チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

東京の人はリズムがある

2009年03月23日 16時01分47秒 | 日記
山口の津和野に住む古江 勉さん
久しぶりにご上京
「東京の人はリズムがありますね」
「ほおーどんなリズム?」
「人がいっぱいいて騒々しいと思うけど
一定のリズムがあって整然としている
よその都市と全く違います」

だから人とぶっつからない
「第一電車を待っているとき
横合いから入る人はニホンジンにはいませんね」

「そうですか?
昔に比べるとよくぶっつかるように
なったんですけどね」

「みんなリズムに乗っている感じですよ」
といたく感心していらっしゃる

古江さんは
絹がどうすばらしいかを
ご自身の経験を生かしながら
研究をしているが
一年に数回その成果を知らせてくださる

彼が驚くことは
きものを着続けているチャコちゃん先生にとっては
確認の意味があってありがたい

「絹の話が出来るので都庁駅から走ってきましたよ」
私も嬉しいが
彼はその報告をじっくり聞いてくれる人がいることが
もっと嬉しいという

帰りに京都の塩野屋さんに立ち寄ったらしく
そこからの葉書
「やはり東京はリズムがあります
其処に暮らしている人にもリズムがあります
リズムのある考え方をしていると思いました」

良く分からんが
確かに新宿駅は人は多いのに疲れない

古江さんは
「アア人が多い」
と思わないで
みんなのリズムに合わせて歩くと
疲れないのだと

改めて新宿駅を歩く人たちを見ていると
かかとに重心を置いてぺたぺた歩く人より
前重心で歩いている
そこにリズムが出るらしい

観察大好きな古江さん
思わぬニュースであった
コメント
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