の末端まで情報の共有を徹底すべきです。

また、こうした狂気に満ちた隣国による国家存亡の危機もありますが、どうも天変地異も同時にやって来そうな気配です。弱り目に祟り目ですね。日本神道の神々の神意を受け、数千年の歴史を誇って来た日本国ですが、その日本を守って来た神々も、神意を帯びた一群の人々を介して神意を下し続けて来たにも拘らず、またその方々の意を受けて発足した政治団体が亡国の危機訴え続けて来たにも拘らず、多くの国民、特にマスコミは彼らを奇異の目で見、無視し、意見を聞かず、蔑ろにし、取り上げて来なかった、その罪に対し、どうも一定の神罰が下りそうな気配です。それも近々にです。第15話の 『天変地異と神々』でも申しましたが、神の意思を受けた一群の方々への迫害は、一夜にして大陸をも海没させるだけの反作用を生みます。今回はそこまでは行かないにしろ、それなりに大きな反作用が来るであろうと予想されます。覚悟が要りますね。

さて、こうした中、先日帰天された渡部昇一先生は、一体今の日本を取り巻く現状をどう見られているのか、もう少しご意見をお聞きしていたかったと思う事が多い今日この頃です。左翼マスコミ、自虐史観一辺倒だった時代に単身切り込み批判を繰り返されて来たその勇気と見識の高さには心から敬服をいたしますし、長きに渡り日本国の誇りを言論によって守って頂いたその御功績を今後も称え続けて行きたい、そう思う今日この頃です。今後、先生の一万分の一でもいいので、真の勇気を発揮し先生の後に続いて行きたい、そう思っております。

今後とも、高天原から、易きに流れがちな我々弱き国民を叱咤激励いただきたい、そう強く願っております。これまで、日本国と日本人を正しい方向に導いてくださり本当にありがとうございました。心より感謝致します。そして今後ともご指導の程、宜しくお願い申し上げます。

湖畔人

第38話. 諸々の世相の変化

2017-05-04 11:58:19 | ブログについて
湖畔人です。

いやー、時が経つのが早いですね。
前回の更新は一カ月前、あっという間に一カ月が過ぎました。

実は色々書きたいことがあったのですが、忙しく何も書けずに時ばかり過ぎました。
稀勢の里や高安の躍進、浅田真央さんの引退、ポールマッカートニーの来日とビートルズ、北朝鮮問題、TPP、憲法改正等々色々あったのですが、幾つかのトピックに関しては何かタイミングを逸してしまって書き難くなってしまいました。

ただ、北朝鮮問題とか、憲法改正とか、TPP等の政治マターはまだまだ行けそうですので、近々コメントしたいと思います。

それでは、また。

湖畔人