お客様が来たー

本日オフ。
今日はお昼から友達夫婦のTimとAkiちゃん、息子くんのKento（8カ月）が遊びに来てくれた。元々私が2人と知り合いで、Dと交際を始めてから2人で何度か彼らの家を訪ねたことがあり、そのお返しも兼ねて、今日は我が家に招待させてもらった。

お昼から来るとのことで、私は午前中は家の掃除。洗濯をして掃除機をかけて、軽く整理整頓。そして水周り（台所、風呂、手洗い等）の掃除も。
母からだったか、誰からだったか忘れてしまったけど、お客様を迎えるときは水周りをキレイにすることが大切と聞いたことがある。それは“女性＝家事すべき”という少し古い概念に基づくことになるんだけど、水周りは簡単に汚れやすく、逆を言えば普段からきちんと掃除をしているかどうかを見極めるのが簡単な場所で、いわゆる“嫁”“妻”、ひいては“女性”としてちゃんと機能しているかを査定するのにもってこいの場所だからなんだとか。こんなことにこだわるなんて現代ではナンセンスなのかもしれないけど、やっぱり来る人には「キレイにしている」と思ってもらいたいし、何より単純に気持ちよくお手洗い等を使ってほしいので、一人暮らしの頃から友達を迎えるときは、部屋はさておき水周りには気を付けるようにしている。
とは言え私の許容範囲の“キレイ”なんて高が知れているけどさ。
ちなみに我が家は狭いので、今私が心がけていることは床にモノを置かないこと。モノがあるとどうしても部屋が狭く見えるので。話題となったらしい“断捨離”に挑戦してみたいけど、モノを溜め込むのが好きなDを説得するのが面倒なので、それはまたいずれの話。

ゲストを迎えるにあたり、Dがピザを作ることに。それはステキなことなんだけど、そのために先日買い物へ行ったとき必要か否かに関わらず欲しいものを手当たり次第バカスカ買い物カゴに放り込んで、今週の食費500円オーバー。2人の間にスーパーの冷房より冷ややかな空気が流れた。本当にコントロールできへんねんから。でもまぁ、私もお客様が来るのにケチケチするんもイヤやし、またおかげでなかなか豪華なピザ2枚が完成したので結果オーライ。D的にはBランクだったらしいけど、私にはおいしいかった。ゲストの2人も喜んでくれていたらいいんだけど。Akiちゃんがサラダを作ってくれ、ビールを飲みながらそれらを平らげた。しあわせじゃー。写真撮ればよかったなぁ。

TimとDは数回しか会ったことがないんだけど、すぐに他人とも仲良くなるオーストラリア人らしく、食後は2人で何かしら話していた。その隙に私はAkiちゃんとガールズトーク in Japanese。このところ日本語環境にいて、どんどん英語がヘタになっていくような気がしているのにこの魅力には抗いがたい。

こうして一応つつがなく、結婚後初ゲスト歓待終了。特別何かしたわけでもなく、おしゃべりを楽しんだだけやけど、私には楽しい時間だった。また、お家大好きのDなので強制するつもりはないけど、彼がたまにこうやってゲストを迎えるとか、表に出て行くといった社交生活を送ってくれるのは嬉しい。Tim&Akiちゃん夫婦はアウトドア派で、よくキャンプ等に出かけている。これまで何度か誘ってもらっているけど、私たちは都合が合わなかったりで参加したことがない。また声をかけてもらったので次回は参加させてもらえたらなーと思っている。

堂々巡り

今日も一日バイト。昼は混んだけど夜は比較的ヒマで、一番長い時間働いていたため一足先に上がって帰ってきた。
今日はあまり良い日ではなかった。出来上がった天ぷらを落っことしたり、ワインの注文1グラスを1ボトルで打ち込んだりするミスをしてしまいこれは反省。あとは知らないことで「言ったよね!?」と怒られることが何度か。「知りません」と言い返せばいいのだろうけど、なんか面倒くさくて「すみません」と言ってしまった。あとでモヤモヤするくせに。

