第314話.近況と世情 9月28日 諸々 ラグビーと新日本人論 & 女子バレー&香港と台湾と政治とメディアと経済界

2019-09-29 03:59:17 | ★改善・変更の要る仕組み 仕来り 風潮 法律
湖畔人です。

今週末は仕事では無いのですが、持ち帰った宿題もあり、それもまだ手付かずの為、何か今一つ落ち着かない感じでおります。

さて、でも日本は、そしてスポーツ界は大変盛り上がっておりますね。
日本ラグビー、ブレイブブロッサムズ、世界ランク2位の超格上のアイルランドにシッカリと勝ちましたね。日本中が大興奮です。前回大会の南ア戦に続くジャイアントキリングと言われていますが、でも自分は何故か不思議と勝てると序盤から思っていたので実は余り驚きませんでした。出ている選手一人一人から画面を通して伝わってくるその高い集中力と高い献身性、練習で学んだ弱点を補う為の技術力と戦術の正しい履行、そして何より勝利への強い意欲と信念が画面を通して伝わって来ており、全ての選手がとても頼りがいがある存在として目に映っていたからです。前の試合でも大活躍をした松島選手が頼りになるのはもちろんの事、田村選手、マイケル選手、流選手、トンプソン選手、ピーター選手、姫野選手、堀江選手、田中選手、他、ほぼ出場していた全ての選手が皆とても高い意識で懸命にプレーをしており皆例外なく頼りがいがあり、とても負ける気がしなかったのです。特に今回途中出場した福岡選手の活躍が目立っておりましたね。田村選手も難しい角度から難易度の高いキックを何度も決めていましたね。あの高い集中力と技術力の背景には多分人知れず積み重ねた凄まじい鍛錬の積み重ねがあるのが何か見え隠れしていて、何かとてもシビレましたね。先入観の無いラグビー素人の自分等から見ると、アイルランドに地力でも優っているのではないのか?と思ってしまう程、今日の日本チームは強いチームにしか見えなかったのです。個の馬力では負けてしまうでしょうがタックルも常に二人で対応していますし、弱点を補う対策はしっかりと取られており、それが日頃の厳しい練習から染みついている感じが画面を通して伝わって来ましたね。それに今の日本代表にはニュージーランドや豪州や南ア出身の大柄の白人の方々やトンガやニュージーランド等マオリ系の大柄な選手も多数いらして、力で押し切られる場面も、あまり見られなかったような気がします。いや寧ろ力強さでも日本チームが勝っていた場面が多かったようにも思えるのです。やはり外国人選手の存在がブレイブブロッサムズの強みですよね。
彼らの多くは外国籍ではあるのですが、でもラグビーの世界では一度ある国の代表になるともう二度と他国の代表にはなれない仕組みですので、彼らは日の丸の為に戦う事にある意味”腹を括った”存在であり、その意味で彼らは真の日本の代表、真のサムライ達なのです。ですから、彼らの存在に深く大きな敬意を払うべきであって、彼らを心から応援すべきですよね。と言うか日本の皆さんは既に何故かそれが自然にできているようで頼もしいです。良い事ですね。こうした外国から来た真のサムライはホント大歓迎ですし、これはまるで日本の未来を見るようだな、と思ってしまうのです。

できれば、日本の歴史や皇室を含め日本を愛し日本が戦争になった場合には日本の為に戦争に参加出来る事を誓える人達を新しい日本人として大いに受け入れたいと思うのです。そうした条件を呑める新日本人に多数日本に来ていただき、日本人になってもらい、日本で結婚していただき、未来には沢山の大阪ナオミさんやダルビッシュ有選手や八村塁選手やサニブラウン選手やケンブリッジ選手や高安や御嶽海の様な沢山のスポーツヒーローがいるような、そんな日本になるととってもイイな、なんて心から思うのですがね。または、モデルでもハーフの方々は美人揃いですし、道端姉妹とか、谷まりあさんとか、長谷川潤さんとかね、他にも沢山頭がよくて綺麗な人達が沢山いらっしゃいますよね。そんな新しい日本人がドンドン増えて行き、彼らのもう片方のルーツ国とも仲良く出来るとイイなーと心から思うのですがね。と言っても、中韓朝と言う反日国からの移民は既に多過ぎですし、日本を恨む永住者をこれ以上増やしてもしょうがないので、反日国からの移民は制限すべきと思いますけどね・・・。

