第246話. 近況 維新は保守?

2019-03-31 15:19:44 | ★政治 外交 歴史
湖畔人です。

寒いですね。

そして明日には新元号が発表になりますね。ブレクジットも大詰め。時代の変わり目ですね。

日本では、統一地方選の前半戦が行われており、特に大阪府知事と大阪市長のダブル選が目立っています。タレント性では維新でしょう。でも、何か維新の党には引っ掛かるものがあるんですよね。

慰安婦像問題でサンフランシスコ市への強硬態度はイイですし、一見保守風ですけど、一方、地方分権、道州制導入を推奨しており、元幹部の橋下さんの言う事を聞いてみると沖縄に対し親中路線と独立を推奨しているようで、何か恐ろしいですよね。
彼らの願いが実現すると、嘗ての江戸幕府と同じくそれぞれの藩でそれぞれに主権を持つようになり、国としてのまとまりがなくなり、それぞれの州で別々の外交方針を持つようになり、親中で中国の属国のような州が出て来たり、朝鮮半島と懇意の州や、ロシアと懇意の州と、アメリカよりの州と、まあ国がパラバラになり、その内、それぞれの州が独立を主張し始め、しまいには内戦が起きて日本が内部から分裂し崩壊し壊滅となりそうです。別に反日左翼及び共産党が頑張らなくても、保守と思っていた維新によって国家が解体されてしまうでしょう。コッチの方が警戒が薄い分恐ろしいのです。維新は基本NGだと思いますね。

ただ、霞が関に全て任せっぱなしの状態から脱却せよ、と言う主旨があるのであれば、その点は同意できますね。嘗ての朝鮮の両班と同じく弊害の方が大きくなっているかもしれませんし。霞ヶ関には厳しいウォッチャーが要りますね。外部からの厳しい監査が要ります。内部告発もしっかりやって貰って膿を出さないといけない感じですね。今色々不祥事が出ていますが、外部から厳しく評価、監視される状況にならないとやりたい放題になり、色々と闇の部分が生まれ始めるので、当然こうなりますよね。大蔵省も経済が判らないみたいだし、消費税上げる度にこれまで二回も景気の腰を折って税収を減らしているのに、また同じことをするみたいです。消費税の比率を上げれば税収が増えるなんて、そう言う単純な掛け算だけでしか未来の税収の想定が出来ないみたいです。増税の結果冷える景気とか消費者心理とか全く無視ですよね。その心理こそが景気を後押しする風の正体なのにね。任せていては危険では?もっと経済を分かる人の意見を取り入れてはどうですか?特にトランプ政権の減税、規制緩和路線は成果を上げています。それらの評価が固まったらすぐに取り入れないといけないですよね。
でも、何より、日本に不足しているのは、国の根幹、国の骨子としての国の将来ビジョンですよね。国家の未来ビジョンを描ける人を広く募るべきです。そのあるべき論が無い状態で付け焼刃的に政策をランダムに実行するからダメなんです。今後50年、100年、日本はどう言う立ち位置でやって行くべきなのか、そのグランドデザイン、骨子をしっかり作り共有され、後はそのコンセプトに基づいて枝葉は決められて行くスタイルを取るべきなのです。
まず、思想的ベースとして、東洋的な信仰感を持ち、神仏を敬う心を尊び、人間神の子の思想や転生輪廻の思想、なした事に責任が伴うと言うカルマの思想を共有して、そしてその上で、自由、民主主義、基本的人権の尊重、法の支配等、世界で共通言語となっているような普遍的な考え方を尊び、それらを共有できる国達、米国等の国々と連携、絆を深め、そして正直で誠実で勤勉で清潔で勇気と和を尊ぶ国民であろうとする国民であり、個人も地方も国も、元々持っている素質、素材、自然、歴史、文化を全て有効に活かし切り、与えられたものを最大限活かそうと努力すべきです。そして自分達の出来る範囲で、自国と周辺国への良い影響を及ぼさんとし、責任感を持って経済力、発言力、武力で持って、それらのエリアを守って行く責任を果たすべきです。
私は私が尊崇する宗教家の提供するビジョンが一番シャープで素晴らしいと思っています。後は少しその思想をうまく現実にアダプトできさえすれば良いと思うのです。
国政であっても、外部のコンサルタントの意見を多方面から広く集め、取り入れて行くべきと考えます。PPPを国政に入れても良いと思います。
ただ中央の官僚機構に変化は要ります。彼等にも批判と外部評価に晒されるべきで、人材も外部から出たり入ったり行き来出来る競争環境に置かれるべきと考えます。一度入ったら、後は生き残りを掛けたサバイバルゲーム、出て行く人は天下り、なんてやめてもらって、広い視野を持ち社会経験が豊富な外部の優秀な人材を取り入れ、もっと人の出入りをアメリカみたいに活発にすべきです。
とにかく、人間皆神の子の思想をべースに、やるべき事は全部やった、与えられたものは全て活かし切った、と言えるところまで、個人も、地方自治体も、国も頑張るべきなんです。
でも、地方分権は絶対にダメです。危険すぎます。これだけ反日的な世論が強い今の日本でそれは自殺行為です。だから維新は今のままならNGですね。地方選ではその辺りよく考えて投票頂きたいですね。
でも何よりまず国家ビジョンです。そこの確立から始めねばいけません。
それは、それが出来る人を連れて来るしかありません。私は、美人党首率いる真の保守政党が適任だと思いますがね。皆さんはどう思われるのでしょう?では、また。

