第271話. 気になった音楽(61) KING『The Greatest』

2019-05-27 01:08:35 | 気になった音楽
湖畔人です。

最近、井上尚弥で盛り上がっているせいなのか、暑いのでチルな音楽でチルアウトしたいからなのか正直判りませんが、最近頭の中でKINGの『The Greatest』がずっと鳴り響いています。よって電車の中でも良く携帯で聴いています。

KINGは、LA出身の女子三人組ですが、インディーズ時代の発表曲が業界の大御所達に大絶賛されて、特に故プリンスに目を掛けられて、彼のお陰でデビューの準備が大分できた感じの三人組なのです。かなり大柄で井上尚弥も負けそうな感じの迫力のあるルックスの女子達なのですが、音楽センスは抜群でかなり涼やかで格好の良い音を作る方々です。

本曲は、3年前位に流行った曲で、“The Greatest”こと伝説的ボクサー、ムハマドアリことカシアスクレーの事を歌った歌です。歌詞は熱いのですが曲調は涼やかで変なバランスの曲です。音も80年代風、MVもファミコン風の粗いピクセルの画像をあえて使っており、KINGの三人も任天堂のゲーム音楽からかなりインスパイアーされたと言っており確かにゲーム音楽っぽい感じもしないでもないです。
“フ、ウォンツァランウィザナンバーワン!”という掛け声が何か幸せになれる呪文みたいで何かとても面白いです。お勧めします。

湖畔人

第270話. バラとシランと赤いマツバギク ~花鳥風月~

2019-05-27 00:36:52 | 花鳥風月
湖畔人です。

前話でスポーツ界で若手がブルーミングしていると言いましたが、本家の花の方も5月は大ブルーミング中で、百花繚乱の様相です。

今年はこれまで関心が無かった様々な花々が視界に入り始めた、と以前申した事があるのですが、それは特定の花に対して、と言うより、どちらかと言うと、まぁ実は殆ど全ての花に対して目が行ってしまっている感じなのです。ですので、今は朝の通勤の時、裏路地を通ると民家の庭先の花々が皆我こそはと、その美しさと生命の輝きをアピールして来ており、かなり賑やかと言うか、目が忙しい感じで大変なのです。それそこあらゆる花がアピールして来ており、皆生き生きと輝いていて、皆それぞれに個性があって、皆とっもて良いのですが、その中でも特に目立っているのが、三つございまして、一つ目はシランの花、二つ目はバラ全般、三つ目は赤いマツバギクなのです。

一つ目のシランの花は紫色の花を付ける蘭の仲間の花でして、細長い葉を持ち、長い首先に品の良い紫の花を複数付けた清楚なイメージの花です。日陰でも咲くらしく、玄関が日陰になるお家の玄関周りにシランの花があると、そのシランの作る緑と紫のコントラストがとっても映えていてとっても綺麗です。シランの花の事は実は今年まで全く知りませんでした。

二つ目はバラの花全般です。バラと言うとイギリスのイメージですが、品が良くて知的で気位が高い強い女性と言った感じのイメージの花ですが、実は色の種類もかなりバリエーションがあって実はかなり多様な花なのです。定番の赤もあれば、ピンクもあるし、白や、白とピンクが混じった物、淡いオレンジカラーの物、他と、色々とございましてかなり楽しめるのです。バラを庭先に持つお家には品を感じます。何時かウチもチャレンジしていみたいと思っています。

最後に、赤いマツバギクです。マツバギクと言うと地べたをみっちりカバーする感じの花なので、土手とか玄関周りとかに使われているのを良く見るのですが、これまで見て来たマツバギクは殆どピンク色だったかと思うのですが、先日初めて赤いマツバギクをお見掛けしまして、輝く花自体の艶がとても魅力的です。群で咲いているとそのまとまりとしての迫力に圧倒されるのです。やはりまとまった数で来られるとスゴイインパクトが出て来るものなのですね。数は力なのです。