そう、こんな感じで今夜はモヤモヤ。それ以外にも思うことがあって、今の仕事楽しんでないなーというのが正直な感想。ただ、また試験を受けることにしたので勉強を再開するし、新しいバイト探しに翻弄されたくはないのでしばらくは続ける。お金も稼ぎたいし。試験が終わったら他の仕事探しを始めようと思っている。

ふと「看護師になれなかったら?」と考える。正直、もう英語の試験にパスできないんじゃないかと思うことがある。もしそうなったら私は何がしたいんだろう?と考えたところで実は今、答えが見つかっていない。
今「やりたいことは?」と聞かれたら「勉強」と答える。もっと勉強したい。実際、金銭的余裕ができたらまた大学に戻るつもりでいる。勉強と仕事を兼ねることができたらベストなんだけどなー。それには研究者か学者か…ってな感じだろうか。もちろんそうなるのはやぶさかではないし、正直なところ目指したいと思っている。だけどこれが贅沢な、また現実性の低い夢だとわかっているので前面には押し出しにくい。こうやって言い訳めいたことを言っている時点でアカンかなぁ。

というわけで、本当に手の届くやりたいことが見つかってないのが現状。「やりたいこと」を見つけることが難しいのは知識として知っているけど、私はこれまでやりたいことが次々出てきていたので、こういう状況にぶつかることがなかった。看護師資格が取れてない今、生活のためだけに働いている現状がなんとも歯がゆい。

このモヤモヤから脱出する第一歩はやっぱり看護師資格取得か。そのためには英語の勉強。勉強に重きを置くために生活のためのバイトも続けなくてはならない。見事に“振り出しに戻る”。現状を変えることができないのであれば、せめて愚痴は慎む努力をしよっと。

“堂々巡り”と考えていたら、全然関係ないけど頭の中でこの曲が。
Tsuyoshi Nagabuchi 巡恋歌

長渕剛ファンじゃないけど、この曲と「順子」は好き。

飲んでやるねん

日曜日夜。全豪テニス男子シングル決勝を見ている。世界ランク1位と2位の勝負。ただいま2セットが終了して双方ワンセットずつ。激しいラリーの応酬でそりゃあ見ごたえがある。

今日は朝はDと買い物へ。昼からは韓国の友達とUpper Mt Gravattでお茶。日本語環境に身をおく今、少しでも英語を使うため積極的に出かけるようにしている。この彼女とは本当に妙にウマが合って、月イチぐらいで会っている。今度は例の英語の試験を一緒に受けよう!ということになった。こうやってお互いを励ましあっていけるのはいいことだ。勉強、頑張ろう。

晩御飯はDによるローストビーフ&ベジタブル。友達と会っている間から「料理始めた」「すごくおいしそう」などとメールにて報告が入ってきていた。帰宅したら「もうできてるよ～」とのこと。まだお腹が空いてなかったので、その前にビールを飲みながら全豪オープン観戦開始。しかし、その後Dが準備して一緒に食べるのかと思ったら、彼はたくさんつまみ食いをしたとかでもう要らないという。結局最後の盛り付け等は自分でして、一人テニスをアテに食べた。つまらん。なんで先に食べとんねん!?　なんか腹立つから散らかったキッチンは絶対片付けないと心に決めた。

ところで、私はスポーツを見ていると興奮して叫んでしまう。今もテニスを見ながら「うぉー」「ガオー」と叫んでいると、そんな私を知らなかったDが、ほら穴から出てくるたびに笑っていく。「君一人の時間を楽しんでくれて僕は嬉しいよ」。アンタが一緒にとるはずの夕食を勝手に済ましてほら穴にこもってなかったらここまで試合に集中してないわいっ!と思いつつも、もう酔っ払って話すのが面倒になっているのでスルーしている。

