華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

健康は宝です

2012年04月30日 22時55分57秒 | Weblog
本日は昼夜バイト。どちらも、時計を見たらもう閉店準備の時間だった…というぐらいに適度に忙しい一日だった。

帰宅したら、Dが後ろを付いてまわる。どうしたのかと思ったら「アメちゃん、どこ~?」。
Dは映画館に行くとき、いつも一袋のソフトキャンディを買う。通常、人が短くても丸一日、ヘタすりゃ2、3日かけて食べるような量を数時間で食べてしまう。昨日は映画を見る前にチョコレートサンデーを食べていたので、「もうダメ!」と買った袋を取り上げていた。お菓子を取り上げるのはこれが初めてではない。何度か取り上げて隠し、少しずつ渡すということをやってきた。しかしDも私の隠し場所を学習しつつあるので、だんだん真剣勝負になってきている。いつもはキッチンのどこかに隠すんだけど、昨日は寝室に隠したので見つけられなかったらしい。「ボクのアメちゃんは~?」と耳も尻尾も垂れた状態で聞くので、残りの数も少なくなっているし、今日は朝に4粒ほどあげただけだったので、「お皿を片付けたら出してあげる」という交換条件を出した。「え~、そんなのヒドイよ~」と垂れきった耳と尻尾をもっと垂れさせて渋々お片づけをするD。キッチンがキレイになったので残りの6粒を出してあげたら、「ウフフフフフ~」と嬉しそーにモグモグ食べていた。コドモか。
いい年の大人に「アレもダメ」「コレもダメ」というのはなかなか難しいし、できることなら言いたくもない。しかしDの食べるものは健康状態に影響が出るもの(糖分、脂肪分)が多いので言わざるを得ない。健康で長生きしてもらわないと私が困るんだよ、コノヤロウ。
そういえば関係ないけど、世の中の“旦那”を合法的に死に至らしめることができるのは“妻”だと何かで読んだなー。なぜなら旦那に食事を作るので。「塩分と糖分、脂分の高いものを食べさせ続けたらあっという間」という怖い記述を読んだ。でもこれって事実。やっぱり心を鬼にしてお菓子を取り上げていこ。

さて。
話は変わるけど、実は私は明日、ある手術を受ける(一泊二日)。もう以前からずっと持っていていずれは除去しようと思っていたもの。というわけで今夜は12時から何も口にできない。水すらも。だから先ほどバイトから戻り、大急ぎで晩御飯をかっ食らったところ。
別に手術は怖くない。しかしとっても憂うつなことがある。それは点滴。
日本ではどうか知らないけど、こちらは手術となると必ず点滴をする。というか、いつでも点滴ができるように手に針を刺す。もうそれが憂うつで憂うつで。点滴針を刺した時点で気を失うのではないかと少し真剣に思っている。今はプラスチックでできた柔軟な針を使うのでそこまで違和感を感じないらしいけど(実際、私は実習中に患者さんにそう説明したことがある)、針が刺さっている事実で私には十分。「点滴を刺すぐらいなら絶対健康でいる!」とずっと思っていたのに、今回こういうことになってしまった。あぁ、気分が重い。
この話を看護師の友達にしたら大笑い。「手術より点滴が怖いの!?」と信じられない様子だった。だって手術なんか寝ている間にされるねんから何が起ころうが知ったことじゃない。しかし点滴は目に見えるし、術後、一晩中一緒に過ごさねばならないのだ。どう考えたって点滴の方がイヤ。寝返るを打ったら突っ張るかもしれないなんて思うとおちおち寝てられやしない。あーもうヤダ。本当にヤダ。

こんなことなので明日のブログはお休みです。本を2冊ぐらい持っていこーっと。
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バタバタ日曜日

2012年04月29日 22時47分29秒 | Weblog
昨夜は読書でやや夜更かし。でも日曜日でなんの予定もないからいいのだ!と思っていたら、朝8時にDママ来襲の報。しかも20分後。Dママは私達がパジャマでいようが、部屋が散らかっておろうがまったく気にしない人だけど、さすがに寝起きは私が恥ずかしい。えらいこっちゃーとベッドを抜け出し、顔を洗って着替えて、起きたついでに洗濯もまわし、ささっと片づけをしたらやってきた。