先日、ツツジが今年から目に入ると申したのですが、実は我が家の目の前のツツジには全く惹かれないのです。何故かと思いましたが、目に入って来るツツジは花がまとまって咲いている事に気付きました。複数の花がまとまって咲いて無いとアピールが足らなくなるみたいなんです。ですから、ただまとまっているだけで、それだけのインパクトが出るみたいなんですよね。不思議なものです。

湖畔人

第269話. 近況と世情 5月26日

2019-05-26 23:39:04 | よもやま話,雑感,最近思う事
湖畔人です。

気温がエライ高いですね。
地震も来るし、トランプさんもいるし、朝乃山が勝つし、色々ありますね。
私と言えばもう忙しくてちゃんと休めておらず土曜もフルで仕事の疲れも取れておらず風邪でも引くのではと言う位体調も微妙です。
さて、今週も井上尚弥の勝利の余韻で一週間過ごせてしまいましたね。いや、何度見てもシビレます。疲れたらUKで放映された試合の動画を見ては井上の勝利を手放しで称賛するアナウンサーの絶叫を聞いてニヤケています。
さて、相撲は貴景勝は怪我して復帰してまたリタイヤですね。稀勢みたいに焦って悪化させないで欲しいですね。高安も不甲斐ない中、無名の若手、朝乃山の活躍は大変素晴らしいし、是非今後とも優勝争いに毎回絡んで頂いて昇進して頂きたいですね。栃ノ心のカムバックも見事でした。
ホンダF1も今年はこれまでの長い長い苦渋の歴史の中では一番安定して上位には食い込めてはいますが、でも優勝への壁は中々高い感じですね。フェルスタッペンの結果もソロソロ出る頃でしょうか、2位か3位でしょうかね?楽しみですね。
サーフィンでもVISAのCMに出ている五十嵐カノア君が日本人で初の優勝を果たしましたね。
若手の活躍がブルーミングしています。とっても良い事だと思いますね。

湖畔人

第268話. JDIの倒産危機と経産省の産業再生機構(INCJ)の責任

2019-05-19 17:28:13 | ★改善・変更の要る仕組み 仕来り 風潮 法律
湖畔人です。

最近、私の推す保守政党の海外通、金融通のキレ者の方が、ジャパンディスプレイ(JDI)が買収または倒産の危機にあるが、JDIを支援して来た経産省傘下の産業再生機構(INCJ)の在り方に大きな疑問が二つあるとお怒りのようです。

一つ目は、産業再生機構(INCJ)は、実質的には血税を4千億円を使ってJDIを支援をして来たが、それが倒産危機、または安価で売却される可能性が高く、国民の税金が無駄に使われた事に対し、国民への説明責任があるのではないか?勝手に国民に了承を得ず税金をジャブジャブ使っておいて大した経営指南もせずに企業経営を悪化させ、本当にすべき仕事をして来たのか?素人集団だったのではないのか?投資に失敗はあるにしても国民に説明責任があるのではないのか?それを経産省はどう思うのか?と疑問を投げ掛けています。

二つ目の疑問は、売り先が中国&台湾系の企業連合に売り渡されんとしている点について、そもそも血税を4千億円も注ぎ込んだ日の丸フラットパネル企業を800億と言う安価で売り渡さんとしている点がまず許し難いし、そもそも、今アメリカが中国に対し関税戦争を仕掛けている背景も、中国が中国に参入する外国企業に技術情報の開示を要求しており、それを許すと高い技術情報がただで中国にパクられ、中国にパクられた技術を使った中国製品が安価で販売&拡散されると自国の企業の競争力が失われるし、そこで儲けた金が軍事利用されるので、その技術開示の要求を止めなさいと中国に言った所、始めは了承したが、後から断られたので、今、トランプさんは怒って関税で中国を締め上げて、言う事を聞かせようとしている訳です。そうした環境下で易々と中国系企業に高い日本のディスプレイ技術をただ同然で渡してしまうのはアメリカと全く歩調が合っていないし、余りに危機意識が足らな過ぎるのではないか?と憤っているのです。

