湖畔人です。
アメリカではデモが続いていますね。人種差別撤廃を訴えるデモ自体は暴徒化しない限り何の問題もないでしょう。世界の大手企業達は敏感に反応してこの問題にケアをしている旨意思表明していますね。
日本ではあまりない動きですが欧米の大企業達は皆色々やっているようです。
アメリカのメディアの多くも、またその受け売りの日本のメディア達も何故か人種差別デモをトランプ大統領への批判として扱いがちです。貧困からの不満が最大の不満でしょうが、でもコロナが起きるまでは黒人の雇用改善に史上最も貢献したのはトランプさんですけどね。トランプさんは言い方が少し乱暴過ぎる所があるのです。誤解を受けがち、損をしがちです。いいブレーキ役、苦言を呈する存在が彼の身近には必要ですね。
人種間に機会の平等を妨げるものがあるとアメリカの市民が感じているとしたならば、それは問題だし是正されて然るべきですね。でもデモ隊が結果の平等や、永続的な国の補償を求めてデモをしているとしたならば、それは問題です。なんでも国に面倒を期待する社会主義的発想は人々を怠惰にするだけで、この世に人が生まれて来る本来の主旨(転生の中、思いやりや信仰心や知識や経験の獲得により霊性を高めそれぞれが神に近づく事、そして成長した各自がユートピア建設に参画する事)から外れて来るから問題なのです。社会主義、共産主義が神のウケが悪い理由もその点にあります。
ただ、日本から見ると、アメリカの教育と医療にかかる費用の高さにはちょっとハードルの高さを感じないでもないです。基本、何が何でも国が面倒を見る教育無償化も医療の無償化にも反対です。何故なら教育を施す側も医療を施す側にも実力の差があり、彼等も経済活動の中におり、実力やサービス内容に本来差のある彼等が皆一律の同じ価値として扱われてしまう状況には問題があるからです。彼等の実力の違いに見合った価値評価がそれぞれに対しされて然るべきと思います。高い品質の教育や医療やサービスを施せる方々の価値は高く評価され、値段も高くなるのは当然の事です。逆に教育や医療やサービスのレベルが未熟でまだまだ低レベルな方々の評価はそれなりに低くなり、値段が低くなるのも当然の事ですね。高い品質を実現した方々はそれだけの時間と労力と心遣いが注ぎ込まれているはずなので、レベルの低い方々と同じ扱いをされては彼等も不本意でしょうし、実力者達はやる気を無くしてしまいます。これが社会主義国が衰退し滅ぶ理由なのです。そこに頑張り甲斐が無いと言う事です。頑張り甲斐がない社会は衰退し滅ぶ定めなのです。よくありませんね。頑張った人には頑張っただけのリターンがあり、そこには常に競争があり、切磋琢磨があると言う社会が健全なのです。
ただ、そうは言ってもアメリカの教育費は高すぎるし、医療費も高すぎるのかもしれません。オバマは偽善者なので嫌いですが、国民簡易保険を目指す気持ちは判らないでもないです。何か、低所得者へのセーフティネットとしての安価で受けられる医療制度と教育制度はアメリカでももっと検討されてもよいかもしれませんね。ただ、それが出来たとしても、品質に関しては低所得者も余り文句を言ってはいけないと思いますけどね。両側の意見をうまく組み合わせる事が大事です。でも社会の主流は、自助を推奨する保守党の考えが主流であるべきですね。でも、セーフティネットも要るには要るのです。8:2位の比率で保守的考えと左派の考えの組み合わせでどうでしょう?日本の場合は自民は保守風ですが実質社会主義者なので、4:6か3:7の割合で社会主義的政策が占めています。最悪です。こんな社会主義的構造では長続きしませんね。今のままの安倍自民に任せていたら、または旧民主系の手に渡ったりしたなら国が破綻してしまいますね。