Dママは前夜、友達の40歳の誕生日パーティーに出席し、その人の家に泊まっていたらしい。そこからウチまでは車で約15分なので帰る前に顔を見せに来た様子。ウチに来たときは軽く二日酔いでちょっと疲れた様子を見せていた。ちなみに私はDママの“突撃晩御飯”的な来訪がまったく苦ではない。どちらかというと来てくれると嬉しい。
コーヒーを飲みながら世間話。実は私達は今、引越しを計画しているのだけど、Dママは不動産屋さんで働いていたこともあり、家探しの方法等を伝授してもらったりしていた(Dママは本当にいろんなことをやっていて、私の知る限りではシェフ、不動産屋、家具屋を経験している。今は会社受付嬢。さらに個人的に素敵な履歴書の書き方も指導。本当にアクティブな人なのだ)。
小一時間ほど過ごして、これから家の庭造りをするからと、私達も昨日行ったバニングスでブロックを買うと言って帰っていった。いや~、いつ見てもパワフル。

さて。
まだ体が眠りから覚めないうちにワタワタと動き出したので、なんとなくフワフワした気分の午前中。ブランチでも作るかーとキッチンを見ると、解凍するために出しておいた豚肉が。これは昨日レストランで感化され、今夜の夕食にすき焼きを作ろうと思っていたため出しておいた。どう思うかな?と思いつつもDに「ねぇ、今すき焼き作ったら食べる?」と聞いたところ「いーよー」。そんなわけで日曜日のブランチにすき焼きを食べることになった。
地方で違うのかわからないけど、ウチの実家のすき焼きはいつも牛肉だった。しかしこちらには薄切りというものが通常のスーパーでは手に入らず、韓国系のスーパーに行くと豚肉ならある。韓国語なので部位はわからないけどおそらく豚バラ。これを炒めて、適当に作った割り下を流しいれ、先日買った白菜とたまねぎ、にんじん、ねぎをたっぷり放り込み、野菜からスープが出るのを待って完成。甘い味付けの料理が好きではないDがどういう反応を示すか心配だったけど、どうやらこれは合格点。「これならいつ作ってくれてもいいよ!」「まだ豚肉残ってるの? じゃあ今夜もすき焼き?」という好反応だった。「すき焼きは特別なときに食べる贅沢料理なんだよ!」と昭和の話を聞かせると理解したのかしてないのか「ふーん?」という返事だった。これに味をしめられると家計の財布が厳しくなってしまうので、ちゃんと締めておかないと。

ブランチを食べ終わってもまだ12時前。何の予定もなかったので、Dが観たいといっていた「The Avengers」を夕方から観に行くことにした。それまで私は読書&仮眠。
「The Avengers」はアメリカのコミックヒーローたちが集結して、地球侵略を試みる外敵と戦うストーリー。いうなれば孫悟空とケンシロウとキン肉マンが一緒に戦うような感じ。Dは自分が子供だった頃のヒーローたちが一緒に戦うところを見たかったらしい。私は元のストーリー自体がわからないので、映画館に行くということだけを楽しみに出かけた。
観ていてやっぱりストーリーはイマイチわからなかったんだけど、先日観た「Battle Ship」よりは良かった。世界が危機に面しているのに妙にリラックスしたり、ギャグを言ったりするヒーロー達は、“清く、正しく、美しく”という日本人が求めがちなヒーロー像とは違ってなかなか新鮮だった。まぁ、これもまたアメリカ人が大活躍して世界平和が訪れた…というありがちなパターンなんやけど、先日「Battle~」を観たばかりとうこともあって「こうも頻繁に外敵に襲われ、そのたびごとに街は崩壊するし、道路は遮断されるし、ビルは崩れるし、大勢の人が亡くなるアメリカは大変やなぁ」とどうでもいい感想を抱いてしまった。D的にはそれなりに面白かったよう。続編も期待させる終わり方で「次も観る~」と喜んでいた。

9時頃に帰宅。私はどうしようもなくお腹が空いて、禁断の10時過ぎにうどんを作って食べてしまった。白菜たっぷり。うまし。
Dはほら穴から箱を通じてつながっているヴァーチャルな世界から帰ってきた後、リビングに出てきてソファに寝転んだかと思うと、次は夢の世界へと旅立っていった。先ほどうっすらこちらに戻ってきたので、そのときに「ベッドに行きなさい」と抱えて連れて行った。今はベッドで高いびき。

私も明日はバイトだし、そろそろ寝る準備をしよう。なんか充実はしていたけど、忙しくしていたせいであまり体が休まってないなー。早く寝るに限る。けど…日本小説の誘惑に勝てるかしら?
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充実の土曜日

2012年04月28日 23時12分56秒 | Weblog
昨夜Dは午前2時に帰宅したらしい。彼が戻った際の記憶がうっすらあるんだけど、彼がいつベッドに入ってきたかはまったく覚えていない。朝起きたら横で豪快にグォーグォーと寝ていたので、彼の上に枕を積み上げて息苦しくさせ、昨夜連絡もなく遅くなったことのおしおきとしておいた(すぐにふるい落とされていたけど)。私は今日は予定があったので、高いびきのDを置いてとっとと外出。

