第675話. 素材を最大限に活かす(時間編①)

2022-01-04 15:23:28 | ★素材を活かし切る
湖畔人です。

自分は今日まで休みで明日から仕事です。

少しメールなども海外からはポツポツと来始めているので、実際には、もう少しだけ仕事も始めていますが、そろそろ、正月モードから仕事モードに切り替えて行く必要がありますね。今までのダラダラとした時間の過ごし方も変えねばなりません。

尊崇する宗教家から教わった事は、一番は霊的な世界観や歴史を教わった事が一番大きいのですが、でも多分自分の実生活の中で一番効いているのは”時間”の使い方を教わった事ですかね。後は鈍感力ですね。これは大分マスター出来ました。でも時間の活用はまだまだですね。

実は自分は、芸術家気質で、昼夜関係なく興味があるとずっとやっていられるタイプなのですが、頑張った後の反動も大きいので、あれがあまりイイやり方ではないのです。
でもこの宗教家は規則正しい生活を送りつつ、時間を短く区切って、様々な事を一日の中でされているようです。なので関わっている仕事が常時複数あって、それらが同時並行で多数進んでいる感じです。しかも予習型で数年後にアウトプットする事をしっかり形にしては貯め込んでいるようですね。これには感心します。

この方は、
我々は時間を内包した存在で、時間を如何に活かすかが成功のカギであり、平凡な方の時間の価値は過ごしたまんまだが、偉大な方の時間は同じ80年の人生であっても800年相当の価値を持つ事もある、と言います。よって、時間の使い方を単調にせず、同じ一時間でももっと長い時間に相当する”大きな時間”を生み出す事が大事なのだ、とも言うのです。

また、他人の時間を奪う人は仕事が出来ない人で、他人の時間を生かす人が仕事が出来る人だ、とも言われています。

また、成功していくための秘訣は、時間の使い方と習慣化にあるとしており、習慣化によってシンドイ努力が楽しくなるようにする事が大事だ、とも言われています。

また、時間はお金以上のものであり、時間の予算化がいるのだ、とも言います。

予算化ですか、ちょっと難しい言い回しですね。

多分、何時迄に何をどこまで達成するか決めよ、と言う事ですかね。そして更にそれらを年単位、月単位、週単位、日単位の行動プランに小分けにして行く感じでしょうかね。オシリを決める事が重要、と言う感じでしょうか?
まぁそれは転生単位、人生単位でやってもいいかもしれませんね。今世はこうした特性を身に着ける、来世はこう、なんてね。

また、この方は、強弱の付け方も教えています。人はずっとは集中していられないので、一日10時間働くとして、内2時間を重要案件に使うよう組み立てた方がいいと言われています。パレートの法則ですね。20%で大きな成果を生まんとしているのです。強弱、プライオリティを付けているのです。

こうした時間活用を可能にするには、
多分そこには、
・高い目的意識と何故それをするかと言う明確な理解、
・それに高い集中力と、
・後は切り替え力ですね。短い時間で区切って切り替える。それには割り切り、と言うか、ある程度の妥協も要るのではないかと思いますね。(=>ここが自分は一番苦手です。)
これらが要りますね。

そしてベースには、一日一生、今日人生が終わっても悔いなし、と言う真剣な姿勢や心構えが要りますね。

この”切り替え力”と”高い集中力”を身に着け、新しい習い事を幾つか増やして行きたいなと思う今日この頃です。

その習い事の候補は、恥ずかしくて言えませんが幾つか候補はある事はあります。ちょっと検討してみます。

皆さんも時間活用、意識してみると面白いかもしれません。

では。

湖畔人


第260話.与えられたものを活かす事を天命とする

2019-05-05 16:33:43 | ★素材を活かし切る
湖畔人です。

段々GWも残り少なくなり、言いたかった事を言い切れるように頑張っています。
先に重めの事、段々と軽い事と思っているのですが、中々軽い所まで行けていません。ホントはゆるキャラの話をしたいのですがね・・・。

