第1025話. イエスとエッセネ派に関する小話⑥ スディー的視点からみる(1)死海(2)ピラミッド

2024-10-27 23:47:02 | ★カジュアルスピリチャリズム(カジスピ),多分あっていると思われる事,人生観
湖畔人です。

毎回同じことを書きますが、昼はますます急ぎ足で短くなって、4時から大分夕暮れ感が出て、4時半には薄暗くなり、5時にはかなり視界が悪くなるほど暗くなります。まだ暖かいけど、日の短さだけは11月風です。

10月と言えば一部で大地震が噂されていましたが、まだ来ない感じですね。
11月の10日辺りまで警戒しておこうと思います。

世間では大谷君がワールドシリーズで活躍もケガをしたみたいですね。脱臼みたいですが、早く良くなって欲しい所です。紳士なフリーマンが重要な活躍が出来たのは何よりです。

日本の選挙はあまりあれですが、USではトランプさんが大分勢いがある、地滑り的勝利確実、なんて言われていますね。前回みたいに不正が無ければ勝ちは確実でしょう。でも何でもやるからね。民主党。彼らほぼ犯罪集団だよね。ホント。

さて、と言う事で世事もあまり書くことが無いのでエッセネやります。

今週はスディー(退行睡眠の対象者の過去世でイエスに律法を教えたクムランの先生)の解釈する死海とピラミッドについて。

(1)死海

死海が死海と言われる所以に関し、インタビュアーが、"それは塩分が多すぎて植物も育たないからでしょ?"と言うと、スディーはそれを否定し、"そうではない、死海があった場所には嘗てソドムとゴモラと呼ばれた土地があり、退廃した街だったので、ヤハウェの怒りを買い滅ぼされ、滅亡し、埋没し、死海となったのだ、だから何も育たないのだ。”と言います。

且つ、滅んだ要因は"放射能だ"と言うのです。当時の人がそうした放射能と言う見えない存在を認識していたのには驚きですが、そもそも当時は核分裂なんて起こせないだろうし、今一つ分からない説明でした。

ただ、当時その土地には松脂や樹脂などが溜まるくぼみがあり、そこが熱を発したところに雷が落ち大爆発が起きた、と言うような説明もしており、爆発があったのは間違いなさそうです。

その爆発と放射能がどう関係するのかは不明ですが、現代の地質学者達は、
その地にはアスファルトの溜まりやウラン、天然ガス等があった、と言うので、インタビュアーのドロレスは、きっと天然ガスに稲妻が引火して大爆発を起こしたのでは?と彼女なりの見解を示しています。きっとそうなのかもしれません。

いずれにせよ、死海があった場所にあの悪名高いソドムとゴモラがあったとは知りませんでした。

(2)ピラミッド

今から二千年前のスディーの時代でもピラミッドは神秘的な謎多き歴史的建造物として見られていたようです。

彼らの認識する建造法は二つの説があって、一つは型を用意して、泥を流し固める方式、もう一つは音を使って重い石を浮かしたと言う説です。

この音を使ったと言う説は日本の秦氏の末裔の陰陽師の皆さんもそう伝え聞いているようです。

物質は原子、素粒子レベルまで行くと振動した光にまで分解されるので音は実は意外と色々できるのです。

天皇がB29を消した時、歴代の天皇霊と一体化し奇跡を成す際、六角堂で成したことは、数多くある鈴を鳴らし和音を作り、その音で変性意識を作り、異界(歴代天皇霊)とコンタクトをし、奇跡を成した、と言われておりますね。そもそも六角堂での音を使った異界とのコンタクトの儀式は聖徳太子の発案と設計のようですが、いずれにせよ音は色々と出来る事があるのです。

聖徳太子の六角堂の設計図は、日本の独立と引き換えにGHQの手に渡った、と言われていますが、ヘミシンクはその成果なのでは?と個人的には疑っています。

秦氏は、元々縄文中期に日本を出て、中東に行き、主にエジプトで占星術や錬金術、所謂、陰陽道を身に付け、中国経由で日本に戻った一団のようですね。

今はそうした歴代の秘密が続々とカミングアウトされる稀有なる時代に入って来ているようです。

では。

湖畔人

第1024話. イエスとエッセネ派に関する小話⑤ スディー的視点からみる(1)神の名?多神?12戒?(2)モーセ他

2024-10-20 23:37:25 | ★カジュアルスピリチャリズム(カジスピ),多分あっていると思われる事,人生観
湖畔人です。

昼はますます短くなって5時で真っ暗だけど、気温は30度になったり、今日は冷たい風が吹いたりと、夏と秋の最期のせめぎ合いって感じで、不安定な天気ですが、ここから本格的な秋が来て、そしてアッと言う間に冬になるのかも知れません。

世間では、カマラがFOXでもやらかして自爆ともいえるインタビューを受けてトランプさんには有利な展開があったり、大谷君はリーグチャンピオンまだ未決着ですが、さあ、今後どうなりますかね。

さて、今回は、再びエッセネ派をやります。

大事なイエスにまつわる話はもうしたので、これからは、枝葉的な、小話を幾つか。

●スディー的視点からみる(1) 神の名?多神?12戒?