あ、たった今3セット目が終了。ごひいきのジョコビッチが先行した。それにしても長い試合や。このまま続くとビールが進んでまうやん。明日もバイトなのになー。

つれづれ雨の土曜日

先日、普段からよく見る女性を朝早い段階で見かけた。するとメイクアップ前だったようで眉毛がなかった。元々化粧をしっかりするタイプではないんだけど、だからこそしっかり書き込まれた眉毛が印象的な人だった。だから、その眉毛のない顔を見たときの衝撃たるや…全然違ーう!　悪いとは思いつつも何度もチラ見してしまった。
前職でプロのメイクアップアーティストに話を聞く機会があった。そのとき口を酸っぱくして言っていたことが「眉毛が一番大切!」。ほんの1ミリの違いで印象が全然変わってくるそうだ。必ず眉尻は線で終わること、眉頭は書きすぎないこと（でないとボッテリとした眉毛に見えるから）と懇々と説かれた。それ以来、私は人様の眉毛に目が行く。そして実際「この人、眉毛をきれいにしたら印象変わるだろうなー」と思うことが多い。
もとい。件の女性はしっかりした眉毛が表すかのように普段から気の強い人で、話をするときには言葉を慎重に選ぶようにしている。しかし、このとき眉なしの顔を見てちょっと気が緩んだのか率直な物言いをしてしまい、いつもよりシャープな返しが戻ってきて、さっくり傷ついてしまった。眉毛の薄さがかもし出すやわらかい雰囲気にだまされたわ～。不覚!

別件。
先日、お店の女の子たちと夜出かけたことは書いた。その際、結果的に女の子だけではなく男性スタッフも来て、さらにその知り合いもやってきた。全員日本人。それでも私は女の子たちと話していたんだけど、そのうち一人の男性が「どうも!」と会話に参戦。えらく声の大きい、しかも自分の話大好きタイプの人で、ガールズトークを楽しんでいた私は内心迷惑だった。が、そこは顔に出さず普通に応対していると、その人は私がしゃべっていた女の子にロックオン。横に座る私にはひと目もくれず完全放置で、私の前に座る女の子にガンガン話しかけていた。確かに彼女は可愛いし、若いし、独身だし、そこいくと私は（その人と）同い年だし、既婚だし、別に強いて可愛いわけでもない。だからこそその人の行動は理解できるんだけど、合コンとかでもなく、またその人も既婚なのに、あまりにあからさまな行動を取るので、逆に「こんな人、ほんまにおるんやぁ～」と珍獣を見るような思いで眺めていた。最後に私たちが帰ろうとすると、彼女にだけ握手を求め「頑張ってね!」「またよろしくね!」。また声もでかい。その暑苦しさに私は笑ってしまいそうになった。
別に私に興味を示さなかったことはどうでもいいんだけど、いい年して周囲に気を使えないのはどうなのよ?とは思った。でもこうやって書くと年増のひがみに聞こえるのかしら??　まぁ、いろんな人がいるもんだ、へぇ～と思ったという話。

さて。
本日土曜日は夕方からバイト。実は昨日キャンセルした友達と会う約束とは別件で午後からも用事があった。が、Dママ来襲の報により、それもキャンセル。普段は別にいなくてもいいけど、今日はちょっと話したいことがあるので。しかしDママまだ現れず。バイトのために家を出るまであと1時間半。早く来て～。

目が回る～

今日は一日中バイトだった。予約がたくさん入っていてランチもディナーもめちゃ混み。みんな同じような時間帯に一気に来るため、ピーク時はもう本当に本当に忙しい。しかも、いつもは4人体制でまわす金曜日のホールなんだけど、今夜は3人しかおらず、目が回りそうなぐらい忙しかった。実際、ピークを越した後軽い貧血を起こしていたようで目が回っていた。でもまぁ、座り込むまでには至らず結果オーライ。水を出すのを忘れるなどチョコチョコ凡ミスをしてしまったけど、大きな失敗はせずに済んでほんまに良かった。

今はまたソファに沈み込んでいる。明日は朝から友達と会う予定だったけど、もう本当に疲れきってて先ほどキャンセルさせてもらった。昨日の海での疲れが残ってるんやろか。情けないのぅ。