まずは午前中。日本人のYuiさんとYumikoさんと出会っていた。きっかけはフェイスブックでYumikoさんが「『模倣犯』(宮部みゆき)を読んだ」と書いた一言。するとYuiさんも「読んだことある」とコメント。宮部みゆき作品ファンの私もだまっておられず「私も!」と続いた。そんなところから話が流れて「お互い持っている本を交換しよう!」と言うことになり、本日“オフ会”もどき決行。
あるショッピングセンターの八百屋の前で待ち合わせをして喫茶店へ。実はYuiさんには数週間前に偶然別のところで出会ったんだけど5分ほどの立ち話だったので、私はお2人に会うのは軽く3年ぶり。Yumikoさんに至っては一度お目にかかっただけだった。しかし不思議なもので、フェイスブックでたまにコメントを交換している心安さからか、私はそんなブランクはあまり感じずにすんなりとお話させてもらった(ちなみに同じ社交ダンスをするYuiさんとYumikoさんは元々お知り合い。私も以前やっていたので、その関係で出会った)。
コーヒーを頼んで、さっそくお互いの持っている小説をズラリとテーブルに。


在豪歴が一番短い私は数が少なかったけれども、YuiさんもYumikoさんもどっさり持ってきていた。本を手に取りながら「この本はこんな話で~」「泣ける」「かなり怖いよ~」「この作家は○○っていう本が面白いよ」などと本談義。本が好きな人との会話とは本当に面白い。作家でその人の傾向が見え、なぜそれが好きなのかも興味深いし、また同じ本で別の見解を聞くのも楽しい。読んだことある本もない本も含め、私は7冊ほど借りた。
本の交換が終わっても話は尽きず、いろんな話をした。仕事、恋愛、家族の話をはじめ、日本のテレビ番組の話やなぜか幽霊の話まで。本当に楽しい時間だった。本も返さないといけないし、また近々集まれることを願っている。

さて。
このオフ会を私の都合で1時ごろに終わってもらって、私は本来の土曜日のあり方、“お買い物サタデー”へ。先週、例の八百屋へ行っておらず、見事に冷蔵庫が空になったため、まずは野菜の買い出しへ。いつもより少し充実のお買い物。私は栗を買ったので、近々栗ご飯に挑戦しようと思っている。そしてD希望により、バニングスというDIYのお店へ。最近ほら穴を片付け始めた彼は、コンピュータソフト等を整理する箱がほしいとのこと。Dがほしがっているプラスチックケースは結構値が張った。「もっと安いお店で見たら?」と提案してみたけど、愛するコンピュータソフトのためならどうもお金は惜しくないようで、結局だいぶしっかりとしたものを買った。私のフトコロは痛まないから全然問題ないんだけど、私の心配事は“そのケースをどこに置くのか”ということ。リビングや寝室に置いたりしたら“うっかり”壊してやろうか?なんて考えてしまう。
しかしそれ以前に。野菜もしっかり買っており、また大雨のせいもあってガレージから家へ運ぶためには2往復が必要だった。すると「ケースはもう後でいいよ」とD。もしかして“整理ケースを買った”という事実に満足してお片づけは進行しないのでは?と、とても根本的なことが目下の心配のタネ。明日も何もしないようだったら、私が無理くり運んできておくとしよう。

その後はバイトに行くまで2時間ほどあったので、D提案により近所のカフェへ。そして結婚式当日にもこのカフェで朝お茶を飲んだことを思い出し「半年記念でまた同じカフェやねぇ」と言ったら、「じゃあ、ボクがケーキをおごるよ」。

ラッキー

実は午前中のオフ会で、朝食を兼ねてスコーンを食べていた私。めちゃくちゃケーキモードってわけじゃなかったけど、オゴリと言われて断る理由もなく、謹んでチーズケーキを注文させてもらった。うまし。


お茶を終えて家に戻ってもバイトに行くまで約1時間強あったので、借りてきた本に手をつけた。実家にも持ってる「鳩笛草」(宮部みゆき)。映画「クロスファイア」の原作(厳密には少し違うけど)にもなった「燔祭」が読みたくて、一気に読んだ。やっぱり宮部みゆきはいい。面白かった。続編となった「クロスファイア」は日本に帰ったら絶対読もう。
ちなみにその昔、映画「クロスファイア」も見た。予想に反してなかなかの秀作だったと記憶している。主演した矢田亜希子はこのときから結構好き(リコンシテヨカッタネ!)。

