上に立つ人と聞く力

今日は朝からお仕事。
相変わらず夜中に咳が出て、Dを起こしたら悪いので居間のソファに移ったらそのまま寝てしまっていた。暑苦しいのによく眠れたもんだわ。

昨日も書いた通り、今日は日勤で初インチャージ。だから気持ち早めに出社。そしたら何のことはない、昨日までインチャージを務めていた人が引き続き務めることになった。私も了解済み。経験を積まないとダメなのはわかってるけど、インチャージって継続してする方が絶対楽なんよね。患者さんの情報も頭に入ってるしさ。少し残念だったけど、まぁそのうち機会もくるさ。

今日から暦の上では秋。家で出る時はもう薄暗いまま。



病院に着く頃に明るくなってくる。

担当患者さんは4名。輸血が一件、終末期ケアが一件。コンスタントにすることがあったけど文句の言えないシフト。担当が4人だけならだいぶ良いケアを提供できる。
このところスタッフ数が揃っている。師長が頑張ってたくさん新人を採用したので、バカみたいに看護師の数が足りないということがなくなってきた。人を雇うにも上層部の許可がいるわけで、その上層部はまるで現場の声を聞こうとしないから、ずっと現場は大変だった。離職率が高いのも納得。師長はだいぶ上とケンカしたんじゃないかな。しばらく前に師長に対して不信感を抱いていたんだけど、現場のことを考えてくれていることがわかるので今は少し思い直している。

帰宅。
お腹が空いていたので、先日作ったカレーを使ってカレーうどんをして食べた。そしてお約束の爆睡。寝たくなくても眠りに落ちてるんよね。
起きたらちょうどニュースの時間。オーストラリアで見るテレビ番組はニュースぐらいで、一応世間のことを知るために見るようにしている。英語の勉強にもなるしね。
今日のトップニュースは星条旗の国のトップが青と黄色の国のトップとの会談で決別したことだった。妙なウェービーヘアのおじさんが相手の話の腰を折り、自分の意見だけを述べる姿が非常に不快だった。
私はカノ国の政治についてあまり興味がないが、この変な金髪のおじさんのことはまったく信用していない。認めている部分は、内容がいいか悪いかはおいておいて、白と黒をハッキリと発言することぐらい。ガクトもそんなこと言ってたよねー。
で、私はニュースの内容を聞きたいのに、核心に触れるより前にDが自分の意見を挟み始める。これはどんなニュースでも同じで、自分の知っていることと意見を言わないと気が済まないみたい。話題が変わるたびにトウトウと話す。これまで何度も「ごめんやけどニュース聞きたいねん」と言ってるのに覚えられないらしい。たまに相槌を求めてくるので鬱陶しいことこの上ない。
英語の国で暮らすようになってだいぶ経つけど、いまだに集中して聞かないと英語は雑音と同じ。なんとなくで意味をつかめたりはしない。だから上記のように集中力を切られたらどうにもならない。おかげでニュースの内容がまったく頭に入らないので、5時、6時、7時のニュースをハシゴしている（全部別の局）。まぁ私もどんだけ好きやねんって話やけど。

適当に過ごして今に至る。明日も早起きだからそろそろ寝る。咳がでないといいなぁ。長引いてるわ。



私が咳をしててもDもこの子たちも爆睡してるけどね。