スディーによると、彼らの神の呼び方『ヤーウェ』とは、『名無し』と言う意味なのだそう。また、時には『エロヒム』『エロリ』『アバ(天なる父』と呼ぶこともあるようです。基本的に同じ意味だそうで、全て”神”を指すようです。が、厳密には、神が宇宙を創造したとき天空にいた神々の総称が『エロヒム』または『エロリ』であり、彼らユダヤの民を護る神の名が『ヤーウェ』と言う一人の神なのだそうです。よって、神々は多数いる事は知っているし認めるが、彼らユダヤの民にとっては『ヤーウェ』こそが唯一の神で全て、となるようです。スディー曰く、神々は時に助け合い、それぞれに役割があるだけで本当は全体で一つの存在なのだ、と言います。そしてそれら神々の関心範囲は銀河全体に広がる、との事。正しい見方かと思いますね。我々の持つ一神教の狭い排他的な感じとは全然違いますね。ただ、彼らユダヤの民(エッセネ派の方々)は、あえて神を選択し、浮気をしない、と言う事のようです。だって、彼らの大預言者、モーセの10戒でも最初に”わたしの他に神があってはならない”とありますしね。

そう言えば、10戒は、12戒だった時代もあったようです。
少なくともスディーがクムランで学生時代に習った戒律は12だったようです。

①他の神をあがめるな、
②神の名を気安く唱えるな、
③日曜は、神を思え、
④父母を敬え、
⑤殺すな、
⑥姦淫するな、
⑦盗むな、
⑧嘘を付くな、
⑨浮気するな、
⑩他人の財を欲しがるな、

これ以外に、"邪神バールを崇拝するな"、とか、"自分にしてほしくない事は他人に対してもするな"、と言う2戒律があったようです。 “自分にしてほしくない事は他人に対してもするな”は所謂、黄金律で超普遍的な教えですね。

●スディー的視点からみる(2)モーセ他

次に、スディーの解釈するモーセ論ですが、聖書の記述とは大分違う点が多く驚きです。

・まず、葦の舟に乗って川に流されて来た赤子のモーセを王女が拾って育てた事になっているが、本当は、父親がヘブライ人、ヨハネの子孫で、母親がファラオの娘、王女で、彼女の名誉を守るため、そう言う作り話を作って広めたのだ、との事。

・また聖書と違うのは、癇癪をおこしたモーセが人殺しをしたので王宮を出たことになっているが、実際には父親が奴隷のヘブライ人と知ったので、王宮を出て、ヘブライ人と暮らすことを決めたのが主要因、との事。

・荒野に追放された理由は、ラムセスが好きだったネフェルタリとモーセが相思相愛だったので、モーセが憎くてラムセスは荒野に追放した、との事。

・燃える柴から神の声が聞こえたと言う話に対し、スディは疑いを持っており、単に心の中で神と会話をしただけだろう、との事。

・紅海を二つに割った話も、あれは、別に湖が割れて湖底が出たのではなくて、当時の人々は、水に思念のパワーを投入して、水の表面を固め、水面を歩く事ができたから、ただそれだけの事。単に自然と調和しただけ。これは訓練で出来る類の話。ただ、ファラオにはその力が無かったから水に沈んだのだ、との事。驚きですが、水が人の思いを受けて変質したり、記憶媒体にもなれる、と言う話を多方面から聞いた事があるので、ある意味、無くはない話です。

・モーセが荒野で人々を率いる際、彼の杖についた水晶から出る光を頼りに行先を決めていたようです。ただ、いつの間にか、水晶の光と心の声に従うより、人々の声に従い、惑わされ、翻弄されるようになり、段々迷子になり、多くの民が亡くなった時期があったようなのですが、以後反省して、神に祈り、神の導きに従う事で状況は改善したようです。この水晶は元々ヤハウェの持ち物で、アブラハムに与えられ、以降、子孫に代々受け継がれて来た物のようです。

