はりぶろぐ

鍼灸師のブログです。東京都国分寺市にて孔和堂鍼灸院を開業しています。
http://kouwado.com

冬の道東③

2025-02-18 20:16:49 | 日記
旅4日目。
早朝のカヌーツアーへ。

夜明け前の月がとってもきれいでした。

前日と打って変わり、風がない屈斜路湖の穏やかな湖面に、外輪山がくっきり映っていました。

気温は約マイナス15℃。

見える景色がゆったり変化していくのが、カヌーの素晴らしいところの一つ。

氷の下に入り込んだ空気は真っ白に。

薄い氷が、カヌーが進むたびに割れていきます。

厚さは5mm無いくらいかな?

できたばかりのフロストフラワー

朝焼けで少しずつピンク色になってきました。

いつまでも見ていたいくらい、美しい光景でした。

屈斜路湖から釧路川に移動

オオバンがいました。北海道では珍しいそうで、ガイドの土田さんが嬉しそうでした。

こちらはカワアイサ。

行先に朝日が見えるのが素晴らしい。



この日はかなり冷え込んでいたので、久しぶりに霧氷が見れました。












川霧も出ていて、幻想的な雰囲気。


美しすぎて、しばらく「綺麗」以外の言葉が出ませんでした。

ハンノキ(ヤシャブシ)の実にも霧氷。

蜘蛛の糸にも霧氷。

この日のコーヒータイムは短め。手が寒すぎてコーヒーの写真を撮るのは諦めました。

少しずつ登っていく太陽。オレンジ色から黄金色に変化する過程もきれい。



ゴール地点に到着。あっという間でした。

SOMOKUYAからの帰り道、朝日に照らされた雪面に、キツネの足跡。



お宿かげやまに到着。

朝風呂に入った後に朝食をいただきました。薪ストーブの暖かさは格別です。

かげやまさんが設置されたバードフィーダーに、シジュウカラがやってきました。

続いてゴジュウカラも。

このゴジュウカラはゆっくり食事しているようで、色々な角度で撮影できました。

口開けている姿もかわいい。



シジュウカラとゴジュウカラの2ショット。


宿を出た後、再びアトサヌプリへ。
この日は青空に映えるアトサヌプリを見れました。



鮮やかな黄色の硫黄。

結晶の形も美しい。

硫黄山を背にすると、オンネプリ(斜里岳)がくっきり見えました。

今回3回目の砂湯。

グレーの若鳥。

大きく羽根広げる白鳥。

手前に写っている白鳥も可愛い。

風がないので、湖面に白鳥の姿が写り込んでいます。

5羽の若鳥が集まっていました。

白鳥のアップ。



最後にもう一度美幌峠に立ち寄りました。

峠なので風は吹いていましたが、散策路を歩いて展望台まで行くことができました。

屈斜路湖もきれいに見えました。



左側が藻琴山、真ん中の低い山が海別岳、右側が斜里岳。

雪化粧した美しい斜里岳を最後に目に焼き付けました。

弟子屈町のカントリーサインの白鳥にも雪。

美幌峠から女満別空港へ移動。
白い景色が続きます。

至るところにキツネの足跡がありました。





空港では奥芝商店のスープカレーを食べました。

お野菜たっぷりでおいしかったです。

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冬の道東②

2025-02-17 21:43:23 | 日記
旅3日目。
小雪が舞う中、アトサヌプリ(硫黄山)に行きました。

アトサヌプリは屈斜路湖周辺で特に好きな場所の一つで、滞在中は何度でも見に行きたくなります。



その後、砂湯の白鳥を見に行きました。
結氷していない2月の屈斜路湖は初めてで、風に波立つ湖面に浮かんでいる白鳥は新鮮でした。

タイミング良く、羽根を広げている白鳥をよく見かけました。
この白鳥は嘴を開けたあと、

上を向いていました。

さらにもう一羽も。

夫が羽根を広げた白鳥とのツーショット撮影に成功。

羽根を閉じたあとの足の動きがとても可愛い。

ちなみにこの時私が首元に巻いていたのは、夫が編んでくれたバラクラバ。
東京では付けていると熱く感じることが多かったのですが、北海道では暖かさがちょうど良かったです。

