知人から無農薬栽培の蕪と柿をいただきました。
今年は天候不良で農作物への影響があちこちで出ているようですが、こうして旬の食材を味わえることに感謝です。
東洋医学では、秋は肺と関係がある季節で、肺は乾燥を嫌い潤いを好むとされています。
柿は身体の余分な熱を取り除き、肺の乾燥を潤す効果があります。ただ、体を冷やす性質があるので、冷え性体質の人は柿の持つ効果よりも冷えによる影響の方が勝るので気を付ける必要があります。
蕪は春と秋に旬を迎えます。春の蕪は爽やかな苦味に味わいがあるように感じますが、秋の蕪は甘みが増して味わいに深みが出る感じがします。胃を温めて冷えからくる腹痛やお腹の張りを改善します。
私は冷え性体質なので、柿の食べ過ぎには注意していますが、蕪は温める性質なので体質にはばっちり合っています。
どちらも生で食べるのをおすすめされたので、私にしては珍しくサラダとして食べることに。蕪は塩もみして水分を切り、柿と合わせるだけですが、異なった甘みを楽しめておいしかったです。