さて、ちょっと言いたかった事があるのですが、以前も、第70話と第71話で個人と国に対して素材を最大限に活かす事が大事だよ、と言う話をしたことがあるのですが、今回もそれに近い話をしたいと思います。

もし、一個人においても、自治体においても、国家においても、今後何をどうすべきか判らない、どの方向に進むべきか判らない、と言う方がいるとするならば、その方に申し上げたいのは、自分に既に与えられているものを天命と思って活かし切る事に注力したら良いですよ、それが多分使命ですから、と言いたいのです。

与えられているものと言えば、その人の得意な事、特徴的な事、珍しがられる事、周りから褒められる事、等でしょうか?地方自治で言えば、特産品とか、旨いとか、珍しいと言われる物を見出し、それを磨き、良いモノに仕上げ、マーケティングして売り出すと言う事です。それらが無い場合は、周りを見てやっていない事、希少価値のある事や物を見出し、それを身に付け自らの特徴とする、と言う事です。
要は、個人でも、地方自治でも国としても、特徴を生かしてオンリーワンの存在となり、周りから重宝がられる、有難がられる、面白がられる存在となりなさいと言う事です。

個人においては、『マツコの知らない世界』に出れる位の特徴のあるオタクになるのもいいと思いますし、個人としての特徴は無くても協調性があり友達思いで友が多いとか、親切な人とか、家族思いとか、清潔さを売りにしているとか、何でもいいので、その人ならではの特徴を見出し磨き誇りに思えれば良いと思うのです。折角生を受けたのですから、自分らしさを磨いてみたらいいと思うのです。仮にそれが趣味で終わっても全然良いのです。そこに生きがいとやりがいが見いだせたとするならばそれで良いと思うのです。それがお金になれば最高ですがね・・・。

地方自治も、折角住んでいる町なんですから、その町の特徴を最大限に引き出すべきなのです。隣町と一緒じゃつまらないですもんね。しっかりブランディングして特徴を出し、磨き、知ってもらい人に来てもらい賑わいを作り稼げる地域になる事です。

国だってそうです。外国人に言わせると日本はテクノロジーの国とか親切とか礼儀正しいとか勤勉とか清潔とか言われるけど、テクノロジーも二位じゃダメなんですか?とか言っているうちに次の通信規格5Gに関しては蚊帳の外のようですし、PCもフラットパネルも携帯も半導体も見る影もありません。恥ずべき状態ですね。親切とかいうけど、隣国でウィグル人達が中共に虐待されてもシカトしているし何処が親切か?と言う話です。勤勉がどうのと言うけど働き方改革でもっと怠惰になれと国が推奨しています。清潔さも都心は良いにしろ田舎はゴミだらけです。もっと自分達のイメージを強みとして認識し、あるべき姿を決めてそこに向け戦略的に自分達を仕上げて行かないといけません。それが出来ている分野はバトミントンとか卓球とかスポーツの分野では成果が出ていますが、もっともっと社会全体、国全体で自分達のあるべき像を作ってそれに向けて仕上げて行くべきなのです。

また、『第257話. 何故唯物論がダメなのか』でも言いましたが、世界は、神を認めない無神論の共産主義や社会主義の国々と、神を認める民主主義の国々に基本的に大きく二つに分かれています。そして257話でも指摘した通り無神論を放置すると神の目を恐れず見ていない所で悪さをする者達が増え、イジメや犯罪が増える荒んだ世界になりがちなので、日本は、唯物論&無神論を悪として警戒をし、神々を認める国の側に付くべきなのです。天皇制の存続の為にも神を認める国である必要があります。神を信じる国々で問題なのは宗教間の対立ですが、日本はもともと八百万の神を信じる国柄です。イスラムとキリスト教陣営の間に入って宗教間の対立を治める役割が日本にはあるはずなのです。これらの点も国としてどうあるべきかを論じるときに組み入れるべきポイントかと思います。