ブレイブブロッサムズのキャプテンもニュージーランド出身のリーチマイケル選手です。彼は日本に帰化し今は正真正銘の日本人ですが、彼の精神的態度はある意味だれよりもサムライのように見えなくもないですね。トンプソン選手も然りです。ホント頼りになる侍です。彼らみたいな人達には出来るだけ多く日本人になってもらいたい所なんですがね。ホント大歓迎です。彼らのような人達に沢山来ていただく為には、日本がどういう国であるかと言う説明と、日本が新日本人を大募集中であると言う事実をしっかり海外に向けてアピールする取り組みが要るかと思います。そうしたメッセージを国としてしっかり出して、その為に予算をしっかり取って世界中でそうした広報活動をする必要があるのではないかと思いますね。外務省は中国人に対するビザ発給要件の緩和とか言って、自らチャイナマネーの奴隷、観光客を政治利用される状況に自ら追い込もうとする頓珍漢な事ばかりせず、そう言った真のサムライに日本に来ていただく為の広報活動をしっかりすべきかと思います。(まぁ無理か?政府も外務省も日本の為には働かない主義でもお持ちじゃいのか?としか見えないような事ばっかりしてきたしね。日韓合意とか、いらん事ばかり、中国包囲網の為のロシアとの平和条約締結なのに北方四島の話ばかり出してちゃどうにも進まないでしょ?経済的に取られっぱなしにならないルールを決めたら、しっかり両者で稼げるようにして、東側みっちり共同開発すればいいのにね?彼ら、何のために存在すんだろうね?中国に変なサインばかり送ってホント意味不明です。)

さて、女子バレーも連日の活躍のようですね。嫁が大ファンで色々と説明してくれるのですが、ランキング一位のセルビアに逆転勝利し、今日もアルゼンチンに勝ったようです。イイですね。負けが続いていたようですが、ここに来て段々と盛り返して来たようですね。みんなスポーツ界は盛り上がっていますね。素晴らしい。

さて、9月も後僅かですが、以前も言った通り10月1日は国慶節でして北京では軍事パレードがあり、それまでに香港のデモ隊を片付けろと北京政府から指示が出ていると言う噂があると以前話しましたが、デモ隊に何か起きなければ良いなと祈るばかりなのです。今日も香港のデモ隊はデモを実施しましたが日本のメディアはまた香港デモ隊が暴力的な行為をしていてしょうもない的な報道しかしませんが、普通選挙の実施を求めて今後も彼らは抗議を続けるし、市民も支持をしていますね。本来、普遍的な価値を共有する西側諸国は香港のデモ隊を支持し守るべきですが、何らかのアクションを起こし実質的に彼らを守れる力があるのは今はアメリカしかおりませんね。その香港と香港に似た境遇にいる台湾を同時に中国から守らんとするトランプさんは、今はウクライナの件で弾劾騒ぎに陥っていますね。民主党は何処の国でもどうしょうもない存在ですね・・・。今アメリカでは共和党のマルコルビオ議員を中心に香港と台湾を同時に守る法律を通す動きがありますね。香港に対しては、”香港人権・民主主義法案”を通そうとしています。これは、香港政府が、香港住民の自由と人権と自治を守っているかアメリカはこれから厳しく注視するし、もし守っていないと判断した場合にはこれまで与えていたビザ発給や関税等の優遇措置を止めてやるぞと言う脅しの法案ですね。これで香港政府と警察がデモ隊にしている非道な暴力行為はその制裁の対象になる為デモ隊達は守られ易くなりますね。また、香港での基本的自由の侵害に責任があると認定された中国本土の当局者も資産凍結など制裁措置の対象となるので、北京の幹部達も天安門みたいな弾圧がしにくくはなりますね。この”香港人権・民主主義法案”は既に25日に米上下両院の外交委員会で可決され、この後両院の本会議でも可決される見込みですので、後はトランプさんがサインすれば法律化される運びですね。乞うご期待です。
台湾に対しても、台湾との国交の推奨と台湾の国家承認を促し、且つ台湾と断交するような意地悪な国(ソロモン諸島のような)に対しては制裁を課すと脅す法案”台北法”を通そうとしています。この法案も既に25日に米上院の外交委員会では可決されました。アメリカはこれら香港と台湾を守る為の動きを見るだけでも偉大と言えるかと思うのです。やはり立派なリーダー国と言える存在ではないかと思うのです。