・またエジプトへの呪いの数々もスディーは疑っており、ヤーウェはそうした復讐の神ではない、と言います。川が赤くなったのも、火山の爆発があったので、それを見たモーセが、硫黄を含んだ赤い土砂がこの後流れて来るだろう、と予見しただけだし、カエルの死骸の大量発生も硫黄の川によるものだし、アブの大量発生もカエルの死骸によるものだし、子供が亡くなったのも当時ネズミを介した伝染病が流行っていただけで、別に呪いではない、ヘブライ人は奴隷だったので住んでる場所がエジプト人達の街と離れていたので感染を免れただけだ、と言います。冷静な見方です。

・またモーセが十戒を授かった後、民衆がバール信仰をしていたので愕然とし怒り心頭で石板を割り数千名の同胞の殺害を命じた、とありますが、スディー曰く、石板を割ったのは事実だが、同胞は殺してはいない、との事。そこまで強権を持つ存在ではなかったようで、石板を再度刻んだ後には、同胞もモーセに従い、カナンを目指したようです。ただ、モーセはカナンにたどり着く前に亡くなっていますが、その要因は、彼が自分自身を信じ切れなかった為、とスディーは解釈しています。

以上、スディーのモーセ観でした。

湖畔人

第1021話.イエスとエッセネ派に関する小話④ (1)再)十字架の意味 (2)アリマタヤのヨセフと教団初期 

2024-09-29 03:09:53 | ★カジュアルスピリチャリズム(カジスピ),多分あっていると思われる事,人生観
湖畔人です。

またまたエッセネ派の話をやります。これから半月ぐらい激忙しくなり、週末のブログ更新が出来るか自信が無く、出来てもさっぱりしたものになるはずなので、今回はエッセネをやります。まぁ、今後もランダムに思いついたらやりますがね。エッセネ。

さて、今日はまず、前回、イエスが十字架に掛かった意味のおさらいから始めます。

(1)再)十字架の意味 

前回、スディーの意見として、イエスが十字架に掛かった意味は、別に人類の罪の償い、罪の帳消しの為に十字架に掛けられた訳ではない事を指摘しました。

各人の罪は各人のカルマですし、その解消と償いはあくまで自己責任であって、イエスの十字架の意味は、霊的な自覚を持つイエスにとって死への恐怖は全くなく、死を目の前にしても、人として大切な、人を愛する態度、愛の一形態である"赦し"の心を持つ事の大切さを教えんとした、と思わています。

まぁ実際そういう事だと思うのです。長く続く人類史、皆、転生を重ねているけど、残念ながら進歩に乏しくて、歩みが遅い我々人類に対して、人として向かうべき方向性、進化の方向性を示すために現れたのがイエスだったと思われています。そしてそれは多分、霊性への自覚と愛と赦しです。

我々は神と同じ霊的存在、神の子なので、霊的存在としての自覚が期待されているのです。その霊的存在としての自覚が高まれば、本来、"死は恐れるに足らず"となる訳で、イエスは自身の死と生涯を通して、我々人類が霊的存在である事実を再度リマインドしに来られた、と思われているのです。それどころか、死に直面してもなお、人を愛し許す態度を示すことで、人として何が一番大事か、それは愛と、愛の一形態である赦しだ、と言いたかったのではないかと思います。

想像ですが、イエスは、多分こう言いたかったのかもしれません。
"死ねと言うなら死んで差し上げましょう。でも私は自分が霊的存在で、霊的世界こそが実在と知っているから、死は怖くないのです。見ていてください。そして、人として最も大切な事は、愛、そして愛の一つとして赦しが大事だと知ってください。何故なら、我々は一人残らず全員が、神の子供であり、神の一部なのです。神と繋がっており、皆同根なのです。他を傷つける事は、その根っこの神を傷つけるのと一緒で、且つ、神を通して繋がっている自分自身をも傷つけているのと一緒なのです。だから、我々は同じ神の一部同士、自他共に大切にし、共に愛し合い、仲良くすべきなのです。だから、私は私を磔にするあなた方ですら全員許します。”そんな事を言いたかったのではないかと推察します。

で、復活劇も霊としての復活だったようなので、そちらも、霊性の証明の為だったと想定されます。

スディーはイエスの存在を"神の恩寵だ"と言っていました。
その意味を想像するに、多分ですが、それは、神は愛するイエスを人類に模範を示すためにお送りくださった。神は、この愚かな人類を、いまだ愛してくださり、未だに期待をしてくれるからこそ、神の可愛いイエスを派遣してくださったのだ。その神の心遣いに感謝をし、神の派遣した代表的な神の子であるイエスの生き方に学び、少しでも近づかんとする事が神への愛に応える道である、と言う感じなのかもしれません。多分、きっとそうですね。