また、日本と言う国は、元々国土が狭いのですが、その殆どが山で、周りは海に囲まれ、それら自然が与えた物を活かし切っているとはとても言えないような状況なのです。山をテクノロジーを使って生き易い場所に変え、もしくは生産の現場に変えて、交通革命でもってアクセスを容易にし、有効活用すべきです。崖崩れ、洪水、雪崩、雪道の凍結など山の持つ潜在的危機を事前にテクノロジーの力を使って抑制、管理し、アクセスを容易にして、山の上で、魚など海産物を養殖したり、林業も見直したり、新しい燃料を作ってみたりと、色々と活用しようがあるはずです。要検討です。

個人も地方自治も国も与えられている特徴を、自らの資質、与えられた天命と思い、命一杯注力し、人に喜ばれるレベル、お金を頂けるレベルにまでとことん仕上げて行くことが大事です。途中であきらめずに、粘り強く、且つ独りよがりにならないように、どうやったら他人に喜んでもらえるようなレベルになるのかとトライアンドエラーを繰り返しては段々とより良いモノに仕上げて行き、最終的に唯一無二のオンリーワンになる所を目指すべきかと思います。
ただ、それを実現するには、戦略的に賢くやる必要があります。それが達成されるまで飯が食えないようでは困りますので、飯が食える状況を作りつつ、段階的に戦略的にその特徴をブラッシュアップしてお金が貰えるレベル、これはイイねと感動して貰えるレベルまで仕上げて行くべき、と言う事です。
それが出来たら、次はそれを人に知ってもらうべくアピールをする事です。マーケティングですね。そこが出来ないと折角の良いものを持っていても宝の持ち腐れです。ですから、有名ユーチューバーとか有名ブロガーとか著名人の知名度を借りて広めるとか、予算的に見合うなら広告代理店とかブランディングのプロに任せるとかする必要があります。まぁ地方自治を想定していますが、個人も国も一緒です。

国の場合は、外務省には無理でしょうが、反日プロパガンダの国々の反日布教活動(慰安婦や南京や徴用工等)やWTOやユネスコなど国際機関の不正且つアンフェアーな対応を攻撃論破し、彼らの後ろでうごめく金銭のやり取りまで調べ上げるくらいの別の組織が要ります。それが日本版CIAなのか、何なのかは別として絶対にいるのです。もういい加減大人にならなければなりません。

与えられたものを活かし切っていますか?そう常に自分自身に、自分の住む町に、自国に対し常に問う習慣を持つべきかと思います。そうすれば、個人も町も国もやるだけやった感が出て来るので、後悔などあるはずも無いし、そこには誇りが生まれて来ているはずですからね。何よりベストを尽くすことが大事なのです。
その為には、自分が頂いた特徴を活かす事です。

湖畔人

第71話. 素材を最大限に活かす(国編①)

2018-01-08 03:03:50 | ★素材を活かし切る
湖畔人です。

前話でも、前々話でも、人としての自然な欲求に基づいて、まず自分を愛し、自分の家族を愛し、自分が属する会社や自治体や国を愛し、等々と、愛する対象を自分から段々周辺に広げてゆく自然な関心対象の拡大について触れましたが、今回は、国、日本人と日本国についてです。
国も個人と同じく、与えられた素材を最大限に発揮したいと思うのです。せっかく頂いた大切な素材です。人材も国土も全て活かし切り、使い切り、潜在能力をしっかり開花させたい所ですよね。国として国民としてベストを尽くし、能力を最大限化すべきかと思います。
これも二種類の掘り下げ方があって、人間と国に分けて考えるべきかと思います。
人間、日本人に関しては、神話、歴史、教育等、資質をどう捉え、どうプラスにし、国際社会の中でどう改善、開花していくかが大事です。まず何より現代社会において日本人がどうあるべきか、そのビジョンが重要ですね。
国に関しては、政治と憲法、国際関係、産業、国土、資源活用などへの考察が必要ですね。持っているものを最大限生かし切るべきです。こうした話をしてみたいのですが、これら二つを細かく書くと20話分位になりそうですので、今日はその触りです。