そして日本政府はどうか?ですが、100万人を超えるウィグル人を強制収容し虐殺を繰り返し臓器売買をするという非人道的な行為を繰り返す人権侵害国家の中国政府のトップを国賓として招く準備が万端だそうで、その国の国民のビザを簡略化させ、更に中国人観光客の呼び込み、更に関係強化を図り、自ら進んで某国の経済奴隷にならんと決意しているようです。皆さんどう思われますか?こんな政府?自分は嫌ですね・・・。

数少ない親日国の台湾を裏切り中国に付き、台湾を無視、日式と呼ばれる日本製品で溢れる親日の香港市民が助けを求めているのに無視を決め込み中国に気遣いデモ隊を無視しています。こんな政府どうですか?韓国にだけはまともな対応を取っていますが、他はグダグダでどうしようもないです。ロシアも含めてね。(また韓国に甘い顔をして余計なスワップなどしたら皆さん絶対に許してはならないですよ・・・ホントね)

でも、政府もマスコミが動けば動かざるを得なくなるのです。その意味で、マスコミもピンボケしておりダメなのでしょう。何故人権侵害の中国にウィグルと台湾と香港を開放せよ、彼らに自由を与えよ、人権侵害を止めよ!とテレビも雑誌も新聞も何故言えないのか?何故言わない?あなた方に正義はあるのか?存在意義はあるのか?自らの胸に問いかけて欲しい。マスコミがちゃんとしていれば、政治も動くんです。政治がダメな時はマスコミの批判の物差しが曲がっているか短いか何かオカシイのです。良く自覚し、反省し、改善頂きたい。人類には言論、信教、表現、結社他の自由権を含む基本的人権の尊重と自分達の代表を自分達で選ぶ民主主義とか、普遍的な価値があるでしょう?それを守る事の方が金儲けより大事だとまだ判らんのか?と言う単純な問いなのです。その優先順位が判れば中国に言うべきを言い、改善を促し、香港、台湾の自由を守り、ウィグル人の解放を促すでしょう?それをマルコ達にフェーズを合わせて盛り上げなさいってことを言っているのです。それが出来ているメディアはあるにはあるけど、残念ながら彼らの力と影響力はまだ小さいのです。世論を形成できるメジャー達がそれをやらないでどうすんの?って言う話です。政治家がクズでもメディアがギャーギャー騒げはその方向に政治も動くのです。この国の政治がダメなのはメディアに正義が無いからダメなのです。是非御自覚頂きたい。

更に言えば、経済界がダメだからメディアもダメなんだと言う事です。その経済界の広告費で飯を食う新聞もテレビなどメディア達が経済界に気を使って中国を厳しく批判出来ない今の状況が問題なのです。政治も票と言うエサでつられて経済界の言いなりになりポチと化しているからダメなんです。経済界が社会を牛耳り、言論と政治が抑え込まれ社会から正義が消え、日本と言う国自体がお金至上主義に陥っているのが問題なのです。現代のバール信仰ですね。経済に道徳が要ると言った渋沢栄一翁が今一万円札の顔になったのも何かの縁です。儲けより正しさ、正しさからの繁栄を追求する企業の出現が求められますね。中国にもNOと言える企業達の出現、そしてその会社達が強くなることを求めたいし、日本人にはそうした倫理企業達を応援し育てるつもりで購買を推進して欲しいし株も購入して欲しいと思うのです。その意味で中国とべったりのトヨタには?しかありません。最強の日本企業とながらく尊敬しておりましたがね。ちょっと見方を変えつつあります・・・・。では。

