チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

ストーン夫人のローマの春

2009年03月17日 16時14分59秒 | 日記
日曜日スタッフ全員とパルコ劇場へ
麻美れいさんを見たいばかりに
スキップしていく

テネシーウイリアムず原作
重い話だ
昔大女優、富豪の夫の死の後の虚無
ローマのやりて婆が
コレなんと江波さん

男娼を次々夫人に与え
男娼から金を搾り取る
しかしストーン夫人は
気高く誇り高かったのに
だからこそ
だんだん奈落へ転落

コレを麻美れいがやる
気高さも腐敗の匂いも
とにかくうまい

それに何よりこの役は
気品が砕けるところがミソ

そういえば昔このシナリオの映画をみた
ストーン夫人は
カのヴィヴィアンリー
あの「風とともに去りぬ」
で一世を風靡したあの人
彼女最後の主役映画であったが
つらかった

今度もヤハリつらい
最後は本当の花を咲かせて死にたい
死ぬまで誇り高くいられるだろうか
ボケないでいることもそうだ

それにしても同性愛趣向のテネシーウイリアムズは
女を残酷に描きすぎはしないかい?

麻美れいという女優は日本の誇り
気高く美しい

パルコ劇場22日まで
コメント
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