昨日の話だ
お世話になっている上場会社の営業マンが、20代の若さで係長になったというので、かねてから行きたがっていたレストランを予約した
ここはほとんど予約のとれないところで、幸運にもこの度は取れた
大喜びの若き係長だったが
予約の時間の一時間前に電話をよこし
「新しいクライアントとの仕事が入り行けません」
美味しいしお店だしあのガーリックトーストとワインという組み合わせはいいなあ、一人でも行くかなと迷ったが、基本的にレストランで一人食事という勇気がなく、生まれてこの方一人で外食をしたことがないという弱虫
断るのは早い方がいいと思い電話をする
ペコペコ電話口で頭下げながらキャンセル
「大丈夫ですよ今年もどうぞよろしく」とマダムは優しい
電話を切ったらすぐ件の係長から電話
「やはり行けるように手筈しました、僕は初めの一時間いてあとは別のものに頼みます、もう断ったのでしょうか?」(はなからそうしろよ)
「はいもう連絡しました」
「もう一度行きますといえないでしょうか?本当に行きたかったんです」
「もうお断りしたのでね、またの機会にご招待します」(甘ったれるんじゃあねえよ)
イエイいえい!
いえたねえチャコ
そうチャ子ちゃん先生は甘いから
「そうよかったではすぐ電話しましょう」と言っちゃう人
その甘さにずいぶん付けこまれたな
基本的にどんなことがあっても私は先約は守る、そこに計算はない
何が大事かというと「人との縁」
通り一遍の付き合いは時間がもったいない
縁あればその縁を磨いていきたいと思う