湖畔人

第245話. 近況 つまらない土曜日 スポーツあれこれ そしてロッケンロール

2019-03-25 00:45:01 | よもやま話,雑感,最近思う事
湖畔人です。

今週末は何か物足りない感じでしたね。何か欠けてるなぁーと感じるのは、大好きな冬鳥、タゲリ達が日本を去ってしまって湖畔の田園風景から消えてしまった事、それと、大好きだったラジオ番組、佐藤誠さんの司会のNHKのラジオ番組『かんさい土曜ほっとタイム』が終わってしまった事、多分、その二点が、この物足り無さを感じる最大の理由なんだと思っています。まぁこうなる事は判ってはいるのですが、未練たっぷりなので、全然成仏できていません。もう暫くの間、このタゲリロス、ぼやせんロスに苦しむ事になりそうです。昨日は、忙しいお陰で少しは気が紛れた気がしましたが、でも、やっぱり寂しいものは寂しいものです。

腑抜けな自分とは違って、スポーツ界は色々と賑やかでしたね。
特に氷に絡むスポーツは色々と話題がありましたね。まずフィギュアの世界選手権は羽生さんが2位で紀平さんが4位でしたね。まぁでも連戦連勝なんて言う状況より、追いかける位の位置の方がまだイイと思いますね。ピークは次の冬季五輪に持って来るようにした方が良いと思います。それにしても、彼らの意識の高さ、発言のぶっ飛び具合は、もう常人の理解を超え始めましたね。羽生君の“負けは死も同然”と言う発言とか、もうなんか発言が凄ご過ぎてビックリです。意識の高さがきっと尋常ではないのでしょうね。それは紀平さんもいっしょで、ショートがふるわなかった後、“アクセルの感覚をもっともっと作らないと。強気でも感覚が悪い時はだめ。感覚をもっともっと合わせていかないと”と良く判らない事を言っていましたね。もう16歳にして異次元に突入されているようです。女子フィギュア界のピークはどうも15、16歳位に下がって来ている印象ですね。エライ世界になりました。つい昨年の平昌オリンピックの金銀ツートップのザギトワとメドベージェワが今回1位と3位で復活した感じですが、ザギトワは紀平さんと同じまだ16歳です。で、あるにも拘らず、4回転を飛ぶ子供たちに主役を取られ、隅に追いやられそうになり、今回は復活劇と言った様相です。何という世界なんでしょうね。でも、この復活を遂げたお二人は大の親日家でもありますので、日本で活躍してくれて何か嬉しいですね。ザギトワさんは、中央アジアのイスラム系の血も入っているエキゾチックなルックスで下手なハリウッド女優よりずっとお美しいですね。宇宙人みたいです。秋田犬のメス犬を“まさお”と呼ぶセンスも素晴らしいと思います。とってもイイですね。
フィギュア以外でも、スキージャンプでは、小林陵侑さんが18-19年シーズンのジャンプ週間総合優勝 (史上3人目で日本人初の4戦全勝)を果たしましたし、スケートでは、あの侍女子スケーター二人(高木美帆さん&小平さん)が揃ってソルトレークで優勝をしていますね。男子でも有望株が出て来たようで将来が楽しみです。また、いつの間にか日本の卓球とバトミントンは世界最高水準レベルの強さになりつつあり驚きですし、F1でもHONDAが久しぶりの表彰台を飾り、貴景勝は二桁勝利で大関が確実視されていますね。
そして、何よりイチローの現役引退です。現役を通してずっと貫いた事は野球を愛し続けた事だ、と言い、自分に課題を課す事を積み重ねる事で遠くまで歩む事ができた、と言うような主旨の事を言われていましたね。他の偉人達と同じく多くの教訓と共にある人生なんでしょうね。きっとね。日本の誇り、日本の宝ですね。