日本国を見ると、日本は殆どが山ですよね。日本は龍のような姿をしていて、背びれのように山脈が続きます。海辺に少し平地があるだけで、殆ど山です。以前、お世話になっているブロガーの記事で、元JICAの職員で94歳の近藤亨さんと言う方が高地でも採れる米やリンゴや魚の養殖をネパールで成功させている話を紹介されていましたが、ネパールどころか、日本も本来そうすべきなのです。日本の食料自給率はまだまだ低いですしカロリーベースで4割程度です。衣食住、特にエネルギーと食料は生命線です。自分で確保すべきですよね。シーレーンを抑えられたら日本は御仕舞です。そうした状況からは脱却すべきですよね。

日本の真ん中は殆どが山脈です。国土の多くを占める山地が手付かずで、放置されている現状はもったいないですよね。最大限活用すべきです。それら山々、高地、盆地には数多くの過疎の山村が点在していますね。ここも改善が要ります。過疎化が進む理由は簡単で、アクセスが悪く、産業が無く未来への展望が無いからです。よって、まず最初に道路の整備がもっと必要ですね。大分整理されたかもしれませんが、もっともっと必要ですね。基幹道路が少ないので、事故などがあると直ぐに交通の動脈が麻痺しまう現状は、問題ですよね。インフラとしての欠陥です。やはり、逃げ道、迂回ルートが必要です。コストを度外視すれば理想は北海道、東北、関東、中部、近畿、四国、中国、九州それぞれの地域にユニオンジャックのように+とXを重ねた道路を設け、その外周にあたる四角と、その内側に少し小さな四角を重ねたような形を作る、二重の四角がXと+に重なる形を作るのが望ましいと思います。(あくまで個人の意見ですが)そうすると県をまたいだ人の往来が増えるはずです。大都市からの過疎地へのアクセスも容易になるはずです。山間部の豪雪地帯には雪が積もらぬよう凍結防止も兼ねてロードヒーティングの設置も必要ですね。
次に、山々に人々が行く理由としての産業の活性化が必要ですが、
まず土砂崩れ防止も兼ねて材木を間引き伐採をし、林業の復興をする事も可能かと思います。伐採もロボット化で遠隔無人操作で行い、加工も生産技術力とIOT化で容易にし、道路インフラの拡充で、運搬が容易に出来るようにし産業を活性化させたらどうか、と思います。こうすれば、衣食住の“住”への貢献が可能ですね。
次に漁業ですが、山間部に魚の養殖場を数多く作り、水温管理、エサの管理、清掃など、生産技術力とIOT化を応用して遠隔管理をし、資本面では大企業にスポンサーとなって頂き、養殖の規模を大きくし、国内需要の8割を養殖で賄えるまで山の漁業を流行らせると宜しいかと思います。日本の周辺の漁場は、隣国に荒らされ、漁獲量の制限もある中、養殖の拡大で、需要の多くを養殖で見込めるようにする事は重要ですよね。
次に農業ですが、山間部の農地を増やし、また山地だけでなく日本中にある休耕地を大手企業に購入頂き、管理下に置いて頂き、全てハウス化、大規模農業化して頂き、IOTを組み合わせて、温度や湿度の管理を徹底し、モニタリングも収穫も遠隔化、自動化をして収穫量と時期を確実化し、食糧の自給自足率を9割程度まで引き上げて頂きたい所です。特に米、小麦、大豆、トウモロコシは全て国内で賄えるまでにして欲しい所です。その頃には輸出も増えている事でしょう。
