第199話. 今世界で起きている事

2018-11-19 02:02:39 | よもやま話,雑感,最近思う事
湖畔人です。

中々忙しくて、余りブログも更新できないでおりましたが、まぁ、世の中の動きはとても早くて、様々な事柄が色々と起きておりますね。

タゲリシーズンも始まったと申しましたが、実はここ二週間、タゲリを見つけられずにおります。まだ暖かくて、渡来して来たタゲリの絶対数が足りていない印象です。まだまだ、彼らを楽しむには寒さが足りないようです。

さて、本当は軽い話をしたい所なのですが、でも一方では、本当に今語るべきことは政治、特に国際政治こそが、今最も重要で一番語るべきトピックスなのだろうなとも思っています。ただ、何か忙しさにかまけて、暫く本当に大事な事を語る事をサボって来てしまいました。

UKはブレクジットに向けメイさんが政権内で孤立しているようですね。閣僚の多くも政権を去り、難しい局面を迎えております。先日、アメリカの中間選挙では、下院を民主党が奪取し、捻じれが発生しておりますが、トランプさんにとってはそうそう望ましいお話ではないでしょう。これらも全て、右と左、保守と革新、主権と隷属、様々な対立概念間の押し引き、揺らぎのように見えますが、今重要なのは、今世界で起きている様々な政治的事象の表層を見るだけでなく、その裏側で起きている軋轢の本質を知る事が重要なんだと思うんですよね。あまり触れられる事のない視点ではございますが、実は米中の対立を軸に、今世界で起きている対立の本質は、この世界を、神を肯定する世界にするのか、または神を否定する側の世界にするのか、その二択を世界は突き付けられているのだと思うんですよね。その二つの勢力のせめぎ合いが、今、米中という二大超大国を通して顕在化して来ている、と言うのが世界の真相だと思うんです。その世界の真相を、日本の為政者達や日本のマスコミの皆さんがどの位気が付いおられるのかどうか、余り自信はございませんが、彼らが本質を知ろうが知るまいが、今起きているの対立の本質は、神を信じ、信仰を尊ぶ側と、共産主義と言う無神論&唯物論&人間機械論を掲げ神を否定する側の勢力との戦い、言い換えれば、神と悪魔の戦い、所謂ハルマゲドンが今起きているのだと思うのですよね。

そして、日本の多くのメディアも海外の多くのメディアも嫌っているトランプ氏率いるアメリカの共和党の主流こそが、実はその神を信じる側の代表者、守護者となっており、一方、自由貿易の守護者のフリをしながら、多くの国を借金漬けにして隷属化させ自国の勢力を拡張し続けている危険な国、神を否定し無神論&唯物論&人間機械論である所の共産主義の拡散を目指す側の代表が中国共産党であって、今、その二つの相反する大きな勢力の衝突が、米中の貿易戦争という形で現れて来ているんだと思うんですよね。