湖畔人

第313話.近況と世情 9月24日 諸々 異常気象 環境問題 環境相 各種スポーツ

2019-09-24 02:25:25 | よもやま話,雑感,最近思う事
湖畔人です。

また今週末も連休と言うのに仕事でした。ちょっと疲れ気味です。

台風は去りましたが、東日本まで防風雨が覆って来ていましたね。まあ、天意でしょうね。しかし房総半島は本当にお気の毒様ですね。非常用電源の多くが現地にあるのに全く活用されてないとの事。危機管理、何もない時からの有事に向けたシミュレーションが大事と言う事になりますね。国防も一緒です。
それにしても、この天候の荒れ具合は天意の現れでしょう?増税への不満、香港無視への不満、ロシアとの折り合いのつけられない決断力のなさへの不満等々、色々あるでしょうね。最近は台風のルートも日本と韓半島の間を通るルートが多いように見えますね。韓国へも反省を促しているのでしょう。韓国との関係の冷え込みで観光地やゴルフ場や航空会社が減益とか言って騒いでいますが、でも安易な妥協はいけませんよね。いわれの無い嘘で先人達や未来の子供達が愚弄される事にはNOを突き付けねばなりませんね。そこには一切の妥協があってはならないと思うのです。慰安婦もウソだし、徴用工もウソ、竹島もウソです。それらに関しては、我々日本人の見解としては、あなた方の主張はウソであり、全く180度違った見解を我々日本人は持っており、それらには証拠もあり、相当憤っている。それら嘘で天皇や英霊や日本国や日本人を愚弄されるのはもう許せない。直ぐに止めるべきだ。嘘の慰安婦の主張を止め、嘘の徴用工の主張を止め、判決も取り消し、日本に謝罪をしなさい。そして竹島から軍と施設を撤去しなさい。そして輸出管理の件も論点をはぐらかさず、しっかりと戦略物資の横流しが無かったと日本政府の全ての問いに答えなさい。それができずに一体どうやって国家間の関係性を正常化出来ると言うのか?それまでは国交の正常化は難しいと思いなさい。と、言うべきでしょうね。お金の為に心まで売ってはイカンのです。韓国とは長丁場になると心得ましょう。北だってそうです。慰安婦、徴用工、竹島、彼等とも揉めるでしょう。簡単に妥協してはならないのです。しかも非核化が大大大前提ですよね。当然です。

さて、先程台風の話をしましたが、こうした異常気象は日本だけの話でなく、アメリカでも5つのハリケーンが同時発生したり、バハマでも大きなハリケーン被害があったり、メキシコも然りだし、欧州でもスペインでは100年に一度の大洪水が起きてバレンシア地方が大被害を受け、水没した街もありますね。一方ではロシアでは9月だというのに各地で雪が降り始めています。まぁ所謂異常気象ですね。そうした状況を受け、スウェーデンの16歳の環境活動家グレタ・トゥンベリさんが国連で演説をしましたね。温暖化対策を世界に促すスピーチです。また世界26カ所でトゥンベリさんの様な中高生主導の抗議デモが行われ一説では計400万人超が参加したと言われていますね。子供達は温暖化に大きな関心を寄せています。でも、温暖化と二酸化炭素の排出量の関係性には懐疑論も多く、本当に二酸化炭素が異常気象の主原因なのか本当の所は分からないのが真相です。中々悩ましいです。ただやれることを各自やるべきですね。

一方新しい日本の環境相、小泉進次郎氏も国連でスピーチをしていましたね。滝川さんと一緒になって幸せの絶頂かと思いきや色々と批判も多いようです。松本人志さんにも批判されていたようですし、中々アンチが多そうですね。脱原発を掲げ、一方で二酸化炭素の軽減も口にする彼は、原発を減らすなら石油比率を高めざるを得えない=二酸化炭素の放出量が増える事と言う矛盾への具体的策を示してはおらず、中々自分で自分のハードルを上げてしまっている感が否めませんよね。先日、前、原田環境相が汚染水の放出を発言したことに対し進次郎さんは何故か早速謝罪をしていましたが、これにも批判が多いですね。汚染水は十分にろ過されており、一部トリチウムだけが取り切れていないようなのですが、このトリチウムの人体への影響はかなり小さくて放出して海水で希釈するという選択肢が世界中で取られているようなのです。日本に福島の海水が危険とイチャモンをつける韓国ですら日本の6倍とか8倍とか言われる量のトリチウムを含む汚染水の放出を日本海で過去やって来たようなのです。ですから、ここで謝ってしまうと、後で放出しようとしても、し難くなってしまっています。彼の発言=政府の正式見解となるので、彼は自分で現実的な解決策の扉を閉ざしていしまっている事になるのです。それは余りに勉強不足だ、とか、首相の器ではない、とか散々の言われようですね。プラスチックゴミの軽減政策自体は良い事だと思いますがね。中々皆彼を見る目が厳しいので、彼には良きブレーンが要りますね。でないと、早々に潰れてしまいます。