本当ですよね。そう簡単に技術の結晶を売り渡すな!と言う話です。
嘗ては、半導体も、液晶などフラットパネルも、PCも携帯も日本の独擅場でした。
半導体は、80年代は産業の米と言われ、NECがDRAMと言う揮発性メモリで世界一でしたが、アメリカのプレッシャーで段々落ち目となり、気付けば韓国勢、サムソン、ハイニックスなどにシェアを持って行かれ今は日本勢は絶滅しました。NECの遺伝子を引くエルピーダメモリが暫く高品質製品で奮闘していましたが、当時の日銀の無策による円高の圧力で経営の継続が難しくなり、とうとうアメリカのマイクロンに吸収されてしまいました。ここでも経産省は関わりましたがエルピーダは救えませんでしたね。

その後メモリの主流は東芝の技術者(舛岡富士雄 東北大学名誉教授)が開発した不揮発性メモリのフラッシュメモリが主流となり、将来のストレージは全部これに変わるのではないかと思われていますが、これもサムソンに価格競争で苦戦中ですが、東芝は本体が原子力事業の買収が重荷となり、赤字が止まらず、まずまずだったはずのメモリ部門を切り離さざるを得ず、今その子会社である東芝メモリに間接的に産業再生機構(INCJ)が関わっているのです。ちょっと心配ですね。また中国に売られてしまいそうです。

車も今は自動運転やナビなど半導体が欠かせませんが、車載用の半導体は旧日立がメインのルネサスが高シェアで、東日本の時、暫くアメリカの車の出荷が止まったなんて話があった位でしたが、暫く好調でしたが、ここに来てちょっと苦戦しており、ここも産業再生機構(INCJ)のお世話になっていますね。何か危険な匂いがしますね。

液晶も、携帯もPCも皆、嘗ては日本が独擅場でしたが、液晶は韓国勢に負け、携帯はスマホに敗れ、スマホはアップルやサムソンなど韓国勢、PCは台湾勢やデル等アメリカ勢等に段々とやられて消えて行きましたね。ほぼ同じ製造装置を使えば人件費が安い方が勝つし、シェアを取り開発費を稼げた方は技術力でも段々優位に立つので、日本勢の負けが段々と確定して行くと言ったパターンの繰り返しでしたね。愚かです。本当に残念ですね。液晶を初めて商品化したシャープは今は鴻海の子会社となり、その鴻海は親中の社長の郭台銘さんの会社で、郭さんは次の台湾の大統領候補でもあります。ノートPCの代名詞だった東芝のダイナブックはシャープが今は扱っており、結果的に鴻海の物となりましたね。残念です。

聞けば、JDIは、日本の液晶メーカーが韓国勢のサムソンやLGにシェアを取られて苦戦した末、産業再生機構(INCJ)が旗を振って、東芝、ソニー、日立等の液晶部門に生き残りを掛けて合弁を薦め、そうして出来た経産省主導の日の丸液晶会社だったのだが、当初からアップル依存が酷く、アップルからは出資も受けて工場まで作るも、その返済の為替リスクを取っておらず、段々と円安ドル高になる中、為替差損で段々と赤字が大きくなり、営業は黒字なのに最終損益で大幅な赤字になるという財務的欠陥を上場前から抱えていたのにそれを表に出さずにずるずると手を打たずに来た事、即ちマトモなCFOが不在だった事、有機ELへの切り替えタイミングを読み違えた経営判断のミスがあった事、追加でまたアップルから融資を受けて工場を建てた事、頼みの綱のアップルの業績が悪化した事、等々、色々とマイナス要素が重なって、今、こうして倒産危機に直面しています。本当に残念ですよね。まともなCFOも居らず、為替リスクを見れていなかったなんて、かなり初歩的なミスですよね。アップル頼りと言うのもリスクヘッジが出来ていない証拠ですし、産業再生機構(INCJ)には経営のプロを入れる必要がありそうですよね。ここにもPPPが要るのではないでしょうか。