あかん。今日は燃え尽きた。Dは相変わらずほら穴で一人楽しそうにしている。もう放っておいて寝よう。

本日オーストラリアンデイ

昨日に引き続き今日もお休み。1月26日はオーストラリアンデイといって、日本で言うところの建国記念日みたいなもの。オーストラリアは日曜日はもちろん、祝日もいろんなところがガッツリ休む。このような国を挙げての祝日はスーパーマーケットのようなところも閉まる。それというのも、こちらは休日・祝日出勤するとバイトだろうが正職員だろうがきっちり数割マシのお給料が出ることになっていて、経営者側が多くの人件費の出費を好まないからだと聞いた。まぁ、ウチのレストランは、業種の性格上だろうけど、そんなものは関係ない。だけど今日はお店自体が休みだった。

さて。先ごろから反故にされつづけた「海へ行きたい!」という私の希望。今日ということになっていたけど、折からのあいにくの天候。しかも大きな波か嵐が来ているとかでビーチ自体が閉鎖される始末。昨夜から「明日は無理だよ」というマイナス意見ばっかり言うDにイライラ。「君のために言ってるんだ」「波にさらわれたらどうするんだ」とか言うけど、前回のドタキャンで信用を失っている私は「あんたが行きたくないだけでしょー!?」と怒り心頭。それを言ったらおしまいとグッと言葉を飲み込んだことに気づかず、イケシャーシャーと「でも、君が行きたいならいいよ。とりあえず行こうよ」とやる気なさそーに続ける。まったく腹の立つ。
私の目的はビーチで泳ぐことより、Brisbaneから出て行くこと。とにかくどこか遠くへ行きたい。朝起きたら雨はないものの曇天。なので、海へ行く準備をしつつ山歩きの下調べもして、いざ南へ。

Gold Coastまでは車で約1時間。曇天の中にも日が射す瞬間があり、好感触を得てGold Coast内のMain Beachへ。すると「浜閉まってマース」という看板が出つつも泳いでいる人々が（ちゃんと見張り付き）。ここまで来たらDも反対することなく、無事に海で泳ぐこと決定。実は先日ボディーボードを買っていたので、それを試したくてしかたなかった。この手にして約2カ月が経過。やっと日の目を見たボードとともに海へ。嵐が近いせいか波が荒く始めは転がされてばかりいたけど、そのうち何となく波の捉え方を学んできて、何度か上手に波に乗った。面白いぞ、波乗り!
2時間ほど海で過ごしたところで南の空が黒く、また波もさらに激しさを増してきたので終了。ほぼ休むことなくボードとともに波と戯れ、短い時間だったけどとても楽しかった。
ちなみに今日のDは最初の小一時間泳いだだけで、あとは貝探しに熱中（なぜ?）。その辺の子供と仲良くなって一緒に潮干狩りに勤しんでいた。ご苦労なこって。

お腹の下の花柄がボディーボード。また早くDをそそのかして来ないと。

その後空腹の2人は食べ物を捜して街をウロウロ。なぜか肉モードにスイッチオンで、2人してステーキを食べた。すぐに帰るにはまだ早かったし、変に眠気がしていたのでコーヒータイムも追加し、なんだかんだで6時ごろGold Coastを後にした。北へ向かう高速道路ではいくつかの雨雲の下を通過。どうもBrisbaneでは雨が降って止んでを繰り返していた様子。幸い大きな雨にあうこともなく、無事に家までたどり着いた。ちなみに帰りの車の中では2人とも無言。たった2時間の遊泳で体力を消耗しつくした私たちだった。

今は乾いたお肌に潤いを与えるためにパックをしつつ全豪オープン男子準決勝を観戦中。
私は実はテニスを見るのが結構好き。特に男子。昨日の錦織くんは残念やったけど、力の差が歴然としていたなぁ。今後に期待!　あ、たった今、お気に入りのロジャー・フェデラーが負けてしまった。残念。
今日はしっかり日焼け止めを塗ったのであまり焼けなかった。しかし無抵抗だった白熊くんはみるみる色変わりをしていっており、今赤かぶ色になっている。明日あたり痛いとか言いそうやなぁ。