夜のバイトはそこそこ忙しかった。理由は鍋物の注文が多かったから。一日一件受けるかどうかというレベルのしゃぶしゃぶ、もしくはすき焼きの注文が、寒さのせいか今夜は私の知る限りでも6件は入っていた。鍋は私達ホールがテーブルについて仕込むので、当然機動力が落ちる。そういう意味で結構バタバタした夜だった。

こんな感じで充実の土曜日。いい一日だった。日付が変わった今、いい感じで眠い。この後シャワーを浴びたらまた目が冴えるかな? そうしたらまた本を読もう。「ドラゴンタトゥー~」はいつ終わるのやら。
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D観察記

2012年04月27日 23時40分30秒 | Weblog
以前に来た寒さは盛り返してまた少し暖かい日が続いていたのに、昨日の晩からまた急に寒くなった。今日は雨まで降ってさすがに我が家も開けっ放しの窓を閉めた。「ボクはIHなんだ!」と普段から豪語し、確かに引っ付いてみると妙に熱いDも寒いと言い出している。
Dは在宅時、Tシャツとヨレヨレのラフな半パンツをはいていて、寒くなるとトレーナーとトレパンになる。去年の今頃はすでに交際していたので近頃見覚えのある服が登場しているのだけど、どうやら一年間で成長したらしく長さがつんつるてん。おなかもくるぶしも見える。わたしも人のことは決して言えないので、2人して気をつけていかないと。

たまに載せる写真でもわかるように、Dはひげもあるせいもあってかモッサリして見える。また背も高いし(190センチ以上)、横にも大きい。そんなモッサリ巨体が私の周りをウロウロしている。
彼のしぐさはなんかどこかマスコットめいていてときどき可愛い。うまく言えないんだけど、いい年をしたでっかいオッサンなのに、何かを話し出して興奮してきたときは自然と爪先立ちになったり片足立ちになったり、手振りも身振りもついてきたり、ウロウロ歩き回ったりして、どことなくアニメキャラっぽい(トトロ?)。だけど図体がでかいのでその一つ一つがいい感じにモサッとしていて、彼が一生懸命話しているその姿をみて笑い出してしまう。ソファに寝転んで深く沈んでいるところから立ち上がる様などは、まるで生後半年の赤ちゃんの寝返りそうで寝返らない姿を見ているような感じ。バランスをとろうと手足をプルプルさせている様子には私も笑うけど本人も笑っている。

Dは体重の加減がとても早く、5キロぐらいならすぐに減るしすぐに増える。バイトから戻るといつも「おかえりー」とハグしてくれるんだけど、そのときに彼のお腹に腕を回してみて、今日はしっかりゴハンを食べたかどうかをチェックする。お腹がポンポンになっているときはたいてい外で何かを買ってきて食べている。そのぐらいわかりやすい。そして「お野菜もしっかり食べたの?」という会話へと続く。今はちょっと膨らんでいるDのお腹。週末は質素、かつ野菜中心で暮らさないと。

寒くなってくるとこのやたらと熱いDのお腹はなかなかいい。寒くなったら暖を求める猫のように擦り寄っていっている。彼も自分の“IH”ぶりを自慢できて嬉しいよう。今夜みたいに雨もあって冷え込む日は先にベッドに入って布団を温めておいてほしいところなんやけど、こんなときに限って近所の友達の家に遊びに行っている。もう日付が変わったのにまだ帰ってこない。私はもう眠い。仕方ないので不貞寝してやる。

明日は雨じゃないといいなぁ。

そういえば先日、4月27日は結婚半年記念やねぇという話をした。なのに私は終日仕事で、帰宅したところでDは外出。まぁ、記念日にキャイキャイいう夫婦でもないからどうでもいいんやけどさ。
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お国言葉

2012年04月26日 23時22分52秒 | Weblog
今日は終日バイト。
昨日が休みだった反動なのか、今日のランチはめちゃくちゃ忙しかった。予約の人はもちろんのこと、ブラリと食べに来る人も次から次へと現れ、いつもなら2時前には始める閉店準備が2時半ごろだった。
夜はフルブッキングで2回転するテーブルもいくつかあったけど、客引けが良かったので忙しさはランチほどではなかった。今日は大きなミスもせずに済んで何より。

ところで。夜のお客様に日本人の団体さんがいた。当然のことながら日本人のお客様には日本語で応対する。すると私の関西弁のイントネーションのためか「どこから来たの?」との質問。「兵庫県です」と応えると「京都かと思った」。その理由は「はんなりとしてて、なんとなく貴族っぽかったから」。

アラァ

お客様相手に猫をかぶってナイスなフリをした結果かしら? 一般に汚いと言われる播州弁使いのアタシにはもったいないお言葉。しかし、その後気を良くして丁寧に応対しようとしたら、逆に変なアクセントになり本場から来たのにエセの香りがする関西弁を使ってしまった。ちょっとでも調子に乗るとコレや。