さて、そんな日本ですが、スポーツ界だけは素晴らしいですね。
まず、日本ラグビーチームは松島選手他の大活躍で初戦を見事な勝利で飾りましたね。
女子ゴルフの渋野さんも大逆転でデサントレディース東海クラシックで勝利しましたね。突然シンデレラとなって動揺も見られましたが、段々と受け入れ伸び伸びとやれ始めているようですね。
こちらも突然シンデレラになって暫く動揺をしていた大阪ナオミさんですが、こちらも地元大阪の東レパンパシフィックで見事な勝利でしたね。彼女も、彼氏を作ったり、敵である相手が負傷すると介抱をしたりと相変わらずのイイ人っぷり、マイペースぶりでして、何か伸び伸びとやれているようですね。でもまぁそれが何より一番かと思います。
他、F1のホンダも思ったよりは強くはなってはいないけどTOP3の一角はゲット出来たようですね。今後に期待をしたい。
また、新体操団体のフェアリージャパンも世界選手権の種目別ボールで団体で史上初の金メダル、フープ・クラブで銀メダルをゲットしたようです。もう15年近くやっている強化戦略がやっと形になったようですね。長い間の忍耐、報われてホントよかったですね。
バトミントンの桃田選手がまた勝利したようですね。ホント凄いです。
貴景勝とダルは、ちょっと不運でしたね。彼らには運が要りますね。彼らに神の御加護を。

いずれにせよ、スポーツ界は素晴らしい。
ホント我らの誇りです。

湖畔人

第312話.近況と世情 9月15日 続・香港

2019-09-15 09:32:28 | よもやま話,雑感,最近思う事
湖畔人です。

週末は連休と言うのにずっと仕事です。残念ですね。

香港は相変わらず燃えていますね。国慶節までもう後半月、それまでに何か酷い事が起こらないかとっても心配です。北京は建国70周年にあたる10月1日の国慶節(建国記念日)までにデモ隊を一掃するなんて言っているようですのでね。それが事実とすると色々機会を伺っては大規模なデモ隊への軍事的な鎮圧行為がなされる可能性がありますね。

一方、日本のメディアを通すと香港のデモ隊は暴徒と化しているなんて言う報道のされ方が多いですが、かなりバイアスの掛かった中国政府寄りの報道ですね。恥ずかしい限りです・・・。XXですね。

一部の民放では香港警察の逸脱したデモ隊への攻撃を非難していましたが、そうした報道はかなり少数ですね。でも実際に現地に足を運んだ方々の意見を聞いてみると、どうも香港警察が不当な暴れ方をしてデモ隊に危害を与えていると言う見方の方が正しいようですね。香港警察は北京の意向を受けてデモ隊に常軌を逸した攻撃を与え、恐怖感を植え付け、デモ行為が如何に無益で、如何に大勢に影響がないか教え込もうとしているようですね。香港の警察は所謂権力のXXと言うやつになり下がっていますね。でもデモ隊は香港市民の強い支持を受けており、警察も北京もそう簡単に攻略し切れないでしょう。人口700万人の香港で200万人がデモに参加する高い支持ぶりです。3人に1人が逮捕されるリスク覚悟で政府と北京に抗議をするデモに参加をしているのです。逮捕された若者を守らんと警察に抗議する老人がいたり、交通機関を止められ脚を失ったデモ隊を一般市民が自家用車で市内まで運ぶボランティア活動が自然発生的に行われたり、香港市民はデモ隊と共にあるようです。ですから、そう簡単には北京と香港政府の思い通りにはならないでしょうね。

