佐久平に仕事場を構えた東京手描友禅作家熊崎和人さんと東大阪の呉服屋北山社長をお引き合わせした
そのご褒美に軽井沢の豪華なホテルでの一泊をプレゼントしてくださった
夕食の予約が出来ていなかったので、飛び込みでレストランに行くがことごとく満員、その数8軒
「何かある、食べるなということか?いや私以外の人もいるしな」
こうまで行くとこ行くとこ満員でのお断りの結果何が待ち受けているのだろうか?とチャ子ちゃん先生逆にワクワクしてきた
取り合えずホテルにチェックインしてそこから考えよう。と
北山社長が電話をして予約をしたしたところは20時からならという返事。あと一時間
「お風呂にでも入りますか?」
「私あまり遅く夕食は取りたくないなあ」
とわがままを言う
ではもう一度と出かけると、ホテルのすぐそばに、ぼんやりした明かりの看板が見える「ここにしましょう」
なんと四人掛けの一席だけ空いていた。3人なので丁度良い
北山社長「お任せで」
見回すと家族連れが二組、10人、グループ4人が二組、個室にも何人か、厨房を覗くと料理人は一人、目があって挨拶、手を動かしながら目礼する寡黙な50代と思しき男
料理を運ぶ人は奥方か、きびきびしていて笑顔がやさしく美人
さー-てと待ち構えると運ばれれる料理の一品一品が超美味、しかも出すタイミングの絶妙な間、空いた皿を引き取るときの笑顔もイイ、静かに素早く音もたてずに持ち去る
料理が終わりに近いグループもいるが、これだけの人数の料理を一人で作っているのだ!大勢を一人で賄う料理人は他にもいる、しかし8種類すべて味の違う料理を作り、そのすべてがおいしいと、子供も老人ももちろん壮年たちも満足する技は神仕事だ
ああーこの店に足を運ぶための満員御礼のお断りだったのかと、こちらの神仕組みにも感謝
最後の野沢菜みじん切り梅肉添えのご飯は、さすがに残したが、お腹にもたれず、消化力満点、素材も油も吟味しているんだなあと感動の技を見せていただいた軽井沢の夜
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