午後はSOMOKUYAのツアー。
夫のリクエストで、オサッペ川沿いをトレッキングすることに。
雪が降る中、畑に積もった雪の上を歩いて川へ向かいます。







川沿いの林道を歩いて進みます。

オサッペ川が見えました。



ひたすら林道を進み、途中から林の中に入ります。

大きくて立派な木のこぶ。

オサッペ川の近くに到着したところで、休憩しました。

川のせせらぎが静かな林の中で際立って聴こえる感じがしました。

スキー板をベンチにして、SOMOKUYAブレンドをいただきました。

休憩後は来た道を戻ります。

スキーの跡がしっかり付いているので、帰りは楽でした。

畑に戻ったら、三角山がきれいに見えました。

ツアーが終わった後、再び砂湯へ。
この日は朝から風が強めでしたが、午後からさらに強くなり、体感温度はかなり低かったです。
寒さの中でも白鳥たちは賑やかに鳴いていました。



素敵なポージング!

屈斜路湖に背を向けると、月が見えました。


砂湯を出て美留和へ。
お宿かげやまさんの食事、今回もとってもおいしかったです。



スキーでの移動による筋肉痛が厳しかったので、寝る前にストレッチとセルフ治療しました。


その③に続く
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冬の道東2025①

2025-02-16 22:11:48 | 日記
今年も冬の道東に行ってきました。
今回は女満別空港に到着。

まず向かったのは、佐呂間町。

日当たりの良い玄関先で2匹の猫さんがいました。

風が強くて寒い中、くつろいだ雰囲気なのがすごい。

サロマ湖方面へ移動。

凍ったサロマ湖

冬季休業中のワッカ原生花園

この辺りで野生のアザラシが出現するらしいので、しばらく待機して探したかったのですが、あまりに寒くて早々に断念しました。


今年はまだ流氷が来ていないと知りつつも、流氷観測スポットの一つ、能取湖方面に向かいました。
初めて北海道に来たときにサンゴソウを見た場所も一面真っ白。

キタキツネかも、と思って見ていたら、

やっぱりキタキツネでした。

網走市内を、能取湖沿いを能取岬に向かって移動。

ビュースポットに車を停めて撮影。

流氷は来ていないけれど、冬のオホーツク海の迫力はすごかったです。

凄まじい風と寒さの中、能取岬へ。

服を着込んで、厳しい寒さの中、散策開始。



能取岬燈台

8角形の白黒カラーがかわいい。

寒さに耐えきれず、散策終了。

宿がある北見市へ移動。
途中で網走湖に立ち寄りました。

こちらは全面結氷している模様。

道東の日暮れは東京より早いので、あっという間に太陽の位置が低くなります。


夕飯は北見市内の飲食店で。
赤べこの箸置きが素敵!







小皿でいろいろな料理が出てきて、どれもおいしかったです。

旅2日目。午後から摩周湖でのSOMOKUYAツアーに合わせて、のんびり移動開始。

真っ白な景色を眺めながらのドライブ。

次第に雪煙を頻繁に見かけるように。




美幌峠に立ち寄り、屈斜路湖を見たら、全く凍ってない様子。

美幌峠はさらに風が強くて、散策するのは諦めました。




摩周湖第一展望台に到着。ツアーまで少し時間があったので、ガラス越しに摩周湖をみました。


SOMOKUYA土田さんと合流、スキーを装着してトレッキングスタート。
摩周湖のコースはアップダウンがかなり多いのですが、昨年最後のツアーで来たときに急に滑るコツを掴めた場所でもあり、これまでで一番余裕を持って歩いていけました。



雪庇発見

さらに奥に進みます。

土田さん曰く、摩周の滑り場に到着。

3人で滑った後は、スキーの跡だらけになりました。

雪が舞う中のコーヒータイム。私たち好みの、コクのある深煎り。

スキー板は履いたまま一休み。

休憩後、来た道を戻ります。

曇っているので写真映えはしないですが、実際は曇り空とグレーと雪面の白のグラデーションがとても美しいのです。

摩周湖は雲がかかっていましたが、風で雲が切れると湖面が綺麗に見えました。



最後の最後でバテましたが、無事ツアー終了。
川湯温泉まで移動する途中、釧網線の線路を渡りました。

宿に到着。

ライトアップされた川湯神社。

神社近くのすずめ食堂で夕食。写真撮り忘れましたが、地元の食材を使ったスパイスをたっぷりの料理は、何度食べてもおいしいです。

宿の一角ではフリードリンクが楽しめます。ビールもあるので、ビール好きの夫は満喫していました。

その②に続く
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