以上がイエスの死、十字架の意味のおさらいでした。

(2)アリマタヤのヨセフと教団初期 

イエスがクムランを14歳で出て以降、イエスは多くの時間を旅に費やしていました。その旅は、母マリヤの叔父、マリヤの父の弟である、アリマタヤのヨセフの旅への同行と言う形で成されていました。表向きは貿易のお手伝いですが、真の狙いは世界各地のスピリチュアルマスター達にイエスを引き会わせ、交友させ学ばせる事にありました。

その交友範囲は、インド、中国、エジプト、イギリスとかなり広範囲だったようです。でも特にイギリスに多く足を運んでいたようです。

アリマタヤのヨセフは、当時の超有名な富豪で貿易商で政治家でもありました。ユダヤ教の幹部達が構成するサンヘドリンの一員でもあり、ローマ属州の議会の議員でもあり、現代のイーロンマスクの様な超金持ちでした。彼の富の源泉は錫、金属の発掘、精製とそれらの貿易販売で世界中と取引をし富を築いていたようです。彼はフェニキア人の交易ルートを介して商売をしていたようです。

彼は、イギリスのコーンウォール辺りに秘密の採掘場を持っていて、そこで精錬した錫の塊を世界中に出荷して莫大な富を作っていたようです。イスラエルから地中海を出てイギリスまで行っていたのには驚きです。実際最初にコーンウォールで錫の採掘を始めたのはフェニキア人と言われていて、BC4000年以前から当地で採掘をしていたようです。BC1500年には錫の取引をやっていた記録もあると言うのですから驚きですね。6千年前からイギリスで採掘をしていて、3.5千年前から金属貿易をしていたのです。凄いですよね、フェニキア人。ドロレスはフェニキア人こそがイギリスの先住民と言います。フェニキア人も元をたどればノアの子、ユダヤとは同根ですね。

悪く言われがちなドロイド教ですが、中身はユダヤ教そっくりとの事で、ユダヤ教の分派がフェニキア人と共にイギリスに渡ってきて広めたのがドロイド教の始まりだあろう、との事。BC1800年にはドロイド教がイギリス各地にネットワークを持っていて数多くの大学も持っていたと言うのですから驚きですね。ドロイドには救世主待望論もあって、救世主の呼び方は"イエス"との事で、これも驚きですね。ドルイドではカバラ研究も盛んだったようで、カバラに基づいた神秘学校もあり(ハリーポッターのホグワーツみたいです)、学習科目も多く、全てを学ぶには20年はかかると言われていた様ですが、イエスはそれらを短期で全て吸収し学び尽くしていたようです。

こうしてみると、イエスの30歳からのデビューに向けての、その準備期間におけるアリマタヤのヨセフの貢献は絶大です。

ですが、彼の貢献はイエスの死後にも及んでいて、彼はイエスの復活の舞台になるイエスが埋葬される墓を用意した人物も彼であり、イエスの死後はイエスの教団に関わる全ての人達、母マリヤや、マグダラのマリヤや、十二使徒他関係者全てがローマとサンヘドリンから危険視をされ、本来、全員処刑となるはずだったのですが、有力者であるヨセフに気を使い、関係者全員を船に乗せて追放と言う形で追い出したようです。でも実際には船には帆も舵もオールも無かったようで、漂流、難破が確実と思われた船出であり、実質処刑のような追放劇だったようです。でも、彼ら初期のクリスチャン達は運がよく、彼らを乗せた船はフランスの海岸に到着したようです。

ラザロたちはそのフランスで後日教会を建てる事になります。

ヨセフたちはフランスで船を仕立てて、その船で勝手知ったるイギリスのグラストンベリーに渡って、そこに暮らし、そこに教会を建てる事になります。それが世界最初のキリスト教会と言われているようです。自分ら元ロック小僧からすると、グラストンベリーは野外フェスの聖地ですがね…。

グラストンベリーには当時のイギリスの王族がおり、ヨハネの娘アンナは何とその王族に嫁いでいたようです。よって、ヨハネと現地の王族は血縁であり、その縁もあってヨハネや母マリヤも、グラストンベリーに根付き、第二の故郷とし、その地で亡くなります。

