湖畔人です。
前々話の続きで、エッセネ派に関する書籍の感想二回目です。
退行睡眠で得られる情報は、その対象者の方の過去世の人物の認識範囲、その方の周辺の出来事に関する情報しか得られないので、たいがいはごく平凡な静かな生涯の記憶ばかりで、あまり有名人に出くわすことはないようなのです。
でもラッキーがあってドロレスはイエスが生まれる寸前にイエスが関わったエッセネ派、クムラン教団という集団に属する人物、しかもイエス本人に一部の教育を施す立場にあったスディーと呼ばれる人物の過去世を持つアメリカ人の女性ケイティと知りあい、そのスディーを通してイエス=救世主の誕生に備えるエッセネ派の人々の様子や当時の考えを知らんとした訳です。
このスディーの生まれ変わりのアメリカ人の女性ケイティは、高校中退で、米軍でPC関連の技師として働き、ドロレスと退行睡眠をしていた時期は一般企業に転職をしており、霊的な事にも興味があるとして、そうした人達が集まるイベントでドロレスと知り合い、縁が出来、退行睡眠をしてもらった所、色々と過去世を辿っていくと、どうもイエスが生まれた時代の過去世を持つ人物が出てきた、と言う事で、色々と探っていくと、まさかのイエスにかなり近い人物である事が判明した、と言う訳です。
このクムラン教団、エッセネ派は隔離された場所で、集団で生活をしていて、そこで精神修行をしたり、聖典の翻訳や編集をする一派で、主流のユダヤ教徒達からも、ローマ軍からも救世主の予言をする特殊な存在、ある意味、危険な存在と見なされていたらしく、その存在を突き止められ、迫害される事がないよう、人里離れた場所にひっそりと存在し、高度な霊的研鑽をする、ある意味宗教エリート的存在だったようです。
なので、スディーは、常に警戒心が強く、不用意にイエスの名前を口にしたりする様な事は一切しないし、とても神経質で、慎重で、律儀で、正義感が強く、非常に硬い人物と言う印象の方です。
また、自分で見た事、聞いた事でなければ"自分はそこにいた訳でないのだから、そんな事分かるはずはない"と言い切れる、知的に正直な人物でした。
当時のユダヤ社会では女性蔑視、女性差別が当たり前だったようですが、クムランでは女性も平等に扱われており、彼女たちも、真理探究の権利を有しており、中には有能な女性の求道者もいたようです。聖書の記録にはないですが、イエスの使徒にも本当は多くの女性使徒がいたようですが、そうした理由もクムランのリベラルなカルチャーがベースとしてあったようです。
結婚は、長老が、星を見て占い、その星の愛称で決まるらしく、でも、実際に結婚して二人の相性が合わないと判明した場合、長老に相談をして、離婚、別の人との再婚と言うケースもあったようです。
イエスが生まれる家系や母親も、お告げや星占いで決まっていたらしく、まだ16歳だったマリヤと、年配の大工のヨセフが夫婦として選抜され、二人の間にイエスが誕生します。スディー曰く、マリアとヨセフは過去世で何度も夫婦をしていた事があったようです。
二人の間には多くの子が生まれイエスには6人の弟と3人の妹がいたそうです。10人兄妹だったようで、イエスはその長男だった、と言う事になります。大家族ですね。
イエスの家系はダビデの血筋との事。そして彼の従兄弟がバプテスマのヨハネとなります。ほぼ同時期に生まれ、二人とも赤毛だったようです。特にヨハネは真っ赤っかだったよう。当時のナザレの人々は肌が白く、髪は赤か金色が多かったそうで、時代と共に南部の肌の黒い人々との混血が進んだとの事ですが、イエスの時代にはまだ色白の赤毛が多かったようです。となると、アシュケナジユダヤは白人だからユダヤ人ではない、的な議論の根底が崩れて来ますね。
赤毛で青目で長身が当時のフェニキア人の特徴だったようですが、当時のナザレの人々にもその特徴があったようです。イエスの母マリアの叔父にあたり、イエスを世界中に旅をさせた金属商で稼いだ大資産家のアリマタヤのヨセフの行動はまさしくフェニキア人のそれそのものです。
ドロレス曰く、フェニキア人はアトランティス人の末裔との事。
さて、話はお堅いスディーに戻りますが、彼の真っすぐで正直な性格から、彼の意見は信頼に足るな、という印象なのですが、
そんな正直な彼が、
これまで全く聞いた事が無い出エジプト記の解釈や、
UFOやアトランティス他について色々と語るのです。
ですから、面白くない訳がないのです。
また、続きは後日します。
あ、因みに本に記載はないのですが、ドロレスのYoutube動画で聴いた話だと、ケイティの直前世は原爆が落とされた時代に広島に男性として生まれていたそうです。
日本の次がアメリカで高校中退の女性です。その方が一教科だけとは言え、一応、イエスの先生だったのです。これらの転生を通して、一体どういう学びが期待されたのか、よく分かりませんが、不思議な組み合わせもありますね。因みにスディーの語った内容をケイティに伝えても余り喜ばれず、むしろ困惑していたようです。ますますこの方の転生の課題が良く分からない感じですね…。きっと我々には見えていない何かがきっとあるのでしょうね。
