今日からチャ子ちゃん先生はYouTubeを始める
「チャコちゅーぶ」
毎週水曜日の20時から
きものに出会って60年、途中3年は完全主婦を目指していたので、正確には67年か。それでも長いこと着物にかかわってきた
大体とっつきやすく飽きやすい性格なのに、この道だけはひたすら続けている
何故?
それは着物がとてつもない旅に連れて行ってくれるから
当初は「色」だった
その色は万葉の道に連れて行った。万葉から古代の衣裳や人びとの暮らしを見せてもらった、万葉集はいろんな階級の人たちの歌が多い、その中でその時代の風俗や生活の仕方考え方の根本を知った
また
その色は、染織の基本を教えてくれて、更にその染材が植物でありその植物は薬草でもあることを知った
更に色には階級があり「禁色」を作り、その染料が植えられた場所は天領であった
天領とか色の階級制は天皇(すめらみこと)の存在なくしては理解が出来ない
歴代の天皇の在り方を着物は教えてくれた
では
同じような階級制度は世界ではどのような国にあるのか
世界の国々の仕組みが分かると、我が国の文化度の高さも納得できた
同じ青色でも庶民が使っていい青は蓼藍、皇族や貴族の青は山藍を使う、何故?この何故がいろんな道を見せてくれる
では布の素材はどうなのか
大麻、苧麻 その他の植物繊維、そして絹、毛皮、のちに木綿
大麻は古事記にも旧約聖書にも登場する繊維だが、今日本では栽培禁止になっている。正確には都道府県の首長に申請書を出せば許可が下りる仕組みになっているが、なかなか許可はもらえない
何故
それは敗戦にさかのぼる、大麻が神の依り代であったことを理解しないと謎は解けない
ではこの戦争ってどういうことだったのだろう?
このようにして着物が連れていく道をYouTubeで一緒に歩いてみたいと思う
毎週水曜日、今夜が初日、20時から15分くらい