そして、なんと今のイギリス王室はそのヨハネの娘アンナの末裔、と言うのですから驚きです。イエスのオジサンの血がイギリス王室に脈々と流れていると言う事になります。イギリスの王室はイエスの親戚筋なのです。もし本当なら驚きですね。

でも、今のイギリス王室は気候変動など国連やダボスと同じ意見であり、ロスチャイルドのコントロール下にあると目されており、DSのほぼ中核に位置する存在、と思われており、正直、微妙なのです。

ドロレスの説明が真実なのであれば、そこは、是非、自分たちのルーツを思い出して頂き、イギリスの方向性を変えて行って欲しいですね。今のままだと、ウクライナでロシアを煽り、第三次大戦を誘発する悪の根源、地球のX細胞にしか見えませんからね。はい。態度を改めて欲しい所です。

では。

湖畔人

第1018話.イエスとエッセネ派に関する小話③ カルー族とエッセネ派、そしてイエス

2024-09-07 23:54:10 | ★カジュアルスピリチャリズム(カジスピ),多分あっていると思われる事,人生観
湖畔人です。

エッセネ派の話、しないでいると忘れそうなのでまたやります。

まず、エッセネ派の母体について。

彼らは複数の民族が混じっているようではありますが、クムランに最初に住み着いたのはウルの人々、すなわちシュメール人がクムランに最初に来たようです。ユダヤの始祖アブラハムはウルの出身なのである意味同族ですね。

で、その彼らに様々な叡智を授けたのが古代から生き残った放浪の民、カルー族です。このカルー族の一部は、沈んだアトランティスから脱出して来たようです。アトランティスは複数の国、複数の民族からなる大陸だったそうで、カルー族の一部もアトランティスに当時住んでいたようです。

そのカルー族から様々な宇宙の叡智を授かり守って来たのがエッセネ派です。

エッセネ派が共同生活をするクムラン教団にはカルー族が設置した自動で動く銅製の太陽系儀があり(何を動力にしているか不明ですが)、太陽を中心に10の惑星がそれぞれの軌道で動く様が見れたそうです。動きを止めてはいけない、と言う事で、その太陽系儀に近づく事は禁じられていたようです。

我々が知る太陽系の惑星は、水金地火木土天海冥ですが、彼らは、これ以外にジュノーと言う小惑星をカウントしていました。ジュノーは1804年に発見されたはずですが、エッセネ派の方々はこの太陽系儀により1800年以上前からジュノーの存在を知っていたようです。驚き。

更に、何と、クムラン教団のUFOの作り方も伝授されており、その設計図が神秘学科管轄で、秘伝の教材として図書室に格納されていたらしいのです。このUFOは古代に戦争や移動に使われていたようですが、天変地異を誘発したので使用を封印されていたらしいのです。これもカルー族からの伝授ですね。因みにUFOを使っての他の惑星の生命との物理的交流は禁じられていたようです。理由は、人類が戦争ばかりして凶暴で、危なすぎて会わせられないから、と言う理由だそうです。確かに…。納得です。危な過ぎですよね。特にユダヤ人とアングロサクソンの皆さんね。あ、中国人もね。あ、半島の方々もね。

エッセネ派には巨大な水晶のピラミッドもあったらしく、限られた能力者だけがそれに念を投じて遠くの対象物に影響を与える事が出来たそうです。どうもこの水晶の使用法の間違いが、あのアトランティスにおいて副作用となり天変地異を誘発したような言い方をしています。

エッセネ派はカルー族だけでなく、他次元の宇宙存在からも指導を受けていたようです。地球に生命が存在するようになってから太古の昔からずっと地球を見守って来た存在で、ウォッチャーズと呼ばれている霊的存在だそうで、エッセネ派の人々は、様々な霊的なご指導を彼らから受けてきたようです。

さて、エッセネ派の人々に多大な影響を及ぼしたそのカルー族ですが、彼らが伝授したもので最大のものが救世主誕生の予言かと思います。エッセネ派は救世主の誕生とその受け入れをする事が期待されていた人々だったのです。

それに基づき専門家達が星の動きや啓示によりイエスが生まれるべき親の選定と時期を特定し、4つの星が四方から現れ重なり一つになる時にベツレヘムにてイエスが生まれると予言されていたようです。実際、BC7年の秋、10月3日に木星と土星が3回重なったようで、多分、その日にイエスが生まれたと思われています。スディーの言葉によるとヘロデ王が即位して27年目と言うので多分間違いないです。学説ではBC3年の9月11日がイエスの生まれた日、という説が有力のようですが、BC7年の10月3日が現実的かと思います。よってイエスは天秤座ですね。

さて、その日の夜空は4方から星が動き一つに重さなり、まるで昼間のような明るさになり、一つに重なった強い光の星から白い光の光線が地上に向けて注がれており、その光の先にイエスが生まれた洞窟があったのだろうと思われています。

その時の退行睡眠は、それはそれは感動的な様子だったようで、その夜の天体ショーがあまりにも美しく、あまりにも非現実的で、奇跡そのもので、感動的過ぎて、被験者が我を失うような感動をしている様がケイティを通してヒシヒシと場に伝わって来ていたようです。ドロレスの退行睡眠史上、最も感動的なセッションになったとのこと。そりゃそうでしょう?

