チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

春は選抜

2009年03月21日 10時39分32秒 | 日記
我が母校が60年ぶりに21世紀枠で
春の甲子園に出場
早速寄付の申し入れがあり
幾ばくか送った

同級生に聞いてみたら
「嬉しくて送った」と
ずいぶん集まってきっと残るな
だって一回戦で消えると思うもの

今日入場の姿をテレヴィで見たら
ユニホームがめちゃ格好いい
チャコちゃん先生贔屓のワセダのユニホームに似ていて
嬉しくなちゃった
それで応援する気になったの
タンジュン!

60年ぶりで三回の出場だって
母校は古いから
学校の数がアマリない頃出場が出来たわけよね

その60年前
おぼろげなのだが
兄が当時ショートを守っていて
甲子園に行くことになりユニホームも出来たのに
父が頑固に反対して
彼は甲子園にいけなかった

父は兄が司法試験を受けるべく毎日遅くまで
勉強をしていたと思ったのに
野球をやっていたというので
逆鱗

この父ジャイアンツと巨人は別のチーム
と思っているくらい野球音痴だった

兄はコレを機に
すっかりぐれて
父の希望する法科ではなく
文科系に行って思想運動にかぶれてしまう
父との和解は父の死ぬ間際だったようだ

なんてことを思い出してしまい
時代の価値について考えてしまう
まだ父親の横暴が利いた時代だ

甲子園は
甲(きのえ)の子(ねずみ)の年に作られたので
甲子園となった

ニューエイジの少年が
干支のエネルギーがある甲子園で
金気のボールを追いかける
干支は日本人の生活に
深く根を下ろしている

そうそう
面白くなかった兄は
幼い私に野球のスコアの付け方を教え
うっぷなのか哀しみをこらえていたようだ

スコアをつけられるんだぞチャコちゃん先生

コメント
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