それにしても、財務省は増税しか言わんし(大丈夫?)、文科省も不祥事ばかり、統計 厚労省も統計不正問題、経産省は血税をジャブジャブ使っては企業を救えないし直ぐに外国に売りたがるし、ホント霞ヶ関は大丈夫なんでしょうかね?
産業再生機構(INCJ)は、半導体や通信など情報インフラに関わる産業を岩に嚙り付いてでも残すようにすべきです。韓国勢が突然コケて半導体需要が急に巡って来たり、中国市場で大混乱が起きて急にチャンスが巡って来る何て事も大いにありえるシナリオなので、品質の高い希少なニッチマーケットでまず生き残りを図り、お金さえ注ぎ込めは事業を幾らでも拡大してDRAMでもフラッシュメモリでも液晶や有機ELも幾らでも出来る状況を作っておくべきです。それと、産業再生機構(INCJ)も、PPPを入れて財務、経営のプロを外部から招くべきですよね。大きいお金を動かし、血税を使っているのですから、チャンとプロの経営をする人を呼んでくる必要があります。
それは、霞が関全般に言えています。霞ヶ関のどの省庁も、責任範囲と目標達成時期を明確にした上でPPPの外部の力、民間の力をもっと活用して欲しいですよね。それと単年度会計は見直すべきです。そこら辺は、私の推す保守政党も言っている持論ですので、是非柔軟にご検討を頂きたいですよね。

湖畔人

第267話.“戦争しない”ってのは日本の国是??

2019-05-19 14:21:23 | ★改善・変更の要る仕組み 仕来り 風潮 法律
湖畔人です。

維新の丸山議員が北方領土のロシア人住民と日本人の元島民らが往来する「ビザなし交流」の日本側訪問団に同行して、滞在先の国後島で、酔った勢いで元島民の訪問団の団長に対し「戦争でこの島を取り返すのは賛成か?」「戦争しないとどうしようもなくないですか」等と発言し問題発言として党を除名となり、議員辞職勧告を受けそうな状況下にありますね。
まぁ、自分が推す保守政党等は(自分自身もそうですが)、ロシアとは領土問題をしばらく脇に置いておいても良いので、まずは日露間の平和条約締結を急いで結んでおくべき、と言う考え方を持っています。何故なら、日本や世界の抱える喫緊の課題は中国の覇権国家化の阻止であり、中国共産党が覇権を握れば、神や人権、人命を軽んじる唯物論的&無神論的共産主義社会が世界を覆う事を意味しており、その場合、彼らの思想に反する神仏を敬う人々は、ウィグルやチベットの方々ように監視され隔離され排除される事になってしまうであろうと想定されており、更に彼らが今進めているようにファーウェイ等の彼らの先端の5Gの通信機器が世界に拡散されれば、それらに内装された半導体のバックドア機能によって各国の情報がただで楽々と中共の手に渡る事になり、反中共の勢力の検出も容易になる事で世界で誰も中共を批判したりする事が出来なくなり、世界が皆隷属状態下に置かれると想定されており、中国を唯一抑えられる勢力である米国の軍事機密情報も簡単に抜き取られるようになってしまう為、誰も中共を止める事が出来ず、世界が地獄化をすると思われているからです。そうした暗黒的未来社会の出現を阻止すべく、まずはロシアが中国側に付く事を阻止し、此方側、即ち西側、神を信じる側、中国包囲網の側にロシアを付けておく方が得策と考えています。アメリカは今、その中国の野望を挫くべく、中共の軍拡の元手である貿易黒字をまず減らさんとし、それにより彼らの軍拡の資金源を断たんとし、潜在的監視に晒される脅威を防ぐべくファーウェイの通信機器の使用を米国内及び同盟国に止めるよう呼び掛けているのです。そうした大きな中共の覇権阻止の流れの中で、今はロシアとは領土で揉めている場合ではなく、反中の同盟に引き入れた方が100倍得策と考えているのです。嘗てアメリカとも安保条約を結んだ後に沖縄の返還となりましたし、無理に二島で妥協するのではなくて、まずは、平和条約を結んで信頼を深めてから領土の話をする方が上手くいくと思うのです。それより、ずっと中国の覇権阻止の方が優先順位が高いと言う事です。