そうして生まれたイエスですが、その少し前に、従兄弟のバプテスマのヨハネが生まれています。以前言ったように二人とも凄い赤毛だったようです。

バプテスマのヨハネはエリアの生まれ変わりと予言されていたようです。イエスは不明ですが、スディーはアブラハムかモーセの生まれ変わりと思っていたようです。でも多分違いますがね…。アガシャーかクリシュナでしょう?

さて、その時期、聖書にあるように、救世主に誕生されては自分の立場が危うくなるとして、ヘロデ王が救世主の誕生を警戒し、当時の若い赤子達全員の皆殺しを命じ、大量殺戮が実施されます。イエスはエジプトに逃れましたが、バプテスマのヨハネはクムランにかくまわれたようです。でもバプテスマのヨハネの父は、彼の赤子の行方を聞かれ、口を割らなかったので殺されてしまったようです。気の毒ですね。

イエスはエジプトでしばらく過ごし、8歳からバプテスマのヨハネと共にクムランで英才教育を受け始めたようです。スディーは二人にトーラー(律法)を教えていたようです。彼らの名前がわからないようにスディーは彼らを説明する際、親の名前にベン(の子)をつけて、イエスをベン・ヨハネ、バプテスマのヨハネをベン・ザカリヤと呼んでいたようです。

二人とも聡明で、ベン・ザカリヤは情熱的で、ベン・ヨハネは冷静で、幼い子供のはずが深い洞察力と理解力を示し、先生であるスディーを度々感動させていたようです。特にベン・ヨハネは真理を植物の生態に例えて話すのが得意だったようです。イエスは救世主としての英才教育を受けていたので、全科目を短期間で詰め込む形になるも、それを難なくこなし、超天才ぶりを発揮していたようです。

14歳で全行程を終え、二人とも卒業となり、ベン・ヨハネは母マリヤの叔父で、政治家で金属貿易商で地元の有志だったアリマタヤのヨセフに連れられ、世界中を旅し、貿易の手伝いをするふりして、実際には、アリマタヤのヨセフのコネで、インドや中国やイギリスの精神世界のマスター達の教えを受けさせ、力を付けさせていたようです。

そしてバプテスマのヨハネはイエスが世に立つ前に、救世主の出現を説いて回り、イエスの登場の露払いをしています。二人とも数年後に待ち受ける悲劇を知っての行動です。

そして30歳のイエスは、当時、イエシュアと呼ばれ、愛を説き、人々の病を治す奇跡の人として頭角を現していました。30人の弟子を持ち、女性の弟子も多く、彼らの一部はイエスと同じように奇跡を成す力を持っていたようです。

そうしたイエスを、ユダヤ教の主流派やローマ軍は警戒をし、目を付けられ、ユダヤ教の主流派の陰謀で十字架につけられます。

そこで有名なユダの裏切りにあうのですが、ユダはイエスを救世主と心底信じており、"我こそ救世主、ローマ軍よひれふせ!"と強い態度をとってもらいたかったようで、それが故にイエスをあえて窮地に追い込んだようですが、彼の期待とは違い、結局イエスはいつものイエスのままで、粛々と十字架に掛かり、罪人達を許し、そのまま亡くなってしまうのです。それを見て、愚かなことをしたと我に返ったユダは失望をし、猛省をし、自殺をしてしまうのですが、ちと安直でしたね…。

さて、イエスは、わき腹を刺され血を流しますが、実はその時は既に霊体ごと肉体から離脱しており、母マリヤの傍らに立っており、痛みは感じなかったようです。どちらかと言うと、首がうなだれて死んだ様子に驚いた兵士が、生死確認で、わき腹を槍で刺したがイエスの霊はもう外れていた、と言うのが真相のようです。よって、主に十字架を運んだ苦痛があったにせよ、刺されて亡くなった訳ではないようです。霊体を肉体から外す事など、当時のイエスには朝飯前だったようです。
さて、イエスが亡くなると夜のように空が暗くなり、してはならぬことを人類はしてしまったと言う空気に場は包まれたようです。

