真夏の状況下、熱中症による死亡事故の報道を耳にします。 発汗作用は体を一定の体温に維持するための、自己治癒能力で す。水分は、ある一定の限界を超える前に、早めに補給しなけれ ば体調不良に陥り、取り返しのつかない状況になる。まずコップ 1杯程度をこまめに取る。およそ15分位の間隔で喉に乾きを感じ る前ということです。気をつけなければならないのは、温度が極端 に高くない、25℃位でも湿度の高いときは、自己認知度は低いが、 この状態のときはかなりの発汗量がある、とのことで充分注意が 必要とのことです。このように水分補給は非常に重要であるが、 それほど発汗作用が活発でない状況下でも、意識的に健康のた めと称して、極端な水分補給を奨励している人たちがいますが、 この行為に疑問を投げかけていることも事実です。カロリ-ゼロだ から他の食事代わりにする。血液をサラサラ状態にするために、 とかで飲むことを強要している。通常、人は男性で6〇%、女性で 55%といわれています。ところが明らかに比率の高い人たちが いるとのことです。冷えタイプで、タプタプとしてて取り込む寒体質 の人達です。水分を大量に取ることによって、基礎代謝低下に陥り、 燃焼効率の悪い体質に拍車を掛けていくようです。ご自分の体質 を認識することが肝心のようです。寒い時期から暖かい季節へ移 行する段階で、適宜水分補給を怠ると体調不良の原因になったり します。また日頃からお茶を頻繁に飲んだり、水分量が多い果物 類を食す人達は、慢性的冷え状態で、神経痛やリュウマチなどの、 体に痛みを伴う病気を発症する確立が非常に高いとのことです。
人間の体も、勿論他の動物も夏になると、暑さをしのぐため基礎 代謝が低下し、熱を産生しにくい状態なる。永年の生活環境に よって、付帯している皮下脂肪や内臓脂肪、その他経験などに よって、当然個人差はでてきます。つまり暑い季節には体を冷や すための生理や生活習慣が備わっている。食欲不振も体力温存 のため、各臓器の起動を鈍らせる自然治癒力の働きである。 発汗作用は体温の上昇を一定に保つ行為で、こまめに水分補給 することによって、多臓器不全症候群(熱中症)対策になる。但し 塩分の入らない、真水だけだと危険な状態に陥ることがある。 大量の汗をかいた跡の皮表上に塩分が付着するように、体液は 薄い濃度の塩水から出来ているためです。この基礎代謝低下状 況のときに、更に低下させる行為をとる。体温低下の基となる、 冷菓、冷水や水分の多い果物類などで過ごし、尚且つ筋肉劣化 を招く何もしない状態で推移していると、年々更に基礎代謝の低 下を招き、燃焼効率の悪い体質へ変貌していく。食べる量は特に 増えてはいないのに、なぜか脂肪過多状態になるようです。 肥満状態を放置すると、間違いなく血流障害のメタポリック症候群 になることを認識すべきです。それは外見では分からなくても、 内臓が脂肪や不純物で変形し、各々の通り道が阻害されるため、 疲弊し正常な働きが不能となり、いろいろな箇所に負担がかかり 過ぎて発病という経過に至ると思われます。そのような行為で現 れた各臓器の異変を、薬や手術で対処しようとするのが西洋医学 の考え方のようです。漢方や自然治癒力療法は基を治癒しましょう とする思想のようです。あなたはどちらを選択しますか??