第802話.気になった音楽(346)Noel Gallagher's High Flying Birds『Half the World Away - Live @ Glastonbury 2022』改
湖畔人です。
今週も音楽を少し。
今回は、元OASISのノエルギャラガーの『Half the World Away』です。しかも、今年のグラストンベリー・フェスでのライブ版です。ネットでたまたま動画を見つけてちょっと観てみたら見入ってしまったパターンの曲です。まぁ High Flying Birdsの曲と言うか、オアシスの曲ですがね。OASISのデビューアルバムからの一曲で、『Whatever』のB面だった曲ですが、何かと愛されている曲ですね。
ノエルの兄貴分的な存在のポールウェラーにもOASISで一番好きな曲と言われている曲だし、『The royal family』って言う嘗てのUKのドラマでも主題歌として使われていたし、ノルウェーの歌姫AURORAさんにもカバーされて、その曲がUKの百貨店、JohnLewisのクリスマスCMで使われて話題になったりと、何かと繰り返し愛されている曲のようです。
そのライブビデオを見ると、まぁ観客の子達が歌える事、歌える事、50過ぎのオジサンの曲を皆で歌えてしまうなんて、なんかスゲーなUK、と言うかOASISの存在がデカすぎんのかね?なんか見入ってしまいました。
OASISのオリジナルはアコギメインの伴奏ですが、このGlastonburyでのLIVE版は、リズム隊もしっかりあって、ホーンセクションも付いているけど、なんかホッコリしてて、なんかいいあんばいなのです。とても気に入っています。お薦めです。
歌詞は、皆、若い頃に経験しそうな、なにか悶々とした感じ?こんなんでいいんか?自分はもっとできるんじゃないのか?こんなに小さくまとまっていいはずもない、外に飛び出すべきなんじゃないのか?打って出るべきだ、って言う感じの歌詞で、皆、心の中で何百回と自問自答するみたいな気分?、そうしたウップンを重ねられる感じの曲ですかね?自分はそう思いました。"でも、俺、決して落ち込んでる訳じゃないからな"というなんかポジティブさもあって、上を向いている感じがなんかとてもイイ曲なのです。
それにしてもノエルは今が一番カッコいいですね。
実は彼の兄貴分のポールウェラーが長らく自分のファッションアイコンでしたが、最近はだいぶ彼も年を召されて、もうなんかもう皺が凄すぎて、ちょっと怖い感じです。レプタリアンっぽい。声にもまだハリがあるし、体幹も強そうなのですが、ドラッグのせいか顔の老け具合がハンパないのです。髪形も微妙で、チョットチョットなんだよねーーー。
そこからするとノエルはいい歳のとり方をしていると思いますね。今が一番カッコイイです。多分節制してるし、体も鍛えてる感じですね。髪形もイイし、小ざっぱりとしたファッションもイケてます。
髪形、正直言うとパクっています。ただ、床屋で毎回写真も見せて"こんな感じで"って言っても、中々伝わらなくて、毎回、指示、説明すんのが大変なんだよねー。田舎の床屋。客の数も知れてるし、毎月やってるから、憶えてくれても良さそうなもんなんだけどねー。"いつものアレですね"ってしたり顔で言ってくれるんだけどねー。正直、あんまりわかってないみたいなんだよねー。中々ね。まぁイイけどね…。
ノエルは口が悪くて有名だけど、でもまぁ正直な人なんだよね。彼の作る歌もこれまた正直なので、そこが多分愛される理由かもね。音楽に対して真摯なんだよね。兄弟ともだけどね。ロックに対しストイックなんだよね、あの二人は。それこそ敬虔なロック信者みたいな感じだよね。あの兄弟はね。
今週も音楽を少し。