その大きな対立の中で、今後の力の均衡を破る重要なポイントは、どちらの側がロシアを見方に付けるか、と言う点なんだと思うんですよね。ロシアを見方に付けた側が一気に優勢になると思われています。何せ世界トップクラスの核大国です。戦争に成ったらこれほど心強い味方はいませんよね。ロシアはロシア正教の国であり、本来は、宗教を重要視する国、本来的にはトランプ氏の側に付くべき国なはずなのですが、米国と冷戦を戦い、共産主義の大国であった過去の歴史や、クリミア侵攻、プーチン氏にまとわり付く影のイメージ等々で、米国民にロシアを受け入れさせる事を難くしているように見えます。そんな中、こうした局面で、米ロを結びつける重要なキューピット役を果たし得る国は、両国首脳と個人的にもコネがあるリーダーを持つ国、そう、我が国・日本であるはずなのですが、北方4島の奪還に拘るばかりに、ロシアを此方側に引き入れ、米ロを結び付ける事を難しくしていました。プーチン氏が折角平和条約を結ぼうと千載一遇のチャンスを与えてくれているのに、そのチャンスに乗らずに、その背景にある、中国包囲網の形成、神を否定する側の封じ込め、と言う大切なテーマに思いが及ばず、支持層の顔色ばかり伺い、4島返還に拘り、この大切な機会を失おうとしていたのです。でも、ここ最近になって、安倍首相の言動を見ると、どうも二島返還で手打ちをし、日露平和条約を結ばんとしているようにも見えます。対中国の包囲網を作る事が最重要な今、非常に賢明な選択を取ろうとしている、と言えますね。小さな島より、国の安全保障が重要なのは言うまでもありません。島護って国護られずでは本末転倒です。そんなバランス感覚のない政治家は政治家を辞めるべきですよね。嘗てのロシアならともかく親日の強いリーダーであるプーチン氏が国を率いている間に、ロシアと平和条約を結んで置くべきなのです。もしかすると、やっと今世界で起きている様々な事象、米中間の衝突の背後にある思想戦に日本政府も少しずつ理解し始めているのかもしれません。私が推している小さな保守政党も、いつも参照している保守系のオピニオン誌のWEBサイトも、口を酸っぱくして4島の返還は脇に置いてでも良いから、ロシアとの平和条約を即刻結ぶべき!、と言うメッセージをずっと投げ続けて参りましたが、今回やっとその彼らの意見に対し、政府が聞く耳を持つようになって来ているのかもしれないですね。もしくは、ペンス副大統領が、直接”もういい加減、状況を理解せよ!”と、安倍さんを直接叱った事で起きた変化なのか、その経緯の程は判りませんが、二島返還で手打ちをし、平和条約を結ばんとする今の政府の方向性は正しい方向性であると思いますし、珍しく評価のできる対処だったと思うのです。いずれにせよ、今世界で起きている事は、無神論国家の中国が世界の覇権を握らんと、その最終局面に差し掛かろうとしている時代であって、仮に中国が覇権を握った場合には、世界は、法治が効かない人治主義の無法地帯と化し、人権も蔑ろにされ、人々は家畜のようにカメラで行動を監視され、ウィグルの方々がそうされているように、思想的に相反する方々は数百万、数千万人の単位で収容所に入れられ、思想の破棄を強要され、虐待され、臓器売買の対象にされ、同化政策が強力に進められるでしょう。政府が誤っていても批判をする事が許されず、信じる自由も、個人的人権の尊重も、何もかもが否定され、恐怖が支配する世界が現れてくるはずです。暴力と暴力への恐怖と嘘と疑心と快楽主義が渦巻く、ひどく荒んだ世界が出現する事が明確に見えている為、その世界の出現は絶対に阻止せねばならないのです。そしてその阻止の為には、中国に対抗する力として、個人の自由と民主主義と信仰を護る側のリーダーである米国には、まずはもっと力を付けて頂き、そこで得た力でもって、中国を封じ込め、弱体化させ、中国との貿易の不均衡の是正の為に、知的所有権軽視への批判と取り締まりの強化を実施し、国力相応な関税の設定の実施をしてもらい、中国の軍資金を減らし、弱体化を図り、同時に産業を米国に戻し、米国を軍事的にも経済的にも強化させて、偉大なる強きアメリカの復活を試みています。その流れは、多少強引で保護主義的に見えるかもしれませんが、中国の封じ込めの為には必要なプロセスなのだと思うのです。日本は人権無視、神仏無視、専制的恐怖政治を強いる共産主義国家の中国側ではなく、信仰と自由と民主主義と言う普遍的な価値を守護するアメリカ側に付くべきなのであって、米国の動きの表層を見て、”保護主義に反対!”とか表面的でアホみたいな批判を繰り返す事は控えるべきなのです。アメリカの足を引く事は、神を否定する側への加担と今は同義です。やってはならない事なのです。その裏にある米国の意図と、中国が力を持った時にやって来る荒んだ世界の未来の到来をハッキリと認識し、理解し、阻止する側に回るべきなのですが、その感覚が日本の政府にも日本のマスコミにも余りにも欠落し過ぎているように見える事が本当に深刻な問題だと思うのです。日本政府は、余り米国の足を引っ張る事ばかりすべきではないのです。それを日本の政府も日本のマスコミも知るべきです。 同時に、日本自体もアメリカやロシアと共により強くより豊かになり、信仰と人権と自由と民主を尊ぶ側の東アジア代表となるべきなのです。何度も言いますが、今起きている事は、神の側に付くか、神を否定する側、即ち悪魔の側に付くのか、と言う選択肢を、今人類は突き付けられているのです。一見乱暴そうに見えるがトランプ氏側の方こそが実はその神の側なのです。そしてトランプ氏の勝利、神の側の勝利にはロシアの協力が必須なのです。私の尊敬する宗教家もロシアを中国側に付かすと、今後統一される南北朝鮮も中国側に付き、悲惨な第三次大戦が南シナ海での紛争をトリガーにして近未来に勃発する可能性がかなり高い、と仰っています。2025 年、トランプ政権後と仰っていますが、ペンス副大統領の言動を見る限り明日にでも戦争が始まっても何の不思議もない位です。