さて。リフレッシュも無事に済んだ2日間オフ。明日はまた一日中バイト。金曜日やし忙しいやろうなぁ。早く寝て体力復活させよーっと。

今日は波乗りに挑戦したので、愛するB'zの作品から一曲。
B'z 21. SURFIN' 3000GTR -live-

なぜだー

本日デイオフ。気が抜けているのもあるんだろうけど、今日も目が開いたのは9時。しかし頭も体もまったく起きておらず、Dもグースカ寝ていたので私もそのままゴロゴロ。そうこうするうちに10時前、友達から「今からCityで会える?」とメール。済ませておきたい用事もあったので、着替えて顔だけ洗って即街へ（その準備時間約10分）。

1時前に帰宅したらDが「ランチをどっかに食べに行こ」と言う。いろいろ場所を検討した結果、買い物も含めて再び街へ。軽く食べた後、スミス家の遠い親戚の女性が赤ちゃんを産んだとのことでお祝いを求めてウロウロ。購入後、新しいカフェを開拓して4時ごろ帰宅。もうこの頃には体が重くなってて、頭がぼんやり。もう眠くて眠くてモーローとなっていた。

まっすぐベッドに直行。眠気を誘おうとiPadでネットサーフィンをしていたらあっという間に眠りに落ちており、そのまま2時間ぐらい惰眠を貪った。今、目覚めてから約3時間が経つけど、頭はスッキリしつつも体は相変わらずダルい。疲れが取れてないのねぇ。ちなみに寝ている写真を撮られていたんだけど、びっくりするぐらいアゴがなくてショックだった。

昼寝は大好きだけど、長い間してなかったように思う（図書館除く）。肉体労働を始めたせいなんやろうなぁ。わかりやすい原因と結果なんだけど、それがあまりにも顕著で逆に「本当にバイトのせいでこんなに疲れてるの??」とにわかには信じがたい。休みだってことで気持ちも緩むんかなぁ。始めたばかりよりはマシになったと思うけど、もっと楽になる日は来るのかしら?

さて。夕食も終わったただいま夜の9時。これからバイト先へ行く。明日はオーストラリアンデイということでお店がお休み。辞めるスタッフの送別会も兼ねて、バイト仲間だけでお店の近くで軽く飲みに行くことになっている。日本語によるガールズトーク。楽しんでこよーっと。

ダメだー

今日も終日バイト。バケツをひっくり返したような大雨だったけど、ディナーはほぼ満席だった。ただ2回転まではいかなかったので、週末に比べると忙しさはマシ。明日、あさっては休みで今夜は少し夜更かし。

バイト先の女の子たちとランチとディナーの間の休憩時間にコーヒーを飲みに行くことが続いている。今日は午前中に私のストレスを冗長させる出来事があり、そのことについて聞いてもらった。こうやってストレスをシェアできる環境があるのはステキなことだと思う。

もっといろいろ書こうと思っていたけど、友達と電話でしゃべっていたら、日付が変わって1時間も経った。もう眠くて仕方ない。

明日は普通に休みで、あさってはオーストラリアンデイでお店が休み。久しぶりの連休。ちょっとゆっくりできそうで嬉しい。

人間は考える葦である

今日はバイト先でとても意外な人の名前を聞いた。

半年ほど前に友人とケンカをした。もう書かないけどそれには他の人も巻き込んだ後日談があって、それらを全部含めた出来事の結果、私は甚く傷心。当時は不眠、食欲不振、吐き気、突然の涙腺崩壊などわりとわかりやすい精神的ダメージが現れていた。
Dがそばに居てくれたことに加え、日にち薬のおかげで徐々に症状は消えていき、今となっては思い出すことがほとんどない。共通の友人たちも大まかにでも事情を知っているので、私の耳に関係者の名前を入れることもない。

そんな中、今日聞いた名前がその“他の人”だった。世間は狭いものでバイト仲間のご家族の友達だったらしい。ほぼ傷は癒えるにも関わらず、名前を聞いてその人の存在をリアルに感じ、少しモヤモヤとした気持ちでいる。
その人の行動に傷ついたのは事実。でも私もその人に嫌な思いをさせた。お互い相手を傷つける気はまったくなかったと信じている。すべては起こるべくして起こり、結果私とその人にはご縁がなかったんだと、そう今は理解している。