では、何故そこまで香港のデモ隊が頑張れるのかと言えば、今香港らしさが消えようとしているからだと思うのです。香港らしさとは香港にある自由、自由と民主主義ですね。旧宗主国であるイギリスが残した良き遺産、自由権を含む基本的人権の尊重と民主主義が香港らしさであって、その自由と民主主義が実質風前の灯火だから彼らは怒り立ち上がったのです。その香港らしさ、香港の自由と民主主義を殺す最後の一手として香港市民に突き付けられていたのが『逃亡犯条例の改正案』だったのです。この逃亡犯条例改正案で北京政府と香港政府が何をしようとしていたかと言うと、香港に入った人間(現地人、外国人に拘わらず)の中に、中国共産党政権にとって都合が悪い、中国共産党を批判したり、反抗する存在がいた場合に、中国政府が”その人間は危険人物であり犯罪人であるから捕まえるべきだ”と香港政府に依頼すると香港政府はそれを受けてその人間を捕まえは北京に輸送すると言う事が出来てしまう法律だったのです。よって香港にいる人間は誰も中国を批判する事が出来なくなってしまうと言う事になるのです。よって中国がどんなに不正を働いても、それを指摘すると捕まって中国に移送され監禁され場合によっては虐殺されてしまう事になりかねないのです。これは、言論の自由、報道の自由、結社の自由、思想、信仰の自由が、中国政府による恐怖支配によって禁じられる状態が現れる、と言う事になるのです。所謂自由の死ですね。この法律が通ると香港の自由が終わり、香港らしさに終わりが来るのです。

そもそも数年前に雨傘革命が起きた理由は、元々香港が中国に返還された際に英中間で取り決められていた一国二制度の50年間の保持と、2017年から自分達のリーダーを自分達で決める普通選挙の実施が出来るように成ると言う約束が、北京政府によって反故にされ、北京の息の掛かった人達しか香港のリーダーに選ばれなくなってしまったからなのです。それにより香港の民主主義に死が宣告され、それに怒った香港市民が雨傘革命を起したのです。その革命では香港市民は破れ、香港の民主主義は死を迎えたのです。そして今回の『逃亡犯条例の改正案』で自由まで失い、香港らしさが完全に消失する一歩手前だったのです。だから香港市民は怒り、このデモを起こしたのです。
キャリーラムは逃亡犯条例の改正案の撤回を示唆しましたが、それでもデモ隊はデモを止めずいます。その理由は、香港らしさの基本である自由と民主主義を完全に取り戻したいと言う香港市民の強い願いがあるからです。そのためデモ隊は5つの要求を香港政府に突き付けています。その5つの要求とは、まず一つ目は既に実現した逃亡犯条例の改正案の撤回、二つ目はデモ隊の市民活動を『暴動』として扱う警察と政府の見解の撤回、三つ目はデモ参加者の逮捕や起訴の中止、四つ目は、警察の暴力的制圧の責任追及とその外部調査の実施、そして最後の五つ目は民主選挙の実施です。これらすべての要求を香港政府に突き付け、これら全てが得られるまでデモは止めないと言っているのです。

彼らの願い全てが叶うのか分かりませんが、香港市民の殆どはデモ隊を支持していますし、デモ隊のリーダー達は国際社会を巻き込み、彼らの後ろ盾を得、中国政府に対峙しようとしています。
デモ隊のリーダーの一人であるジョシュアウォンはドイツの外務大臣と会っていまね。アメリカでは、香港人権民主主義法が制定されようとしています。これが通ると、香港の自由を脅かす行為や存在に対し罰を与えられる事が出来るようになり、香港や北京の政府高官の資産凍結や入国禁止等が出来るように成る為、北京政府によるデモ隊の武力鎮圧等がし難い状況が出現するようになるのです。自由の創設の為の革命が今、世界規模で起きようとしています。本当にスゴイ事ですし、感動しますし、シビレます。でも日本政府は蚊帳の外、多分何もしないでしょうね。ホント情けない限りです・・・。

日本のメディアが偏向的に暴徒と報道するデモ隊は、実際には誠実で真摯です。いつも参照する保守系のネットメディアも香港の状況を動画でアップしていましたが、ホント彼らの悲壮な覚悟と決意には心を動かさざるを得ません。

“Liberty or Die!”
“Stand with Hong Kong!” 
“Fight for Freedom!”