さて、トランプさんは、かつての部下筋のボルトンや親戚から暴露本攻撃にさらされ、バイデンとはCMを通してどちらが中国に厳しい対応が出来るか競い合い罵り合いをしているようです。いずれにせよ、保守も民主もどっちも反中スタンスで、どっちが本物のアンチ習近平か競争をしているようです。民主党もホンネは別として、今、反中国を明確にしないとアメリカでは勝てないと思ったのでしょう。一生懸命反中アピールをしています。議会ではウイグル人権法案が通り、議会も反中一色です。豪州では、中国からのサイバー攻撃を訴え脅しに屈しないと戦闘モードをとっています。経済は中国依存度が相当高いのにホントに立派です。安倍さんも嘗てはそうだったんですけどね…。今は見る影もありません。残念。インドも国境で中国軍と戦闘が起き、皆、傍若無人な振る舞いと人権蹂躙の中国への対決姿勢を鮮明に出しています。これが世界の潮流、世界正義なのです。
でも、そんな中ハッキリしないのは日本とドイツです。日本は特に国賓で習氏を迎える方針は変えていないですね。XXですね。与党のパートナーの公明は中共との国交復活を党自慢にしている位なので、ウィグルや香港での人権侵害がどうのとかは余り関係が無いのでしょうね、きっとね。今の自民党のキングメーカーは二階氏、次の総理候補として石破氏や小池氏をヨイショしています。石破氏は自虐史観の持ち主で親中韓ですから旧民主党とあまり変わりません。小池氏は二階氏と一緒になって30万着超の防護服を北京に送り(日本では防護服が不足してカッパを寄付してもらっていると言うのにね)、小池さんは習氏の母校、清華大から顔認証技術を取り入れて東京スマートシティ構想を進めています。中国並みの超監視社会を目指しているようです。どこで何をしているか全部監視下に置きたいようですね。何か嫌ですね。
このまま都知事選の話に入りますが、小池さんは今はロックダウンだのコロナに対応する知事、と言うイメージですが、つい最近までオリンピック重視でコロナは完全無視でしたね。まぁ、ただのパフォーマーですね。豊洲でも無駄に移設を遅らせ追加で余計なお金を使い、経済にブレーキを掛けた経済オンチです。今回のコロナ対策のバラマキで、とうとう石原都知事が貯めて来た約1兆円の貯金を使い果たしました。小池さんより更に左寄りの宇都宮氏も山本太郎氏もバラマキを公約していますが、残念ながら東京の貯蓄は小池氏が使い果たしてしまう事でしょうね。この後にやって来るのは増税ですね。だって貯金ゼロ、スッカラカンですからね。
東京はGDPが百数十兆円もあるので、”国”として見てもカナダより経済規模が大きな"国"なのです。東京は”国”として見ても世界で14位くらいの経済規模の経済大国なのです。ですので、首都とは言えど、東京の外交政策は極めて重要な意味を持つ事になるのです。小池さんは、前記の通り親中です。ほぼ共産主義で自虐史観の山本太郎氏も宇都宮氏も親中です。でも、人権軽視の中国共産党と仲良くするのは世界の恥ですね。この夏、香港では香港国家安全維持法によって北京に歯向かう民主運動家達を大量に逮捕し一国二制度が完全崩壊すると見られていますが、その事態が起きた場合、日本政府は、東京都は、一体どんな批判的メッセージを中国に対し発するのでしょうね?アメリカは、ウィグルで百万人を超えるウィグル人が強制収容所に強制的に押し込まれ、イスラム教の棄教を強要されたり、臓器移植の犠牲になっている大量殺人の惨状に対しNOを突き付けるウイグル人権法案でウィグル人を中国共産党から護らんとしていますが、日本政府はそんな非人道行為があってもまだ国賓で習氏を迎えたりする気なのでしょうかね?東京都は北京と仲良くしていますがウィグルの悲劇があっても香港で弾圧があってもそれを見て見ないふりして関係強化を目指すのでしょうかね?今のままでは天安門事件の時の再来のように世界でたった一人だけ中国を擁護する愚かな日本みたいになるのではないのですか?皆そう疑っていますよ。そんな事に成れば、首相も都知事も日本の恥、世界の赤っ恥になりますね。本当に心からやめて欲しいです。