そして、希林さんのダンナさん裕也さんがお亡くなりになりましたね。希林さんの後を追うかのように直ぐに逝かれたようです。葛藤の多いご夫婦だったようですが、何か微笑ましくもあるお二人でしたね。僕は裕也さんの事は詳しくは存じませんが、彼の着こなしには憧れていまして、白いジャージのジッパーを一番上まで上げて、その上からジャケットを羽織り、缶バッチを付けたそのいでたちはとってもロックで格好が良かったので、真似をさせて頂いております。どうかあの世に行っても変らず元気でロックされてください。それでは、どうぞ安らかに!ロッケンロール!

湖畔人


第244話. 梅 ~花鳥風月~

2019-03-17 21:16:22 | 花鳥風月
湖畔人です。

最近、梅の綺麗さに目を奪われることが多い日々を送っています。

寒い冬の間は常緑樹の濃い緑と、葉の落ちた落葉樹の茶色の枝だけの、明るい色彩が欠乏した世界しかありませんので、そんな寂しげな冬の景色の中に突如として現れる梅の登場は大変華やかであり、とっても目を奪われます。梅は、ゴツゴツとした老齢な方の手の様に皴が深い幹と枝を持ち、その老けた印象の枝に可憐な花が直接的に咲いているので、余り軽くない印象であって、落ち着きのある美、ワビサビもあり、何か伝統の上に成り立っている感の強い花木だなといつも感じています。盆栽になるのも良く判る気がします。例えて言えば、落ち着いた色彩の着物を来た着物美人に出遭ったような印象です。浮ついていない、落ち着いた感じの美ですね。

艶やで儚い桜も良いですが、梅もとても良いと思います。

しかし、若い頃は全く関心の無かった梅にも、感動と美しさを感じるようになりました。
以前も、申した事があるのですが、風に揺れる草木の様を見る事が好きでして、刻々と変わる空と雲の表情を見る事も、蝶の舞いや鳥達の鳴き声や生態を観る事も、月や星のまたたきを観る事も、段々と楽しめるようになってきました。若い頃は草木を見ても話さないし動かないし退屈としか思っていなかった気がしますが、今はその動かない草木に沢山の癒しを頂いています。タレントのタモリさんが、以前何かの番組の中で“花鳥風月への興味は老いの段階を示しており、まず最初に花に興味に持つようになり、次は鳥に興味が移り、次は風、最後に月に関心が移ると、それはあの世への旅立ちのサインだ、と言うような主旨の発言をされていた、と、どこかのネット記事で読んだ記憶があるのですが、流石に月への関心が死期へのサインとは思いませんが(それだと天文学者達が皆短命になってしまいますのでね・・・)、でも花鳥風月の良さはある程度年齢が行かないと判らない感覚かもしれないなと、今私も実感をしている所です。年を重ねる事も悪い事ばかりでは無さそうです。

嘗てのパンク小僧が言うのも変ですが、結構悪くないです、花鳥風月・・・。
静けさと共に楽しめますしね。こうして身の回りに溢れるちょっとした自然に癒しを感じとれる状態にあると言うのは、若い頃には今ほど無かった感覚なので、ある意味、味わう対象が増えている分、得している感もあるし、人生が豊かになった感じがありますね。