彼らの叫び声が耳から離れません。

日本もそろそろ香港の人々を支持し支援すべき時が来ているのではないかと思います。政府が動かないなら一般人が草の根で動くしかありませんね。
デモなどがあれば積極的に参加すべきです。
私の推し政党も近々デモを行うようです。
私は仕事で行けませんが心は共にあります。

Fight for Freedom! Stand with Hong Kong!

Yes, we will! ですね。

私も、心から香港のデモ隊を支持し応援したいと思います。
香港ガンバレ!香港加油!

それでは、また。

湖畔人

第311話.近況と世情 9月8日 ほっとタイム,台風,香港,UK,池江さん

2019-09-08 23:53:50 | よもやま話,雑感,最近思う事
湖畔人です。

もう秋ですね。まだ9月に入って10日も経ってはいませんが、それでも夕方6時になるとかなり暗くなってしまいますね。湖畔散策も時間を繰り上げないと行けません。

『かんさい土曜ほっとタイム』が終わって半年過ぎましたが、未だに週末が来ると『かんさい土曜ほっとタイム』関連の過去の記事にアクセスがあります。まだ、番組を復活を願う方が多いのでしょう。NHKも考えた方がイイですね。野球でどの位拝聴率が取れているのか知りませんが、スポンサーは国民なんですから、国民にどういった番組を聴きたいかアンケートを取って国民の意向を番組制作に反映すべきです。そこで『かんさい土曜ほっとタイム』のファンが如何に多い事か知ることになるでしょう。ラジオだって国民から取る受信料を予算に番組を作っているはずです。受信料を取ると言うならオーナーの国民の意見を良く聞いて頂きたいですね。

さて、台風が来ていますね。何かメッセージがあるのでしょう。一つは朝鮮に向けて行きましたね。これは韓国に反日も大概にしろ!と言う事でしょう。もう一つは今晩東京に向けて来ています。消費税増税も不満でしょうし、北方四島の返還は脇に置いてでも、対中国対策と割り切ってロシアとは平和条約を結びなさい、と言う事でしょう。それと、政府は香港に対しメッセージを発しなさい、デモ隊と共にあると何故言えない?と言う事なんでしょう。ホントですよね。

その香港ですが、キャリー・ラムはとうとう逃亡犯条例改正案の撤回を表明しましたが、デモ隊は全く納得していませんね。まぁ当然ですね。自分達の代表を普通選挙で選べない現状ですから、一国二制度は無いに等しいですからね。ただ、彼等だけではどうにもならないのも事実、だからこそ、心ある世界の大国達が一国二制度の徹底を中国に対し要求し圧力を強めねばならないのです。アメリカはやるでしょう。ドイツもやっていますね。イギリスは旧宗主国として本来やるべきですが、ボリスさん自身が苦戦中ですね。日本も当然すべきですが経済界に頭が上がらない政府は文句を言うどころか国賓で習氏を迎えると言っている始末です。その人権音痴ぶりは蕁麻疹が出る位心の底から恥ずかしく嫌悪感が止まりませんね。

さて、その苦戦しているUKのボリスジョンソンさんですが、ブレグジット延期法案は通ってしまうし、弟を含む閣僚が次から次へと辞めてしまうし、もうこうなったら解散総選挙だ!と言うも野党がのってこないし、もう打つ手がない状況です。何とか難局を乗り切り無事EUと手を切りトランプさんの右腕に成ってもらい、香港の守護者となって頂きたいですね。頑張って欲しいです。