そして、当時、イエスの死後復活をすると予言が広まっていたので、復活が起きてはイエスが本当の救世主になってしまうので、絶対阻止、として、ローマ軍は墓の蓋の石を重く、厳重に閉め、見張りを24時間体制で付けて、遺体が運ばれないように細心の注意を払っていたようですが、亡くなって3日後、遺体に油を塗ろうと石の蓋を開けると、墓はもぬけの殻、遺体は消えていたそうです。

その後、イエスは、半透明の霊的姿を弟子達に見せ、約束の復活を示し、イエスが霊的に生き続けている事を弟子達は知り、喜び合い、同時に、死んでも霊として永遠に生き続けられる事を知る事で、弟子達は、死を恐れず、更なる伝道に邁進できるようになって行ったようです。

イエスの復活は、死後3日後に肉体として復活したと描写される事が多いのですが、実際には肉体こそが霊的な術(天界のマスター達複数とイエス自身の霊的秘術により遺体が消えた)により消され、見せたかったのはあくまで霊としての復活で、死しても霊として生き続ける事を証明したかったのが主旨の復活劇だったようです。

よって現代の聖書はそこは間違ってますね。

他にも転生輪廻が否定されている点、女性弟子が記載されていない点、エッセネ派での教育と修業が彼の思想と行動のベースにある点、など、記載されていない重要な点が数多くあるようです。

最大の間違いはイエスが十字架に掛かかった意味の捉え方ですかね。
多くのクリスチャンは、イエスが十字架に掛かる事により、人類の罪が許されたのだ、みたいな、イエスが人類の罪の身代わり、償いの代行をした、的な感じで捉えられている事が多いようだけど、でもスディーはそうではない、と言います。各人が成した罪は各人が償うのが筋で、別に人類の罪を帳消しにする為にイエスは十字架についた訳ではない、と言います。

それは、この世の辱めや、死の恐怖を乗り越え、自分を貶めるものでさえ許し、愛する事を、自分の命の投げ出すと言う、最大級の自己犠牲の態度で示す事により、霊的な存在である神の子としてあるべき姿を示したのだ。本当の無私、本当の無我を示し、彼はこの世に克った存在となったのだ。人の子が、そこまでやれると言う手本を、自らの死をもって我々人類に示したのだ、と言います。そして霊的な復活を弟子達に示す事で、自分達が霊的な存在であり、不死の存在である事を示し、人々を死の恐怖から解放したのが復活の目的だったのだ、と言うような事をスディーもドロレスも言っていますね。きっとそうなのでしょう。

死後のスディーは、死後世界のイエスは人類として霊界の最上段に戻ったので普段は会えないと言います。霊界は10次元まであり、イエスは10次元にほど近い9次元に還ったが、我々は行ける場所でないので、こちらに降りて来てもらわない限りイエスには会えない、と言います。イエスはそもそも転生をする必要のない、人として輪廻から卒業してよいレベルの存在で、ご自身の意志により、この世に手本を示すために、敢えて、こうしたツライ人生を計画して生まれてきたけど、本来もう人間界に降りて来る必要はない存在だそうです。でも、また再誕すると言う噂が囁かれている、との事。

今度はどこに生まれて来るんでしょうね。
生まれるなら、今でしょうね。

イエスとエッセネ派に関する小話、メインは今回でしたが、他にも面白い枝葉な小話が多いので、あと少しやろうかと思っています。

では。

湖畔人

第1016話.イエスとエッセネ派に関する小話② 退行睡眠対象者の過去世スディー

2024-08-26 01:02:21 | ★カジュアルスピリチャリズム(カジスピ),多分あっていると思われる事,人生観
湖畔人です。

前々話の続きで、エッセネ派に関する書籍の感想二回目です。

退行睡眠で得られる情報は、その対象者の方の過去世の人物の認識範囲、その方の周辺の出来事に関する情報しか得られないので、たいがいはごく平凡な静かな生涯の記憶ばかりで、あまり有名人に出くわすことはないようなのです。

でもラッキーがあってドロレスはイエスが生まれる寸前にイエスが関わったエッセネ派、クムラン教団という集団に属する人物、しかもイエス本人に一部の教育を施す立場にあったスディーと呼ばれる人物の過去世を持つアメリカ人の女性ケイティと知りあい、そのスディーを通してイエス=救世主の誕生に備えるエッセネ派の人々の様子や当時の考えを知らんとした訳です。

