第192話. スズメ

2018-10-28 11:12:18 | よもやま話,雑感,最近思う事
湖畔人です。

小さい頃には、常に日常のすぐ側にいたスズメ達、気が付けば余り見かけなくなったように思います。実際1/10に減ったなんて言う話もあるようです。理由としては、想像のレベルのようですが、建物の気密性が高まって隙間が減って巣が作りにくくなったとか、田畑の農機具の進化により餌となる落ちモミが減ったとか、色々あるようです。でもここ最近少し戻りつつあるように感じます。少なくともチュンチュンと言う鳴き声を聞く機会が少し増えてきたように思います。何かホッとしますし、何か少し嬉しいですね。
余りにもありふれると、段々ありがたみが減ってしまうものですが、稀にしか見れなくなると、急にありがたがる人間は身勝手なものですが、実際そう言ったものですね。逆にそうした心理はマーケティングやブランディングに使われているのでしょうね。
さて、我が家の杉の木(多分ヒマラヤスギ?)にもスズメ達が時々遊びに来ており、内側の空間で遊んでいるようです。外からは見えないけど鳴き声だけが聞こえて来ます。近づいてみると内側の枝をチュンチュン言いながら枝と枝の間を飛び渡っている様子が見て取れました。何かとても愛らしいです。

湖畔人

第191話. 始源の神の目に似たもの

2018-10-25 23:51:08 | 気になった映画
湖畔人です。

先日、第188話の気になった音楽(32) の所で、私の尊崇する宗教家がプロデュースした映画のエンドロールの所で始源の神の目が大きく映し出させるシーンがあり、その目が1ドル紙幣のピラミッドの目=プロビデンスの目の様であり、またアランパーソンズプロジェクトの『アイ イン ザスカイ』のジャケットにあるエジプトのホルスの目も彷彿とさせる、と言う話を致しましたが、他にも色々と神の目を彷彿とさせるような物は数多くあるように見えますね。

一つはネパールのルンビニ辺りにある多くの寺院では、よく塔の部分に目が描かれているようなのですが、その仏塔に描かれた眼と、映画に出て来た始源の神の目がかなり似ているように思えます。これらの目は仏陀の目のようなのですが、神々が教えを請いに来る位の、神々の中の神と言う立ち位置の仏陀は、ある意味、始源の神とは近い存在なのかもしれませんね。仏陀もオシリスも始源の神の枝葉のような存在、と聞いたことがございますし、関係が有るのかもしれませんね。

また、最近宇宙旅行で話題をさらったZOZOTOWNの運営会社の前澤社長が購入して有名になったバスキアの絵画がございますが、あのバスキアと同じ時代に、同じ新表現主義のカテゴリーの中で中心的人物だったユダヤ人画家、ジュリアン・シュナーベルが描いた作品で歌舞伎ペインティングという物があるのですが、歌舞伎の背景に使われた桜が描かれた布にランダムな横線と大きな二つの目が描かれた絵画作品で、この目もストゥーパに描かれていそうな眼が描かれているのです。タイトルも『Rebirth I』と言うもので、何かとても仏教的な匂いのするタイトルですね。

最後に、神の目と比較しては罰当たりかもしれませんが、シンプリーレッドの『stars』と言うヒット曲のビデオクリップにも大きな目が二つ出てきますね。ちょっと艶めかしい感じの女性の目が出て来るのですが、ビデオのモチーフは、砂漠=エジプト、星=宇宙と、何かとモチーフが映画の背景と被り不思議なのです。時代の雰囲気が一巡して来たのかもしれませんね。歌詞は女性に弄ばれて傷付いた男心を歌ったようにしか聞こえないのですが、どうも反サッチャーのメッセ―ジソングなんだ、との事です。どの歌詞がそれに該当するのかはサッパリ判りませんが、どうもそのようです。当時のアーティストは敬愛するサッチャーの悪口ばかりでホント嫌になりますね。
この曲には元MELONの屋敷豪太さんがエンジニア兼ドラムとして係わっており、この時期はシンプリーレッドの正式メンバーにも成っていましたね。当時のUKで彼が拘わった曲はSouL II SouL他メガヒットばかりで、触る物を全て金に変える神話のミダス王の如く破竹の勢いでしたね。凄い日本人がいたものです。因みに『stars』の屋敷豪太さんのドラミングは正直とっても恰好が良いです。