その意味で、ロシアに戦争を吹っ掛けて北方領土を取り戻そうなんて言う発言は状況が全く見えていない証拠であって、むしろ、そっちの意味で国会議員として失格かと思いますが、ただ、丸山議員を批判するマスコミの中で、朝日のコメンテーターが『“戦争しない”ってのは日本の国是。憲法を変える、変えないじゃなくて、戦争はしないって決めた国。それを“戦争っていう手段しかないんじゃないですか”っていうことを考えてる・・・そのことが、国会議員の資格を有していない』と言うような主旨の批判をされていたようなのですが、これを見てちょっと何か引っ掛かりました。
確かに現憲法の9条では、
“憲法第9条
一項:日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する
二項:前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない“
とあるので、基本、日本は戦争が出来ない国となってはいるのですが、
一方で、何故日本に実質的国防軍である自衛隊が認められているのかと言えば、独立した主権国家として、その国家が持つ当然の自然権として、国際社会においては、防衛をする為の戦力の保持は国として当たり前の事と思われており、国連においても国際連合憲章51条でもって自衛権(外国からの違法な侵害に対して、自国を防衛するために緊急の必要がある場合、それに武力をもって反撃する国際法上の権利)は認められており、日本も国連の一員として、主権国家として、外国から攻撃を受けた場合は武力でもって自国民を守る権利は当然認めらており、その為に自衛隊は許容されているのです。仮に外国から攻撃を受け応戦をしようとした場合、その状態は”戦争”と言える為、そうした防衛目的の戦争状況まで否定するかのような、その朝日の方のコメントの“日本は戦争はしないと決めた国”的な言い方は若干言葉足らずだと思うのです。他国から攻撃を受けた場合、日本が防衛としての戦争をする事はありえるのですから、”日本は一切戦争ができない”的な言い方は適当ではなく、本来ならば、“日本の国是は、防衛目的以外の戦争をしない事“と言う言い方の方が正しい言い方だと思うのです。”日本は一切戦争をしない国”ではちょっと言葉足らずだと思います。そこがちょっと引っ掛かりました。
もし、この朝日の方が、"いや、本来防衛目的であっても、武力で応戦をしてはいけないのだ、何故なら紛争の解決を武力に頼る事を憲法9条が禁じているからだ。もし攻撃を受けたらば、その時はただただ攻撃され続けるしかなく、侵略を受け入れるしかないのだ。それは致し方ない事で、最悪滅ぶしかない。それが日本の運命なのだ。日本は言論だけで敵国の攻撃に対処すべきであって、説得する事が日本に出来る唯一の敵国への防衛方法、対処方法なのだ。だから一切の武力を防衛目的であっても使ってはならない。それが9条で決めた事なのだ 。"等と言うような憲法9条の解釈を仮にその方がしているとしたならば、そちらの方が大問題であって、それだと敵国に攻撃を受けた場合は黙って滅びなさい、と国民に言っているのと同じ事になるからです。でも実はこうした危険な9条の解釈をする異常な方々が、この日本には残念ながら多数存在するようです。国を滅ぼしたい方々なんでしょう。丸山議員が霞む程の異常さと危険度かと思われますが、この朝日の方がその類で無い事を祈るばかりです。

ただ、憲法9条は、字面だけ見ていると、“武力の行使は、国際紛争を解決する手段として永久に放棄する、陸海空軍その他の戦力は保持しない。国の交戦権は認めない“とあるので、まるで武力による自己防衛すら禁じているかのように読めてしまうのです。しかしそれでは国際常識と反しますし、前述の通り、国際連合憲章51条でもって”外国からの違法な侵害に対して、自国を防衛するために緊急の必要がある場合には武力でもって反撃する権利“が認められているのですから、その点と矛盾する訳ですから、9条はその意味でやはり変えられねばならないのです。防衛の為の戦争はあり得るし、その為の戦力の保持を明確に認める形に改訂すべきかと思います。

湖畔人