それにしても。
お店には広島や佐賀や高知から来ている人がいるのに、みんなアクセントきつくないなぁ。自分では気づかないけど、私の関西弁だけもしかして強烈なんかもなぁ。そういえばこの間Dに「メンチ切る」という言葉を教えてしまった。もっとちゃんとした素敵日本語を教えていかないと。

今日もよく働いた。明日も昼夜バイト。夜がとみに寒くなってきたなぁ。シャワー浴びて寝よっと。
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本日オフ

2012年04月25日 19時26分35秒 | Weblog
今日はAnzac Day。戦争に赴いたオーストラリア兵士を讃え、また追悼する日。全国各地で戦争帰還者やその遺族による大規模なパレードが行われる。これはウソか本当かわからないけど、日本は第二次世界大戦中にオーストラリアに攻め込んでいるため、この日、日本人が表に出ては危険と言われていたそうだ。
私は毎年、この日を迎えるとやや複雑な気持ちになる。なぜならば日本では、戦争に負けたがために、戦争で亡くなった人を首相が追悼しただけで他国から責められ、Anzac Dayのオージー兵士のように誇りとして讃えられることがないから。戦争で亡くなった人を悼む気持ちは皆同じ。そして戦地に赴いた人が無事に帰還したことを喜ぶことも。無論、日本が他国にしたことはむごいことだったろう。しかし日本だってたくさん被害を受けた。日本に原爆を落した国では、最後のスイッチを押した人が“戦争を終結させた人”としてヒーロー気取りだという。この差を考えるといたたまれない。戦争を忘れるべきではないけど、いつになったら許されるんだろう?と思う。

さて。
そんな国民の祝日。オーストラリアではたいていのお店が閉まる。今日はレストランで一緒に働いていた、先ごろのブログでも少々触れたやや天然男子・Hideさんと会っていた(彼は2週間ほど前に辞めた)。彼も今後の進路にIELTSが必要なので、私が持っている資料と少々のアドバイスをあげるのが今回の目的。多くのレストランやショッピングセンターも閉まってしまうし、お互いの家の中間地点であるCityはパレードで道が封鎖され、バス停も動かされ、またバスの運行時間もよみにくいので、彼の家の近所のマクドで落ち合うことになった。
着いたのはお昼時。さすがにマクドは開いていた。しかしみんな考えることは同じのようでめちゃ混み。幸いにも帰る人たちもいてすぐにテーブルを見つけることはできたけど、オーダーするには少々並ぶ必要があった。私はコーヒーとスコーンを、彼はバーガーを注文し、軽く腹ごしらえをしながらまずは世間話。この世間話の方が長いんじゃないかと言うぐらいしゃべり倒してから少々勉強。私もプロではないし、これまで何度もゴールを果たせなかったテストなので教えてあげられることは高が知れてるんだけど、それでも少々は役に立ったようで、Hideさんも喜んでくれめでたしめでたし。結局5時間近くしゃべっていた。なかなか楽しい時間だった。
ところであんまり関係ないけど、このマクドのトイレにあったハンドソープがめちゃくちゃ臭かった。その昔、小学校のトイレでたまねぎかみかんのネットに入れて吊るされていた芳香剤のにおい。これが本当に強烈で、隣に座るHideさんも嗅ぎ取れたぐらい。飲んでたコーヒーの味も一気にでまずくなるほどの臭さ。あのソープを飲食店に置くのは違反やと思う。

帰宅するとDが夜ゴハンを作ってくれた。彼の大好きな焼きラム肉プラスたっぷりお野菜。先日買った白菜を、お肉を焼いた後のフライパンで炒めるといいスープがでる。それをソースにしてお肉を食べた。美味しかったー。このところ“一応”ダイエットのため米を食べないようにしている私たち。しかし後になって「お腹空いたね」とアイスクリームを買いに出かけてしまった。食べることに関してはかなりの高い確率で意見が一致する食いしん坊夫婦。“仲良きことは美しきかな。だけど…”(Smith夫妻 feauturing 武者小路実篤)。

なんだかんだでなかなかよい休日だった。明日・明後日は終日バイト。頑張って働くとしよう。
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憧れの人