このスディーの生まれ変わりのアメリカ人の女性ケイティは、高校中退で、米軍でPC関連の技師として働き、ドロレスと退行睡眠をしていた時期は一般企業に転職をしており、霊的な事にも興味があるとして、そうした人達が集まるイベントでドロレスと知り合い、縁が出来、退行睡眠をしてもらった所、色々と過去世を辿っていくと、どうもイエスが生まれた時代の過去世を持つ人物が出てきた、と言う事で、色々と探っていくと、まさかのイエスにかなり近い人物である事が判明した、と言う訳です。

このクムラン教団、エッセネ派は隔離された場所で、集団で生活をしていて、そこで精神修行をしたり、聖典の翻訳や編集をする一派で、主流のユダヤ教徒達からも、ローマ軍からも救世主の予言をする特殊な存在、ある意味、危険な存在と見なされていたらしく、その存在を突き止められ、迫害される事がないよう、人里離れた場所にひっそりと存在し、高度な霊的研鑽をする、ある意味宗教エリート的存在だったようです。

なので、スディーは、常に警戒心が強く、不用意にイエスの名前を口にしたりする様な事は一切しないし、とても神経質で、慎重で、律儀で、正義感が強く、非常に硬い人物と言う印象の方です。

また、自分で見た事、聞いた事でなければ"自分はそこにいた訳でないのだから、そんな事分かるはずはない"と言い切れる、知的に正直な人物でした。

当時のユダヤ社会では女性蔑視、女性差別が当たり前だったようですが、クムランでは女性も平等に扱われており、彼女たちも、真理探究の権利を有しており、中には有能な女性の求道者もいたようです。聖書の記録にはないですが、イエスの使徒にも本当は多くの女性使徒がいたようですが、そうした理由もクムランのリベラルなカルチャーがベースとしてあったようです。

結婚は、長老が、星を見て占い、その星の愛称で決まるらしく、でも、実際に結婚して二人の相性が合わないと判明した場合、長老に相談をして、離婚、別の人との再婚と言うケースもあったようです。

イエスが生まれる家系や母親も、お告げや星占いで決まっていたらしく、まだ16歳だったマリヤと、年配の大工のヨセフが夫婦として選抜され、二人の間にイエスが誕生します。スディー曰く、マリアとヨセフは過去世で何度も夫婦をしていた事があったようです。

二人の間には多くの子が生まれイエスには6人の弟と3人の妹がいたそうです。10人兄妹だったようで、イエスはその長男だった、と言う事になります。大家族ですね。

イエスの家系はダビデの血筋との事。そして彼の従兄弟がバプテスマのヨハネとなります。ほぼ同時期に生まれ、二人とも赤毛だったようです。特にヨハネは真っ赤っかだったよう。当時のナザレの人々は肌が白く、髪は赤か金色が多かったそうで、時代と共に南部の肌の黒い人々との混血が進んだとの事ですが、イエスの時代にはまだ色白の赤毛が多かったようです。となると、アシュケナジユダヤは白人だからユダヤ人ではない、的な議論の根底が崩れて来ますね。

赤毛で青目で長身が当時のフェニキア人の特徴だったようですが、当時のナザレの人々にもその特徴があったようです。イエスの母マリアの叔父にあたり、イエスを世界中に旅をさせた金属商で稼いだ大資産家のアリマタヤのヨセフの行動はまさしくフェニキア人のそれそのものです。

ドロレス曰く、フェニキア人はアトランティス人の末裔との事。

さて、話はお堅いスディーに戻りますが、彼の真っすぐで正直な性格から、彼の意見は信頼に足るな、という印象なのですが、

そんな正直な彼が、
これまで全く聞いた事が無い出エジプト記の解釈や、
UFOやアトランティス他について色々と語るのです。
ですから、面白くない訳がないのです。
また、続きは後日します。

あ、因みに本に記載はないのですが、ドロレスのYoutube動画で聴いた話だと、ケイティの直前世は原爆が落とされた時代に広島に男性として生まれていたそうです。

日本の次がアメリカで高校中退の女性です。その方が一教科だけとは言え、一応、イエスの先生だったのです。これらの転生を通して、一体どういう学びが期待されたのか、よく分かりませんが、不思議な組み合わせもありますね。因みにスディーの語った内容をケイティに伝えても余り喜ばれず、むしろ困惑していたようです。ますますこの方の転生の課題が良く分からない感じですね…。きっと我々には見えていない何かがきっとあるのでしょうね。

では。

湖畔人