毎年おなじ場所で同じ花を見ても、感慨が違う
自分自身の心のありかで、同じものを見ても違ってくるのだと思う
心はいつも揺れている
同じ場所にいない
しかし魂は不動だ
心と魂が同じ位置にある時、人は落ち着いていられるのだと思う
アーユルベーダ―の勉強をしているとき「TM瞑想」を教わった
なぜ瞑想をするのか
それは心と魂を同一化するのが目的だと教わった
「座禅」もそうだ
何で魂が不動なのか
それは宇宙と一体になっているからだと
人は小宇宙で大宇宙の動きとともに生きていることが一番拘りのない生き方になると
わかったようなわからないような
それぞれの魂は常に一定だけど進化しているその進化の元は何かといえば「愛」なのだと
花を美しいと感じる心
緑をさわやかと思う心
光に感動する心
そして生きている動物たちの懸命さに(人も含め)感動するこころ
人の心の判断基準は「美」
お辞儀一つ、言葉一つ美しくなければ人の心に「愛」は生まれない
それぞれ異なる花の美しさを与えてくれた宇宙の仕組みに感謝しかない
野に咲く花、手入れされた花、それぞれ一様に「美」を尊ぶ日本人の心は高貴だ
道端にしゃがんで小さな花を摘むヨチヨチ歩きの子の姿に、見とれる朝