チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

諏訪大社

2010年07月24日 10時27分17秒 | 日記
岡谷での
夏期大学のチャコちゃん先生の講演に事寄せ
前日からつれづれの仲間と
わがスタッフで諏訪大社詣でをする

海抜800メートル近くある諏訪地方であるが
今年の全国的な猛暑に仲間入りしていて暑い

それでも境内にはつめたい湧き水と
涼やかな風
温泉の元湯もあって涼を楽しむ

建ち上がったばかりの御柱を上社ー本宮、前宮
下社ー春宮、秋宮
都合16柱に手を合わせる
16これは菊の御紋章の数と同じ
その理由はナイトコスモスにおこしやす

同行の田村さんが75年前の家族の写真を持って参加
その写真の宮がこの四つの内の何処か?
サスペンスもどきの証拠探しの楽しさも加わった

何より
今年の御柱を曳き建てるとき
氏子の有志は柱に登って自らが柱となる
その曳き立て中3人が落ち
ウチ二人がなくなった

土地の人は
「諏訪神さんのところに行った」
という感想なのだそうな

諏訪に生を受けた男たちは
この御柱の天辺に乗ることを男意気と考え成長する
そしてその天辺を確保した男のあのすがすがしい得意顔
そうはさせじと天辺を奪い合う荒々しさ

「皆命かけてやってるからね」
と解説するおじさん達も胸を張る

7年目に1回巨樹を曳き建てる大祭で
寅、申年に行われる
起原は古代で桓武天皇の時代かなり大掛かりになったとか

神功皇后の三韓征伐のおり
戦勝願いにも立ち寄ったとかで
武運の誉れ高き神様としても崇められているが
諏訪地方の氏子にとっては
五穀豊穣を願う神様として親しまれて居るようだ

それにしても
「我らが神様」を間中にしての暮らしぶりは
生きることの楽しさを教えててくれる

「此処の祭りはたのしいよどこででも食べて飲んで平気だカラーー」
だからかな地酒を売っている店が多い

そうそう温泉も良い
どこの旅館も諏訪湖の周りに建っているので
諏訪湖を眺めながらの露天風呂も楽しめる

8月は諏訪湖花火大会が見もの
2時間で4万2000発の花火が上がるという

それで田村さんの写真の背景は「秋宮」であった
しかしその秋宮は改装中
「9月に完成だから」
もう一度足を運びましょう

神様もなかなか一度では完結させないよう
味なことをする
「つまりワタクシ其れまで元気で居るということね」
こちらも前向き

暑かったけどいいたび
肝心のチャコちゃん先生の講演も
好評だったのよ エッヘン
コメント
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