2012年04月24日 16時59分14秒 | Weblog
先にも書いたけど、映画「Battle Ship」を観た。これは、結果から言うとコメディ。私には「うーん」という一作だった。ストーリー展開に無理があるし、本題(エイリアンの攻撃)に入るまでの前ふりがムダに長い。エイリアンに攻め込まれて「もうダメだ」となったときの最後の手段にも結構笑わせてもらった。観てない人にはわからないけど、その手段にはあるじいさま達が絡み、「俺たちがいるぜ」と存在を示すための無言の行進(!?)には「え、マジで?」「Gメン??」という感じだった。主人公のキャラ設定も私として今ひとつ。ただ、映像はとても美しかった。あと歌手のリアーナの演技も良かったし、浅野忠信もかなりおいしい役どころで「日本人が頑張ってるなぁ」という気持ちにさせてもらえた。そうそう。最初の方に日本対アメリカのサッカーの試合の場面があるんだけど、日本人がみないがぐり頭だった。日本人ってどんなイメージ持たれてるんやろう?
私は映画通でもなんでもないけど、星を付けるとしたらひとつ。Dもよく似た感想だった。いくつか一緒に映画を見に行ったけど、2人の間で今のところ一番良かったのは「長靴をはいた猫」で一致している。

さて。
昨日のDinnerは大学の語学アドバイザー・Renaと一緒だった。私がCreative Industriesで勉強している頃に語学アドバイザーとして留学生をサポート。私もたくさんアドバイスをもらっていた。そして看護科で勉強を始めたとき、彼女もたまたま看護科の留学生対象の語学アドバイザーとしてポジションを得たため、かれこれ3年ぐらいのお付き合いになる。Renaはいつも明るく前向きで、何よりも生徒のことを一番に考えるアドバイザー。ゆえに生徒からとても人気がある。私も彼女をアドバイザーとして、人としてとても尊敬している。
もちろん大学スタッフといち生徒という関係は崩れないんだけど、私が他の生徒よりもかなり年上でRenaともそう年が離れておらず、また同じように文章を書くというバックグラウンドがあるために(Renaは小説も書く)、幸いにも勉強以外の話もたくさんさせてもらっている。私がIELTSでスコアが取れずにいたことも知っていたし、また毎日ように同じようにスコアが取れず苦しむ学生を見ているRenaは、今回の私のスコア取得をとても喜んでくれて、夕食を一緒に、ということになった。ちなみに結婚セレモニーにも来てくれDとも顔見知りとなったため3人で食べに行った。

訪れたのは大学近くのベトナムレストラン。前菜と3人でそれぞれ違う料理を頼んでシェア。話の内容は多岐に渡るも、Renaと私は言わずもがなDも以前ウチの大学で講師をしていたことがあるので、大学の裏話等をしていたような気がする。あとは私の今後の身の振り方など。嬉しかったのはRenaの「アナタはとても勇気があるわ」という言葉。自分のやりたいことを続けるには多少の冒険が必要だったことは事実。しかし元々“場当たり主義者”なので「なんとかなるわ」と適当にやってきた。それを“勇気がある”と表現してもらい、ましてやそれが憧れの人からの言葉だったのでとても嬉しかった。
2時間ほどのディナータイムを過ごしてお別れのとき、「本当に良かったね」とBig Hugをくれた。Renaはこちらに来て出会った、とても大切な人のひとり。DもRenaにはメロメロ(!?)で「ステキな人だよね」と連発していた。大学も離れた今会いにくくなったけど、これからも連絡を取り合うえることを願っている。

とても楽しい、また心の温まるディナータイムだった。おそらくRenaは5こぐらい年上なだけ。私が5年後、Renaのようにステキな人になれるだろうか?と考えると大いに疑問。少しでも近づけるといいなぁ。
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余計

2012年04月23日 21時23分11秒 | Weblog
現在ビザを申請中。それにともない、今日は朝から街へ健康診断に行ってきた。予約時間は10時15分。しかし、15分前には来ておれ、と書いてある上にちょうどいいバスがなくて30分も前に着いた。ビザを申請し、かつ健康診断が必要な人は皆同じ医療センターで受けるので、待合室はそれはもう国際色豊か。いろんな言語が聞こえてきた。韓国の女の子がiPhoneでチャットをしていたようで、メッセージを受け取るたびに「ピロリローン」とでかい音がして、かなりイライラしたなぁ。
番号札を取り、隅っこの方に席を見つけ、相変わらずの「ドランゴンタトゥーの女」を読みながら待ち続けた。あまりにも小刻みに読んでいるので、何度も行ったり来たりせねばならず、購入から一ヶ月ほど経つのに読み終えたのはまだ5分の1ぐらい。今はやっと主人公のジャーナリストが依頼者であるお金持ちのおじいさんに会ったところ。先はまだ長い。

さて。
待つこと約1時間。やっと名前を呼ばれた。私はオーストラリア人の妻ということでビザを申請中。もしも職業ベースで申請していた場合、私は看護師となり血液検査が必要となってくるらしい。「えーっと…私、看護師になるんですけど…」と言ったら受付のお姉さんはにこやかに「アラァ! じゃあ血の検査もしてもらわなきゃね(ニッコリ)」。