この世界は根源なる神が作った世界です。
だから、神を否定する側が勝利する世界の出現を神は嫌うし、もしそんな世の中が出現したならば、その時神は迷わずにリセットボタンを押すはずなのです。即ち、大きな天変地異が世界を覆い、殆どの人類が滅亡するはずなのです。必ず・・・。それが判っているのですから、そのまま放置してはならないのです。中国ですらずっと悪魔側に置いておくべきでなく、自由と民主主義と神を信じる側に中国を引き入れ、新生中国に生まれ変わらせる必要があるのです。そうした世界の出現は神の祝福する世界です。中国の香港化、台湾化が必要なのです。その方向での世界の人々の努力が必要なのです。そこを見誤ってはならないのです。それが今後何十年間、今後世界が抱える最重要テーマとなります。それを、我々は知らねばなりません。

湖畔人

(2018年11月20日改訂)

4 コメント

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感謝です (桜 咲久也)
2018-11-20 14:39:51
記事をお借りしました。いつもありがとうございます。
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転載感謝 (湖畔人)
2018-11-20 15:11:11
桜さん

いつも御転載頂きありがとうございます。お世話になっております。湖畔人です。

アクセスが多くて何か変だなと思ったらやはり桜さんでした。

真夜中に寝る時間を気にしながら勢いにまかせて書いてしまった記事だったので、見ての通り誤字だらけなので何か恐縮です。
この記事の方は、少し手直しをしましたので、宜しければそちらをご覧ください。でもいじっているうちにかなり原文と違った別物になってしまいました。j笑。いつもの事です。
今後はいつ転載されても恥ずかしく無いよう、もうちょっとチェックの時間を増やしたいと思います。
でも基本、記事は勢い任せですけどね・・・。ハハ。

私のブログの記事も気が付けばもう200回目です。
元々、桜さんのブログや危機に立つ日本さんのブログの記事のコメント欄にコメントを書いているうちに、何だか自分でもブログを始めたくなってきてしまって、書き始めてからはや200話目です。
時が経つのは早い割には何もしていない残念さだけが残り、何だかとても残念なのではありますが、でもまぁ、素人ですから、こんなもんかな、とも思っています。

今後とも宜しくお願い致します。

因みに、貴ブログのコメント欄にお礼を書こうとしましたが、ボタンを押しても画面が出てこないみたいです。
何でしょう?

湖畔人
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コメントありがとうございました (桜 咲久也)
2018-11-20 17:52:08
コメント欄、その後、無事見つかりましたでしょうか?書き込まれていたので大丈夫だったかと思いますが、 (*´∇`*)
こちらに書き込もうとした時も何度か繰り返したのですが、重複されてなかったでしょうか・・
時々、表示が遅くなったり消えていたりもあるみたいで、先日もアクセス表示が出なかったので、その件を伝えたら、すぐに出してもらえました。何かあったら教えて下さいね。
あと、記事の新しいのお借りして入れ替えさせて頂きますね。
とてもアクセスが多かったので、すでにみなさん、閲覧済みだとは思いますが(^▽^)まだいらっしゃる方も多いので・・
今後ともよろしくお願いいたします
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2).コメントありがとうございました (湖畔人)
2018-11-20 19:37:57
桜さん
改訂版の掲載を頂きありがとうございました。コメントも別の端末からだとOK でした。お騒がせ致しました。今後とも宜しくお願い致します。
湖畔人
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