前々話の続きで、エッセネ派に関する書籍の感想二回目です。
退行睡眠で得られる情報は、その対象者の方の過去世の人物の認識範囲、その方の周辺の出来事に関する情報しか得られないので、たいがいはごく平凡な静かな生涯の記憶ばかりで、あまり有名人に出くわすことはないようなのです。
でもラッキーがあってドロレスはイエスが生まれる寸前にイエスが関わったエッセネ派、クムラン教団という集団に属する人物、しかもイエス本人に一部の教育を施す立場にあったスディーと呼ばれる人物の過去世を持つアメリカ人の女性ケイティと知りあい、そのスディーを通してイエス=救世主の誕生に備えるエッセネ派の人々の様子や当時の考えを知らんとした訳です。
このスディーの生まれ変わりのアメリカ人の女性ケイティは、高校中退で、米軍でPC関連の技師として働き、ドロレスと退行睡眠をしていた時期は一般企業に転職をしており、霊的な事にも興味があるとして、そうした人達が集まるイベントでドロレスと知り合い、縁が出来、退行睡眠をしてもらった所、色々と過去世を辿っていくと、どうもイエスが生まれた時代の過去世を持つ人物が出てきた、と言う事で、色々と探っていくと、まさかのイエスにかなり近い人物である事が判明した、と言う訳です。
このクムラン教団、エッセネ派は隔離された場所で、集団で生活をしていて、そこで精神修行をしたり、聖典の翻訳や編集をする一派で、主流のユダヤ教徒達からも、ローマ軍からも救世主の予言をする特殊な存在、ある意味、危険な存在と見なされていたらしく、その存在を突き止められ、迫害される事がないよう、人里離れた場所にひっそりと存在し、高度な霊的研鑽をする、ある意味宗教エリート的存在だったようです。
なので、スディーは、常に警戒心が強く、不用意にイエスの名前を口にしたりする様な事は一切しないし、とても神経質で、慎重で、律儀で、正義感が強く、非常に硬い人物と言う印象の方です。
また、自分で見た事、聞いた事でなければ"自分はそこにいた訳でないのだから、そんな事分かるはずはない"と言い切れる、知的に正直な人物でした。
当時のユダヤ社会では女性蔑視、女性差別が当たり前だったようですが、クムランでは女性も平等に扱われており、彼女たちも、真理探究の権利を有しており、中には有能な女性の求道者もいたようです。聖書の記録にはないですが、イエスの使徒にも本当は多くの女性使徒がいたようですが、そうした理由もクムランのリベラルなカルチャーがベースとしてあったようです。
結婚は、長老が、星を見て占い、その星の愛称で決まるらしく、でも、実際に結婚して二人の相性が合わないと判明した場合、長老に相談をして、離婚、別の人との再婚と言うケースもあったようです。
イエスが生まれる家系や母親も、お告げや星占いで決まっていたらしく、まだ16歳だったマリヤと、年配の大工のヨセフが夫婦として選抜され、二人の間にイエスが誕生します。スディー曰く、マリアとヨセフは過去世で何度も夫婦をしていた事があったようです。
二人の間には多くの子が生まれイエスには6人の弟と3人の妹がいたそうです。10人兄妹だったようで、イエスはその長男だった、と言う事になります。大家族ですね。
イエスの家系はダビデの血筋との事。そして彼の従兄弟がバプテスマのヨハネとなります。ほぼ同時期に生まれ、二人とも赤毛だったようです。特にヨハネは真っ赤っかだったよう。当時のナザレの人々は肌が白く、髪は赤か金色が多かったそうで、時代と共に南部の肌の黒い人々との混血が進んだとの事ですが、イエスの時代にはまだ色白の赤毛が多かったようです。となると、アシュケナジユダヤは白人だからユダヤ人ではない、的な議論の根底が崩れて来ますね。
赤毛で青目で長身が当時のフェニキア人の特徴だったようですが、当時のナザレの人々にもその特徴があったようです。イエスの母マリアの叔父にあたり、イエスを世界中に旅をさせた金属商で稼いだ大資産家のアリマタヤのヨセフの行動はまさしくフェニキア人のそれそのものです。
ドロレス曰く、フェニキア人はアトランティス人の末裔との事。
さて、話はお堅いスディーに戻りますが、彼の真っすぐで正直な性格から、彼の意見は信頼に足るな、という印象なのですが、
そんな正直な彼が、
これまで全く聞いた事が無い出エジプト記の解釈や、
UFOやアトランティス他について色々と語るのです。
ですから、面白くない訳がないのです。
また、続きは後日します。
あ、因みに本に記載はないのですが、ドロレスのYoutube動画で聴いた話だと、ケイティの直前世は原爆が落とされた時代に広島に男性として生まれていたそうです。
日本の次がアメリカで高校中退の女性です。その方が一教科だけとは言え、一応、イエスの先生だったのです。これらの転生を通して、一体どういう学びが期待されたのか、よく分かりませんが、不思議な組み合わせもありますね。因みにスディーの語った内容をケイティに伝えても余り喜ばれず、むしろ困惑していたようです。ますますこの方の転生の課題が良く分からない感じですね…。きっと我々には見えていない何かがきっとあるのでしょうね。
では。
湖畔人
湖畔人