そんな理解とは裏腹なこのモヤモヤ。今考えていることは、このモヤモヤは一体いつになったら消えるのだろうか?ということ。まぁ、そんなこと考えたって無駄なんだけど、擦り傷や切り傷のように治癒状況がわかりやすいものではないぶん面倒くさいなぁ～と、我が心のことながら思っていた。
それと同時に、他人の心を自分の物差しで計ってはいけないなぁとも考えていた。何事も人によって捉え方が違うし、仮に同じように感じたとしてもその深度までが同じとは限らない。また自分にとっては取るに足りないことでも、他の人にとっては重要でありえるのだし。

今日、たまたまこんなネタになったけど、実はここ数日、人間関係とは?と考えていた。新しい環境に身を置くようになり、当然のごとく新しい人間関係を築いているところで、日々いろいろと考えている。そしていつも行き着く答えは「人間関係は一生の課題」。経験が役に立つ場面は多々あるけれど、答えは決してひとつではなく、また色とりどりで時々理解不能。今は日本人環境のため「日本人なら～」と妙に期待値を上げてしまっているのかもしれない。オーストラリア人に囲まれていたら、基本が違うという前提があるので、もしかしてここまで思ってなかったかも。

人が一番おもしろいし、人が一番怖いが自論。前向きなものでも後ろ向きなものでも、出会いには必ず学びや発見があると思っている。どういう結果になるにしろ自分を恥じない行動をとっていきたい。

今日はちょっと真面目になってしまった。モヤモヤしつつもまかないの照り焼きチキン丼を禁断の夜10時半にバクバク食べたという告白は硬い空気をやわらかくするかしら?

映画見た

今日は女友達と「The Descendants」という映画を見に行ってきた（邦題は「ファミリー・ツリー」）。

舞台はハワイ。主人公はジョージ・クルーニー。彼の奥さんがボートで海に出ているときに事故に遭い、植物状態になるところから話は始まる。奥さんは回復が見込めず、延命治療中止の判断を迫られる中、2人の娘との不和、奥さんの浮気など、仕事にかまけている間に起きていた問題にも振り回され、ひとつひとつ問題解決に取り組んでいく姿が描かれている。ストーリーはきわめてシリアスなんだけど、笑える要素も盛り込まれていて、悲しいばかりではない。実際、映画はコメディーとして紹介されている。例えばジョージ・クルーニーが奥さんの浮気を知り、それを友達に確認するために走るシーンがあるのだけど、その姿がどう見てもオッサンのチョコチョコ走り。おそらく意図的にそう撮られたもので、決して楽しい場面ではないのに笑いが起きるという不思議な感じ。ほかにもシリアスな場面にこそ「ププッ」と笑える要素が盛り込まれていて、いろんな感情が溢れてくる映画だった。また、結婚したから余計にそう思うのかもしれないけど、今周囲にいてくれる家族や友達への愛情を惜しんではいけないなぁと感傷的な気分になったりもした。ハワイの景色も美しく撮られているし、とりあえずお勧め。
映画『ファミリー・ツリー』 - オリジナル予告編 (日本語字幕)


友達とは映画を見ただけでお別れ。友達は昨夜夜中まで飲んでいたらしく「疲れたから帰る…」と帰っていった。他にも数名いて、街へ行くような話しをしていたけど、私はよく知らない人たちだったので、私もそこで帰ることにした。
それにしても。今日は短い時間だけだったけど、たまにD以外の人と行動するのは楽しい。それが女友達ならなおさら。自分の時間がないとアカンタイプなんやろうなぁ、私。

さて。
また明日もバイト。バイト先の性格上、連休を取ることはほとんどない。一日休んだだけでまた仕事…というペースにまだ慣れず、日曜夜には「休み足りない…」と感じてしまう。それでも明日は初のお給料日（だと思う）。楽しみやー。