断捨離という言葉が流行る(流行った)のには理由があるのだろうか?
この初夏、家内の母が転倒して1ヶ月以上も入院していたが、また転んだら
命取りになると医師に言われる一方で、従来住んでいた一人暮らしの家は
段差はあるは、もっと若い頃に越してきた関係で、食器・ストーブ・思い出のアルバム・
その他品物、仏壇などなど、収納スペースにビッシリだった。
そこで家内が高齢者賃貸共同住宅を探してきて、契約。
本人の入院中に引越しの整理を始めた。
1ヶ月以上かけて、ようやく引越し完了。
そのときの断捨離は生半可なものでない。独居老人なのに、なんでこんなに荷物が
多いのか。 ①体が年齢とともに動かなくなり、または億劫になり、捨てることすら難しい
②日本人に固有の「勿体ない精神」が邪魔して簡単に捨てられない。判断がつかない。
断捨離=不要なものを断ち、捨て、執着から離れることを目指す整理法。
平成22年(2010)ごろからの流行語。
ボクはこの考えに大賛成。家内も母親の家の整理で身に沁みて分かっている。
そこで試しに今日、実行してみた。本が多くて、本棚から溢れかえっている。
まずは文庫本80冊ほどを適当に見繕って、近所のBOOK OFF へ。
940円也。
値段でなく、身軽になるのが目的だ。本は重くてスペースを取る。
地震のとき不安だから、いち早く断捨離すべきだ。
一挙にはできないので、ダンボールあと20個ほど持ち込めば、本棚は
それなりにスッキリするのではないか。
選択の基準は古いのは勿論だが、ここ3年ほど読み返ししないもの、
今年のものでも、二度と読まないと思われるもの、程度の基準だ。
捨てて、少しは「あちらの世界」へいつでも行けるような軽い気分になった。
こんな備え付けの本棚が約8本ほど。
できれば10分の1ほどまで減らしたい。