あと、今週、水泳の池江璃花子さんが自分の所属する日大の応援の為にインカレの会場に現れて、活躍した同校の男子100メートルバタフライの石川選手が優勝インタビューで池江さんについて言及すると池江さんは直ぐに堪え切れずに涙を流されていましたね。これだけ感受性の強い彼女が長きに渡り国民の期待に応え続けようと水泳界のスーパーウーマンを演じ続けて来た訳ですから、こうした状況は彼女にとって素人の我々の想像を絶する位の途轍もない心理的負担を与え続けていたのかもしれませんね。そうしたプレッシャーも今の病の原因の1つになっているのかもしれません。何れにせよ、回復した際には、記録もメダルも一旦忘れて頂いて、ただただ水泳を楽しんでいただけたなら、と思いますね。それが多くのファン達の願いでもありましょう。兎に角、まずは病気を完治して頂きたいですね。頑張って病に打ち克ちまた元気な笑顔を我々に見せて頂きたいですね。応援していますよ。

今日から相撲も始まりましたし、楽しみも増えますね。では、また。

湖畔人



第310話.気になった音楽(81)&(82)&(83) 夏の終わりの曲② The Beach Boys 『All Summer Long』&『Surfer girl』,大瀧詠一『ペパーミント・ブルー』

2019-09-01 02:47:08 | 気になった音楽
湖畔人です。

今回も夏の終わりを感じさせる曲を三つ紹介させていただきます。

まずは、The Beach Boys 『All Summer Long』です。
この曲は、ジョージルーカスの初期の映画『アメリカングラフィティ』のエンディングでも流れる曲ですね。この曲も、楽しかった夏が終わってしまうのを惜しむ曲ですね。歌詞の中ではホンダの名前が出て来ますが、60年代のアメリカではホンダのカラフルなミニバイクが大流行して皆気軽に足代わりに使っていてビーチボーイズの面々も楽しかった夏休みの必須アイテムとしてホンダのバイクを歌詞に入れてくれていますね。ちょっと誇らしい気分です。

次もThe Beach Boysで 『Suffer girl』です。サーファーの女の子に恋して君は愛しのサーファーガ-ルとひたすら繰り返し歌う綺麗なコーラスのビーチボーイズらしい曲ですね。自分は今は湖畔に住んでいますが嘗てガキの頃は海岸沿いに住んでいて、近所はサーファーのお兄さんやお姉さん達が沢山いらしてビンテージのビートルやカルマンギアにサーフボードを載せて走る姿はエライ恰好が良かったものでしたが、お盆を過ぎると海水浴の客も大分減って来てビーチも段々と閑散として来るのですが、同時にそれはウェットスーツを着たサーファー達がビーチを占有することを意味していて、段々とサーファー達が集まり始めるようになるのです。8月末以降は完全にビーチはサーファーズパラダイスですね。当時、彼らが聴いていたのがビーチボーイズ等アメリカンオールディーズや山下達郎さんや大瀧詠一さんの曲を多く聴いていた気がしますね。後はAORですか・・・。彼らが纏っていたコパトーンの香りも何か懐かしく思い出されますね。

さて、夏の終わりを感じさせる曲の最後の曲もそのサーファーの皆さんが聴いていたアーティストの一人、大瀧詠一さんの曲で『ペパーミント・ブルー』です。歌詞は松本隆さんでして、これはもう嘗て二人が在籍したバンド”はっぴいえんど”の同窓会のようなもんですね。この曲の松本さんの歌詞と言えば"眠るような陽を浴びて 君はブロンズ色 南向きのベランダで海を眺めている・・・"とか、"波は時を砂に変え 寄せる・・・やさしく・・・そんな風にぼくたちも愛せたらいいのに 水のように透明な心ならいいのに・・・"とか、もう完全に松本隆の詩の世界観、松本ワールドが炸裂しておりスゴイです。作詞の松本さん、作曲の大瀧さんと言うそれぞれの分野における二人の天才の相乗効果が起きていて、彼らの才能の煌めきが眩いばかりに詰まった一曲に仕上がっておりスゴイです。ホント名曲だと思います。
一時期の松田聖子の曲も担当していたこの御二人のソングライティングチームですが、その後も共作を重ね名作を多数世に送り出して行きましたね。後日、プロジェクトとしての松田聖子論とか日本のポップス界の源流の一つとしての"はっぴいえんど論"とかも、いつかやってみたいな、なんて思っております。

それでは。

湖畔人