~こころに吹く風~

1952年生まれの みよです。
人生の花野に遊びたい。
心躍ることも心塞ぐことも綴ります。

32日目-① ボルセーナ~モンテフィアスコーネ(Bolsena~Montefiascone)10/30

2019年05月10日 | イタリア巡礼路を辿る旅(Via Francigena)
ボルセーナの宿で朝を迎えると、R子は服で隠れている所を虫に刺されていました。
実はこの宿は小さな黒いゴキブリのような虫がいたるところにいました。寝室の壁にも、トイレの陶器にも。シャワールームの足元には死骸が沢山!
虫大嫌いなR子が黙っているのが不思議でしたが、気付かないレベルではなかったので私も黙っていました。あとで聞いたら、知らなかったんですって。停電騒ぎに気を取られていたんですね。
私は寝る前に強力な虫除けを体に塗り、ベットにもスプレーしました。けれどもR子は先に眠っていたので敢えて起こさずに、R子のベットにもスプレーだけしておいたのでした。
虫刺されは1か所でしたが、腫れて熱を持ち、数日間治まりませんでした。
その前は大雨でザックの中がびしょ濡れになるし、R子は踏んだり蹴ったりです。

別室に用意された朝食を食べ、自転車青年たちにお礼のメッセージと少しの食料を置いて7時前には出発しました。
雨上がりのボルセーナの町を少し散策。とても素敵な町でした。










ボルセーナ湖を望む






町を離れ、オリーブ畑の間を歩きます。




雨が降ったりやんだり






犬の散歩中のフランス人のご夫婦としばしお話ししながら歩きました。ボルセーナはいい所。毎年何日か滞在すると仰っていました。


これでボルセーナ湖ともお別れ


遠くに町が見えると、あそこが今日の目的地かなとちょっと期待しますが、いえいえ、まだまだ。
ブラジル人の女の子は、安いホテルに泊まるんだと言って追い抜いて行きました。
ひいおばあちゃんが日本人なんだそうです。もう会うことはなかったあのスイス人が「日本人が二人歩いている」と言っていたんですって。




巡礼宿の入り口です。
ブロ友のぷう子さんが南京虫に刺されて大変な目にあった巡礼宿。どうしようかと迷ったけれどここに泊まることにしました。

さて、私たちは南京虫には会わなかったのでしょうか。 つづく。


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