湖畔人

第190話. 何度でもやり直しがきくと言う事

2018-10-15 01:14:15 | よもやま話,雑感,最近思う事
湖畔人です。

以前も尊崇する宗教家がプロデュースした映画の話をしましたが、気になったシーンが他にもありまして、ちょっと申し上げたいのですが、進歩系の価値観を持つ星のリーダーが、人間達に紛れて生きて行く中、大人しく本性を出さないように我慢をして生きて来たのですが、進歩系の方々に慣れて来た人間達は、彼らに恐れを抱かなくなり、進歩系の彼らを使い走りのように扱い始めた所、とうとう進歩系のリーダーの堪忍袋の緒が切れてしまって、暴れ出すのですが、それを見ていた根源神を守護する立場の強い女神が現れて、暴れるリーダーを諫め、抑えつけた際に、進歩系のリーダーは、まるで侍のように潔く、“私は負けた事を認める、死も覚悟はできている、好きに私を殺せば良い”、と言うような主旨の事を言うのですが、それに対し、その根源神を守護する女神は、“地球の根源神は、そんな風に人を断定的に見る事は無いのです。根源神は、一度うまく行かなくても、それで評価を確定したりする事も無いし、無限の機会を与えてくれているので、やり直しはいくらでもきく、とそう見ているのです。”と言う趣旨のメッセージを告げるシーンがあるのですが、そのメッセージが何とも心に響きましたね。我々人間は時々色々とやらかしますが、神の御心はそんなに狭くはない、との事のようです。無限の時の中で、我々神の子達の成長を忍耐強く見守ってくださっていているようなのです。だから、最後は、此方側の素直さ、素直に詫びる気持ちが大切、と言う事になるのかもしれませんね。素直さが重要になるようです。

湖畔人


第189話. 天国的な物 モンシロチョウとモンキチョウ

2018-10-15 00:13:05 | 花鳥風月
湖畔人です。

世の中には、天国を感じさせる物って幾つもありますよね。
色々ありますが、私にとっては、蝶々、特にモンシロチョウの類に天国的なものを強く感じています。今日は、湖畔を散策できたのですが、モンシロチョウ、また黄色いモンキチョウを数多く見掛ける事ができました。あのフワフワした動きには、見ていてとても癒されます。見付けるととても得した気分になるのです。小鳥の鳴き声、木々が風に揺らぐ様、と共に、モンシロチョウ達の舞いは、私にとって、天国を連想させられる癒しのラッキーアイテムとなっているのです。成虫になってからは、たったの2週間位の命しかないと聞きます。短い命ですね。モンシロチョウ達が見られるシーズンは3月~10月位までと聞きますので、冬を前にして、今年最後の飛翔シーズンを謳歌しているのかもしれませんね。霊視が出来る人達が見るときっと妖精が戯れている様に見えるのかもしれませんね。一度見てみたいものですが、まぁ無理ですけどね・・・残念です。今年もあと少しの間、彼らの癒しの舞いを楽しませていただきたいと思います。

湖畔人

第188話. 気になった音楽(32) The Alan Parsons Project『Eye in the Sky』

2018-10-14 01:46:29 | 気になった音楽
湖畔人です。

前話で尊崇する宗教家がプロデュースした映画の話をしましたが、最後のエンドロールの所で根源神の目が大きく映し出させるシーンがありました。あの目を見て思い出したのが、アメリカの1ドル紙幣に描かれているピラミッドに付いている目=プロビデンスの目と、アランパーソンズプロジェクトと言うバンドの『アイ イン ザスカイ』のジャケットに描かれている目ですね。アメリカの1ドル紙幣のピラミッドに付いているプロビデンスの目は、神の万物を見通す目であり、アメリカの建国の父たちの多くがフリーメイソンのメンバーである事から、1ドル紙幣にこの目とピラミッドが描かれているのだ、と、都市伝説的に言われていますよね。また、『アイ イン ザスカイ』のジャケットの目も多分同一の目でして、これもエジプト文明のホルスの目、万物を見通す太陽神の目なんだろうな、と思っています。映画で描かれた眼は、根源なる、始源なる神、太陽の如き光の神、地球神の目ですから、まぁほぼ合っているのかな、と言う気もします。
さて、そのアランパーソンズプロジェクトと言うバンドの『アイ イン ザスカイ』ですが、歌詞の内容は、“私は空の目の様な存在、あなたの心は全てお見通し、だから、もう要らん事は言うのを止めなさい、あなたの嘘も全てお見通し、僕にはもう通じない、もういい加減諦めなさい。だって僕には君の心が読めるから。“的な感じの歌詞です。うーん、何か余りにも様々な出来事にピッタリの曲なもんで色んな意味で驚きです。曲はヤンワリしていますが歌詞は中々刺激的ですね。
このアランパーソンズプロジェクトと言うバンドは、アラン・パーソンズさんと言うビートルズやウイングス、ピンク・フロイド等、数々の超大物アーティスト達のエンジニアリング、アレンジジング、プロデュース等を担ってきたロック史上最も有名なエンジニアのひとり、と言われている大物エンジニアでして、その彼のバンドがこのアランパーソンズプロジェクトなのです。あの有名なアビイ・ロード・スタジオのエンジニアをしていましたね。アランパーソンズプロジェクトとしては、この『アイ イン ザスカイ』以外にも、『ドント・アンサー・ミー』、『タイム』等、美しいヒット曲が他にも幾つもございますね。『ドント・アンサー・ミー』は曲調もPVのモチーフもオールディーズ風で、オールディーズを最新の機材で仕立て直した感じが大瀧詠一さんのアプローチの仕方と被ります。3曲とも良い曲です。お勧めします。

湖畔人