今回は、元OASISのノエルギャラガーの『Half the World Away』です。しかも、今年のグラストンベリー・フェスでのライブ版です。ネットでたまたま動画を見つけてちょっと観てみたら見入ってしまったパターンの曲です。まぁ High Flying Birdsの曲と言うか、オアシスの曲ですがね。OASISのデビューアルバムからの一曲で、『Whatever』のB面だった曲ですが、何かと愛されている曲ですね。
ノエルの兄貴分的な存在のポールウェラーにもOASISで一番好きな曲と言われている曲だし、『The royal family』って言う嘗てのUKのドラマでも主題歌として使われていたし、ノルウェーの歌姫AURORAさんにもカバーされて、その曲がUKの百貨店、JohnLewisのクリスマスCMで使われて話題になったりと、何かと繰り返し愛されている曲のようです。
そのライブビデオを見ると、まぁ観客の子達が歌える事、歌える事、50過ぎのオジサンの曲を皆で歌えてしまうなんて、なんかスゲーなUK、と言うかOASISの存在がデカすぎんのかね?なんか見入ってしまいました。
OASISのオリジナルはアコギメインの伴奏ですが、このGlastonburyでのLIVE版は、リズム隊もしっかりあって、ホーンセクションも付いているけど、なんかホッコリしてて、なんかいいあんばいなのです。とても気に入っています。お薦めです。
歌詞は、皆、若い頃に経験しそうな、なにか悶々とした感じ?こんなんでいいんか?自分はもっとできるんじゃないのか?こんなに小さくまとまっていいはずもない、外に飛び出すべきなんじゃないのか?打って出るべきだ、って言う感じの歌詞で、皆、心の中で何百回と自問自答するみたいな気分?、そうしたウップンを重ねられる感じの曲ですかね?自分はそう思いました。"でも、俺、決して落ち込んでる訳じゃないからな"というなんかポジティブさもあって、上を向いている感じがなんかとてもイイ曲なのです。
それにしてもノエルは今が一番カッコいいですね。
実は彼の兄貴分のポールウェラーが長らく自分のファッションアイコンでしたが、最近はだいぶ彼も年を召されて、もうなんかもう皺が凄すぎて、ちょっと怖い感じです。レプタリアンっぽい。声にもまだハリがあるし、体幹も強そうなのですが、ドラッグのせいか顔の老け具合がハンパないのです。髪形も微妙で、チョットチョットなんだよねーーー。
そこからするとノエルはいい歳のとり方をしていると思いますね。今が一番カッコイイです。多分節制してるし、体も鍛えてる感じですね。髪形もイイし、小ざっぱりとしたファッションもイケてます。
髪形、正直言うとパクっています。ただ、床屋で毎回写真も見せて"こんな感じで"って言っても、中々伝わらなくて、毎回、指示、説明すんのが大変なんだよねー。田舎の床屋。客の数も知れてるし、毎月やってるから、憶えてくれても良さそうなもんなんだけどねー。"いつものアレですね"ってしたり顔で言ってくれるんだけどねー。正直、あんまりわかってないみたいなんだよねー。中々ね。まぁイイけどね…。
ノエルは口が悪くて有名だけど、でもまぁ正直な人なんだよね。彼の作る歌もこれまた正直なので、そこが多分愛される理由かもね。音楽に対して真摯なんだよね。兄弟ともだけどね。ロックに対しストイックなんだよね、あの二人は。それこそ敬虔なロック信者みたいな感じだよね。あの兄弟はね。
で、彼、普段は他人の批判ばかりしてるけど、実は、のぼせ上がっていないと言うか、地に足が付いていると言うか、実はとっても謙虚な人なのです。
彼がベストアルバム『Back The Way We Came: Vol.1』を出した時のインタビューで言ってたけど、"公団住宅からギター一本でここまで大きくなれたんだ、与えられた才能と境遇には実は心から感謝してるんだよ。これ、本当なんだよ、マジで感謝してんだから。この成功を当たり前だなんて思ったことは一度もないからね、正直。本当にありがたいって心の底から思ってんだよ。"、みたいな事をあの毒舌男が真顔で言っているのを見るのは、それはなんとも、ちょっとした感動ものなのです。
では。
湖畔人
(2022.08.28改訂)