お勧めします。

湖畔人

第243話. 寂しい別れ ラジオ番組「かんさい土曜ほっとタイム」、それとタゲリ

2019-03-16 23:04:19 | よもやま話,雑感,最近思う事
湖畔人です。

とうとう、NHKのラジオ番組「かんさい土曜ほっとタイム」が終ってしまいましたね。ちょっと今日は、司会の佐藤誠さんも少しヤサグレている感じがしましたが、そりゃそうですよね。ダーレも納得していませんのでね・・・・。

投稿される句も、番組の終了を嘆く句ばかりでしたね。まぁ、皆さんのやり場のない憤りも良く判ります。まぁただただ残念ですよね。今回辞めると宣言した事で噴出したリスナーのクレームや句によって、この時間帯にやるこの番組が、一体どれだけリスナーの心の支えに成って来たのか、どれだけ多くの人達に愛されて来たのか、かえって良く判る良い機会になりましたね。

これだけ愛されている番組なのですから、第241話でも申しました通り、最低でも”特番”での復活、できれば復活するのが一番良いと思いますが、極めて残念ですし、本当に納得いかないし、NHKのセンスを疑いますよね。

何でも絶対の安泰と言うものは無いと思うのです。奢るもの久しからずです。国民から視聴料を強制的に徴収して成り立つNHKは、もっとこうした国民からの意見にしっかりと耳を傾け、謙虚な態度で番組作りに励むべき、と思いますがね。

彼らの今後のリカバリーショットに期待しましょう。

また、この愛すべき番組とのお別れと共に、私の愛する冬の渡り鳥、タゲリ達も我が湖畔からはもう旅立ってしまったようです。もうユーラシア大陸に戻ってしまったようです。

今日もいつもの直線で約12Kmの湖畔の縁を往復散策致しましたが、たったの1羽のタゲリも見付ける事が出来ませんでした。どうも、今年の前半のタゲリシーズンは終了してしまったようです。こちらも、心の底から残念です。

この時期、花粉症はイイサプリを見付けたおかげで今年は余り苦しまずに過ごせそうですが、でも今後暫くの間は、このタゲリロスと、土曜午後のボヤ川ロスに苦しむ事になりそうです。

あーあ。ホント、ツマラなくなりますし、ツライです・・・。

湖畔人

第242話. 今日のタゲリ

2019-03-10 22:29:23 | 花鳥風月
湖畔人です。

湖畔散策と言う場合、私が散策するエリアは直線距離で約12Km位の湖畔沿いのエリア、面積で言うと17Km2位のかなり広いエリアを毎回見て廻っています。時には、車を停めて、外に出て歩いて鳥達の近くまで行って観察したり、遠い場合は双眼鏡を使って観察をしたり、風景や鳥達の写真を撮ったりしていますが、基本は車でゆっくり湖畔の土手の上を移動しながら田園を観て廻り、鳥達の様子を観察するのが基本です。天気が良く、時間が取れそうな場合には、更にその2、3倍位広いエリアを見て廻る事もありますけどね・・・。
そんな広大なエリアを見ても、この時期になると複数のタゲリを見付けるのはかなり難しくなります。何故なら、この時期だと多分もう殆どのタゲリ達が大陸に戻ってしまっていると思われるからです。今日はもう一羽も見れないかもしれないな…、と思いながら散策を始めましたが、今日は幸い、10羽位の塊を一群だけ見つける事が出来ました。今シーズンにタゲリを見れるのは、今日が最後かもしれませんが、できれば次の土曜の「かんさい土曜ほっとタイム」の最終回までは、なんとかいて欲しいなーと願っています。なにせこの「かんさい土曜ほっとタイム」のボヤキ川柳を聴きながらのタゲリ散策は個人的にはサイコーの組み合わせだなと思っていましたのでね。でも、もう、ちょっと厳しいかもしれませんがね。帰り道、彼らを見掛けた場所をもう一度通ってみたけど、結局もう一羽も見付けられなかったので、もしからしたらあの行きに見掛けた一群が我が湖畔における今年最後のタゲリ達の姿だったかもしれないなと思っています。とは言え、また今週末もタゲリ散策には来ますけどね。最後のボヤキ川柳を聴きながらね。いるといいけど・・・。厳しいかな・・・。

湖畔人