チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

渋沢栄一

2015年05月21日 11時05分09秒 | 日記
今日はこれから「東京探訪」飛鳥山に行く
同行10人の着物散策
飛鳥山にある渋沢邸では昔良く着物の撮影で場所を貸していただいた
洋館と和室
其の兼ね合いが如何にも昔の邸宅

日本人が洋と和を巧みに調和させるセンスは舌を巻く
とは西洋人が書いている
室町時代から其の歴史は始まっていると思う
いま和服の「襦袢」と云ってるものは
ポルトガル語で「じばん」と言うブラウスであった
それを着物の下着にしてしまった我が先祖の其のセンス

他にも数え上げたら切りのないほど和洋折衷が日本の文化になって居ることが多い
さて飛鳥山
桜の名所で有名でもある
その中の渋沢栄一記念館では
500以上の企業の設立に関与した渋沢栄一の栄光の歴史をたどることもできる

近くの王子製紙の設立はもちろんのこと
私達にも関係がある東洋紡の設立は養蚕技術の発展を促した

渋沢財閥ができなかったのは
「私利を追わず公益を図る」ということを生涯の目標としたからだ
其のすばらしい社会性を本日は全身で戴いてこよう


コメント
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