次に、衣食住の“衣”も国内でコットンを作っても良いかもしれません。山地を開拓しコットン畑もありかもしれません。採集はロボットを活用し、遠隔制御すべきです。白い綿は画像処理で識別が容易でしょうから、自動収穫が可能なはずです。
またその後の加工、縫製も、これまでは中国の人件費が安く縫製は殆ど中国が相場でしたが、それを日本の強い生産技術力で縫製機械を多数開発し作業員を要らなくしコスト問題を解決させます。要るのは生産機械の開発、製造、修理要員とプログラマーで、技術者達です。それら、縫製も農業の収穫も嘗てテレビや車や半導体等の工場で働いていた生産技術者の皆様に面倒を見ていただければ宜しいかと思います。
テレビなど家電の製造も中国から国内に戻して、製造工程を全自動化、IOT化、簡素化しコスト面でも競争力を回復させられればと思います。ここでも必要なのは生産機械の開発、製造、修理要員、そしてプログラマーで、技術者達です。
エネルギー分野も、放置せず、取り出せるものは全て取り出すべきです。南海では海洋温度差発電をしたり、日本の近海の海底に多数散在するメタンハイドレードの回収技術をこれまた生産技術力の進化とIOT化をフル活用して達成し、日本の近海のメタンハイドレードや石油やガスを遠隔操作で回収し尽します。数百年分のエネルギーは得られるでしょう。その間に、核融合発電のような、より恒久的で高効率で安全なエネルギー源の開発をするべきかと思います。
高齢化や介護の労働負担も、これまたロボットの導入、IOT化、生産技術力のフル活用で軽減させます。政府はそのインフラ導入費にこそ補助すべきです。ここでも必要なのは、介護ロボの開発と製造と修理能力とプログラマーです。
こうして、インフラ、道路の整備と、衣食住を賄うIOT化と生産技術力を使った高地での林農魚の生産と、家電の復興、エネルギー採取、介護も皆、生産技術力の復興とIOT化で達成できれば、と思います。
嘗ては半導体や液晶の製造装置メーカーや検査装置メーカーが栄え、彼らの装置があれば、半導体も液晶も容易に作れますので、より人件費が安い韓国勢に国内の半導体やパネルメーカーがどんどん破れて行きましたが、そうした装置メーカーを肥えさせると、またコスト競争力で海外に負け、産業の衰退に繋がりますので、今後は、生産技術は自前の技術としてノウハウを蓄積させ、門外不出とする事が大事かと考えます。コカ・コーラのレシピと一緒ですね。何でも表に出すべきではありません。
よって、今後は、農業や林業、漁業等第一次産業も大手企業に担当頂き、大規模に管理して頂き、IOT化と自前の生産技術力で自給率を高め、日本の生命線である食を賄う事を可能としたい所です。合わせて、第二次産業であるエネルギー採集も衣類の製造も、第三次産業に属する介護も、生産技術の進化とIOTの力で低コスト化、自動化を実現し、社会の課題を解決に導き、同時に日本に競争力の回復にも寄与させたい所です。従って、生産技術力の復興と高度化こそが、今後のカギになるかと想像しますし、その方向での人材育成が重要になって来るかと想像します。日本人の人材開発については、また別の機会でトライしてみたいと思います。それでは。