都知事選で候補者を選ぶ一つの物差しとして、対中国の人権軽視の傾向に対してどう物が言えるのか?批判ができるのか?と言う視点で都知事を選ぶ、と言うのも重要な観点かと思いますね。
それと、前記の通り、結果平等を具現化した手厚い補償やバラマキも人がこの世に生まれて来る本来の主旨(転生の中、思いやりや信仰心や知識や経験の獲得により霊性を高めそれぞれが神に近づく事、そして成長した各自がユートピア建設に参画する事)から外れる為、問題なのです。だから何でも無償化、バラマキをして人気を得ようとする左翼的な発想の持ち主の候補者達には票を入れるべきではありませんね。その意味では、小池さんも山本太郎氏も宇都宮氏も選んではイケない候補者と言えるのではないかと思います。特にいくら国債を発行しても構わない、それで得たお金をどれだけバラ撒いてもまったく構わない、なんていう狂気のロジックであるMMT理論を信奉する山本太郎氏はかなり危険ですね。その三名が選ばれた日には神様の逆鱗に触れて直下型地震が来てしまうかもしれませんね。あり得ますね。きっとね。
それと小池さん、彼女の暴露本が出ており、その本によって“本当はカイロ大を卒業していないのではないか?”と言う疑いがかけられていますが、それに対し、母校カイロ大が"いや彼女は卒業している"とフォローを入れていますが、カイロ大自体が軍の情報部の管理下にあり、政治的判断で卒業証書も幾らでも刷れてしまうような、そんな政治色の強い軍の管理下の特殊な大学であるとカイロ大のOBの方のご意見もあるくらいなので、正直言って卒業の真偽もまだまだ判りませんね。『女帝 小池百合子』を書いた石井妙子さんは徹底した取材でプロ中のプロと尊敬されるノンフィクションライターと言われている方のようですし、まぁホントの所はまだまだ判りませんね。正直言ってね。でも学歴詐称がもし本当だとしたならそれは違法行為なので、逮捕、そして議員辞職となりますね。防衛大臣経験者で世界的大都市、東京のトップである小池氏にはヨイショをしておいて、今回も彼女を守って恩を売っておいた方がエジプトにとって国益に適うと言う政治判断があったとしても何の不思議もありませんので、正直言って大分怪しいのです。何故、マスコミは本件に関して攻撃の手を緩めてしまっているのかホント不思議です。弱みでも握られているのでしょうかね?何なんでしょうね、この手緩い感じは?もっと追及して欲しい所ですね。何れにせよ、上記三名は本当に危険ですね。そこは間違いのないポイントかと思います。皆、親中=人権軽視で、社会主義的=経済オンチだからです。
では、じゃあ一体誰に投票すればイイの?と言う話になりますが、私は、美人党首率いる真性保守政党の党首の妹分みたいな美人候補が立候補されておりますが、コロナも中国に責任を取ってもらうべき、損害賠償請求もすべき、東京の空の空間をもっと活用して住空間を拡大し、人口を増やし、富を拡大させます、減税と規制撤廃で空前の繁栄を東京に実現致します、と言う彼女が一番イイと思いますね。
さて、話は変わりますが、このブログでも過去にもご紹介した事がある現代芸術家のクリスト氏が先日お亡くなりになりましたね。今年はパリの凱旋門をラッピングする予定だったようですが、コロナの影響で来年に延期になっていたようなのです。でもその作品の完成を見る事もなく、この世を去って行ってしまいました。彼が亡くなってしまった今でもこの計画自体は来年に実行されるようですね。スケールが大変大きい空間を使った作風は、諸行無常を地で行く刹那の作風であって、とってもユニークな芸術家だったと思いますし、こんな面白い芸術家がまた一人アチラに帰ってしまったのは本当に残念に思います。クリストさんも今頃パートナーで先に亡くなっていたジャンヌ=クロードさんとの再会を喜んでいる所なのかもしれませんね。ご冥福をお祈りいたします。
それでは、また。
湖畔人