墓穴。

これはB型肝炎、C型肝炎のチェック。避けられる注射だったのにうっかり正直に話してしまったために、血は抜かれるわ、余計な費用はかかるわで踏んだり蹴ったり。くらーい気持ちで向かった採血の部屋では看護師さんが「あなた、看護師になるの?」とにこやかに話しかけてくれる。ついこの間資格が取れたばかりであること、看護師のクセに注射がこの上なく嫌いなことを伝えると、「ほとんどの看護師は(注射を打たれるのが)嫌いよ。そういう意味ではあなたもちゃんとした看護師ね」と笑い飛ばしてくれた。「とりあえず針を見ないでいてね」というので、ギュッと目をつぶって血が抜かれるのを待った。毎度の事ながら「いいわよー」と言われるまでの数秒が千秋のように感じる。
これですっかり脱力。あとは促されるままにレントゲン、尿検査、視力検査等を済ませて、最後にお医者様の問診。私のお医者様はアジア系の男性医師だった。簡単な質問に答えたあと、血圧、触診、脚気、バランス力等のチェック。その中に瞳孔がきちんと開閉するか、角膜に問題がないかを調べるものがあった。「今からアナタの目の中をのぞくので、遠いところを見ていてください」と言われ、私は立ったままで一点を凝視。そしてお医者様が虫眼鏡みたいなもので私の目をのぞく。至近距離でのぞくので、あさっての方向を見ていても眼前には筒いっぱいにお医者様の顔。しかもお医者様の方が私よりもやや身長が低く、はたから見たらすごい一生懸命に目をのぞこうとしている姿に見えるのかもと思ったら吹き出しそうになり、それをこらえるのが大変だった。なんとか笑わずに済んだものの、鼻息は荒くなっていたかもしれない。

なんだかんだで待ち時間を合わせて2時間強で終了。何をしたわけでもないのになんか疲れていた。ちょうどお昼時だったので、何か食べようと、何度か行ったことのある喫茶店へ。そこで紅茶と「血を抜かれたことやし、糖分補充せにゃ」とオレンジアーモンドのパウンドケーキも頼んだ。うまし。


ちなみにこの喫茶店は人通りの多い通りに面しており、人間ウォッチャーをするにはもってこい。紅茶をすすり、パウンドケーキを頬張りながら、ランチタイムに行き来する人を眺めて過ごした。明後日はアンザックデイという祝日。戦争から帰還した兵士を称える日で、各地で元兵士のパレードが行われる。私が眺めていた通りはパレードのメインストリートになるためすでに準備が始まっており、何かと忙しそうだった。私にとってもう珍しくもなんともないアンザック広場やけど、天気が良かったので一枚。


ティーブレイクの後は買い忘れていた牛乳とパンを買って帰宅。先日からDがほら穴を片付け始めている。それはいいけど、要らないものがリビングにあふれ出している。私は彼の要らないものを置きやすくするためにリビングや寝室を片付けているわけではないので、いつもその手の荷物の放置を見るとイラッとする。ムカムカしつつもちょっと疲れていたので仮眠。夕方から大学の先生と夕食をとるため、Dも一緒に近所のレストランへ出かけた。これはとても楽しい時間だったので、また機会があったら別の時に書きたい。

こんな感じでなんとなくバタバタした一日。仮眠したのにもう眠い。帰宅してから時間があったのに、Dにお願いした片付けは手を付けられることなく散らかったまま。“出したらしまう”がどうしてできないのか? 私にもやる気がなく、今はなんとなくあきらめにも似た境地。最近こういうことが続いているのでチリのようだったイライラが積もり始めている。深刻な雰囲気を避けるために「私のこーとー、愛してないの~?」と宝塚風に歌いかけてみたら「デヘヘ~」と笑ってごまかされた。ちっ。

まぁ、いいや。明日やろう。ほこりがたまってても生きてはいけるさ。
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Yum yum 飲茶

2012年04月22日 18時08分03秒 | Weblog
今日は10名で中華人街であるSunny Bankへ飲茶を食べに行った。日本人女子とオージー男子という組み合わせ5組。

中国に行ったときに飲茶を食べたことはあるけど、それももう、奇しくもSARSが発症した頃と想定される10年前の2002年。帰国後に同僚が風邪を引いて会社を休み、私が彼女をSARSに感染させたんじゃないか?と疑われたなぁ(遠い目)。幸い何事もなかったけどさ。私はピンピンしとったちゅーねん。おそらくそれ以降まともな飲茶は食べたことがないような気がする。あ、待て待て。半年ほど前にシンガポールで食べたな。結構最近やった(恥)。