湖畔人

(2018.01.13改訂)

第70話. 素材を最大限に活かす(自分編)

2018-01-07 23:54:39 | ★素材を活かし切る
湖畔人です。

前話でも、人としての自然な欲求に基づいて、まず自分を愛し、自分の家族を愛し、自分が属する会社や自治体や国を愛し、等々と、愛する対象を自分から段々周辺に広げてゆく自然な関心対象の拡大について触れましたが、まずは、一生係っていく所の、この“自分”と言う対象をしっかり活かし切り、有効活用していかんとする事が大事だと思うのです。せっかくいただいた自分と言うこの素材です。死ぬまで付き合うこの自分ですから、どうせなら最大限にその自分と言う素材を活かし切ったような状況に持って行き、自分で自分に満足する位でいたいと思うのです。この時代に、この国籍で、この性別で、この名前で、この見たくれと骨格で生きる今の自分は一度切りの自分です。転生はあっても一度切りの自分ですので、であるならば、これまでの人生がどうであれ、これからは、残りの人生、この頂いた自分と言う素材を最大限活かし切って生きて行きたいと思うのです。

その自分と言う素材を生かす対象としては、大きく分けて『内面』と『外見』の二種類があると思います。

『内面』は、心の制御の仕方の研究や、この世界の捉え方(この世界が神が作りし世界であり、全ての人類が皆神の子達であり、転生の中、神に近づかんとしている)を深く学び、それらの霊的世界観に基づき世界を見直し、他人の見方、他人との接し方を見直し、その思想にふさわしいものに段々とそれらを変えて行く事、勇気を鍛え、信じる力を鍛える事、イメージで現実を作る力を学ぶ、等があるかと思います。それらは、ある意味、このブログのメインテーマであり、これは今後もちょくちょく書いて行こうとは思っている対象ではありますが、それ以外にも様々な知識や趣味の世界の開拓も重要ですよね。沢山の本を読み知識を増やす事、様々な分野にチャレンジし、自分に合った知的好奇心を探求できる対象を探る事も大事だと思います。先日もフジテレビの情報番組で日野原先生が98歳から俳句をはじめ、俳句繋がりでいじめに悩んでいた若き俳人との交流をしていたエピソードを感動的に紹介していましたが、98になっても新たな趣味を見つける方もいるのです。我々も食わず嫌いは止め、色々チャレンジすべきですよね。

『外見』に関しては、見た目、体型や髪型、清潔感、服装等です。これは、第60話の “霊性をベースにした普段の生活②-霊性の向上を求めるが故の体調管理や身だしなみの重要性”でも触れましたが、周りとのコミュニケーションを円滑にするためにも、見た目(服装や香り等)も相手に悪い思いをさせない程度に小綺麗にしておく事が重要で、むしろ、少し派手な位で良い、と述べましたが、その延長線のお話です。これは相手へのケア、与える愛の一環とも言えますね。まずは清潔である事が大事で、風呂またはシャワーを頻度よくし、香りも良くしておく事。髭も剃り、または髭を整え、床屋、美容室にも頻度良く行き、ニュースキャスター位の今どきのヘアースタイル位にはしておくべきと思います。チャライ感じ、軽い印象は避け、知性と品を求める事が大事ですよね。服装は、人それぞれだと思いますが、推奨するとするならば、基本トラッドをベースに自分なりにメンズファッション誌等で自分の背丈やキャラクターや顔付きに合う物を選んでいく事が大事だと思います。でも何より重要なのは、体そのものだと思います。何を着るかより体自体が重要です。第60話でも申しましたが、健康が利他業の基本ですので、まず健康である事が大事です。健康を求め、食事の内容と量を制御し、適度な運動で体型を引き締めていく事が重要です。とはいっても1㎏落とすのに難儀をしている私ではありますが、痩せた、顔が小さくなったと言われるのは悪い気分はしないものです。骨格やパーツはいじりようもないし、どうしようもないにしろ、太る、痩せる、筋肉を付け事は努力の対象範囲です。せっかく頂いたこの体です。長続きする程度の負荷を自分に掛け続け、習慣化をし、最大限のケアをして、まあこんなもんじゃないか、ここまでやればまあ十分ではないか、と言える位までは仕上げて行きたい所です。痩せれば着れる服も増えていきます。一石二鳥です。自己彫刻が進み、望んだ自分になれば、そんな自分にはきっと自分でも満足だろうし、誇らしいだろうし、自分で自分が好きになると思います。そうなれば、きっと毎日も楽しい事でしょう。
これは、基本男性向けに書いていますが、女性の事は判らないけれど、時々電車に乗っていると、白髪のショートヘアでメイクもしっかりして大きめのアクセサリーを付けた高齢の女性が電車に座って読書をしている姿などを見ると知的で威厳もあり何か格好が良いなーと思うことがあります。年相応、自分相応で似合っていれば男女の関係がなく格好良く見えるものです。共通項は、小ザッパリしていて清潔感があり知的である事ですかね。
どうせなら最大限の自分に仕上げて、カッコ良く行きたいものですよね。

湖畔人