もとい。
友達のAkiちゃんが提案してくれてこのたび実現した。行ったお店はLandmarkという、かなり人気の飲茶レストラン。店内には30テーブルぐらいあるのにすでに満席。また入り口には大勢の人が席が空くのを待って列を作っていた。正直この人出にビックリしたんだけど、ただでさえ外食大好きのオージー。日曜日のお昼ならなおさらか?
私たちは予約してあったにも関わらず、おそらく私たちが来る前に他の客を時間制限付きで入れていたようでしばらく待たされた。案内され、多くのテーブルと人を除けてやっと着席。

給仕さんが押すワゴンの中から好きなものを選んで回転テーブルに並べる。小籠包、餃子、豚まん、肉料理各種、もち米チャーハンなど、どれもこれも好きなものばかり。10名で囲む宅は見た目もかなり豪華。みなで次から次へと皿をキレイにしていった。私は毎度のことながら遠慮のかけらもなく、みながおしゃべりに熱中しているのをはた目にモリモリ。ジャスミン茶もここぞとばかりに飲んだ。出席者の半分は知らない人だったんだけど、皆気さくに話してくれたので、それも食欲を旺盛にしたらしい。人見知りのDもたくさん話しかけてくれる男性陣に挟まれて楽しんでいた。


新しい人と出会って、たくさん話をしながら、美味しい料理に舌鼓。

至福

ステキなランチタイムだった。

この後はみんなと別れて、アジアンスーパーマーケットで大量のうどんを購入して3時前に帰宅。とても楽しい思いをして、このまま夜まで家にいるにはもったいないような気持ちでいたら、お家大好きなDも珍しく外出モードで、実はこれから映画「Battle ship」を見に行く。その前に腹ごしらえとして、先日購入した白菜をたっぷり放り込んで韓国鍋を作った。今日は一日アジアンカラー溢れる食事になったなぁ。
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アラヤダ

2012年04月21日 22時47分21秒 | Weblog
本日お買い物サタデー。午前中は所用で一人で出かけ、午後からDとショッピングセンターへ行った。時間もないし、先週買った野菜がまだあるので、今日は例の八百屋さんはパス。

今日の最大の目的は私の携帯電話カバー。だいたい20ドルぐらいするとは知っていたけど、これまで見かけた中で値段のわりに気に入るものがなかった。なので、日本に帰ったときに気に入るものを探し、今回は最低限のカバーをしてくれる安いものを買おうと思っていた。
しかし。いざショーケースの前へ行き値段を聞くと良いものは革製品で25ドル、そして安いシリコン製のものでも20ドルだという。5ドルほどしか変わらないと知り、そんなに違わないならカバー力の高い革製品をはじめから買った方がいいねとDと話しをし、革製品の陳列台の前へ。
私のiPhoneは白。その色を損なわないデザインで、赤やピンク、むらさき等赤系のものを希望。いくつか手に取るも色が気に入らなかったり、機能がもうひとつやったりで悩んでいると、そのうち店員さんがしびれを切らせてきた。それを鈍感力でかわしながら見続けていると「あ、これボクのやつと同じだ」とD。彼の黒いiPhoneを包む黒の革製ケースがそこに。「これ結構使い勝手がいいし、これにしなよ」とDは言うけど、同じデザインのピンク色は私の好きなピンクじゃない。「うーん…」と逡巡していると黒の下に白いケースが。白は汚れが目立つからと購入を想定すらしてなかったんだけど、なんとなく手にとってみて電話を入れてみるとなかなか可愛い。Dも「いいじゃん!」と乗り気なので、結局それを購入。

予想外の白。そして結果的にDとおそろいの携帯電話ケース。

アラヤダ。仲良し夫婦みたいじゃない?

私たちは何かを揃えて一緒に持ったりするような可愛い夫婦ではないので、偶発的な出来事とは言え、なんだかこっぱずかしい。なので「おそろいの携帯電話ケースやねぇ」と茶化してみたところ、意外にも「エヘヘ~」とまんざらでもない顔のD。そんな反応を予測していなかったのですこーしうれしいやらはずかしいやら。

今テーブルの上に、黒と白の色違いでおそろい携帯電話ケースが並ぶ。なんか、ちょっと、いいかも。うん。ウヒヒ。

日本製品はだいたいなんでも可愛いし機能的なので、帰国時に予備用ケースを見てみるつもりだけど、とりあえずは満足のいくお買い物。無事にカバーシールもはがしたので、これでちゃんと相手の声も聞こえるはず。まー、“鳴らずの携帯”なのでまだ証明はできてないけどさ。
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