゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

どうすれば農業できる?

2010-10-02 18:53:05 | ガ-デニング

若者から団塊の世代まで多い希望者

新規就農者育成のため1995年、道や農業団体などが設立した道農業担い手センタ-。新規就農希望の相談は2000年度の年間1197人を最多に09年度は796人。「本気で農業を志す人数はほぼ一定している」(同センタ-)という。跡継ぎなどを除き、毎年50~100人程度が新に認定農業者になる。同センタ-が就農支援貸付制度などの窓口のため、新規就農希望者の大半はここを経由し、市町村などが運営する道内171の地域センタ-を窓口に研修する。相談に訪れる人は20、30代が多いが50代も10%以上。道農政部によると、数年研修を積んで09年度に新規参入した67人のうち22%は50歳以上だ。

  農地収得に壁

道のセンタ-経由し各地で研修

「問題は出口」と同センタ-や道農政部の担い手育成担当者は口をそろえる。出口とは、就農に当たっての農地の確保。離農者があっても、周辺の農家が吸収して規模拡大する例か゛少なくない上、「知らない人に農地はやれない」という地域の感情もあるという。そんな逆境の中、オホ-ツク管内美幌町の美幌みらい農業センタ-は00年度開設以来、新規就農希望者13人全員に農地を確保した。このうち12人が東京や大阪など道外勢。平均7・6㌶を耕作し、20㌶以上耕作する人も。離農跡の土地、農業機械など一切を継承する“居ぬき”で手に入れた人も3人。相談、指導に当たる午来博さんは「農地収得は難しいが、新規就農者を、農業を志してくれた同志として歓迎したい」という。「新しい栽培方法を考え出したり、地域にとけ込み活躍している移住者も少なくない」と強調する。地域センタ-などでの研修を前に、第一歩となるのが札幌市の「さっぽろ農学校」(01年度開設)。年度ごとに募集し「入門コ-ス」終えると、就農に近づく「専修コ-ス」に進む。本年度は専修コ-スで24人が学び、自分たちでつくった野菜を収穫、販売した。受講生の本川哲代さん(36)=札幌市=は以前、食品関係の仕事に携わり「食べ物を捨てる、無駄にするのがいやで農業にたどり着いた」。「将来は農学校OBらと連携して食べ物提供の場を作りたい」。「同じく就農を目指す札幌市の男性(45)は「会社員が窮屈でやめた。自然に触れながら野菜か花づくりをしたい」を夢を語る。

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「同志歓迎」 居抜きで就農例も

すばらしさ孫に

一期生の中田浩二さん(59)は札幌市南区で就農。脱サラした次男夫と野菜づくりに励む。自らは現在、会社勤めとの兼業だが、定年後は専業に。農作業はきついが、ストレスはないという。「種まいて汗かいて収穫する。来年はこうしょう、3年後は-という目標もある。すばらしさを孫たちに伝えていきたい」と意欲満々だ。                国の構造改革特区(農村再生)に03年に認定された千歳市駒里地域は、農地収得の下限が道内は2㌶のところ、10㌃で就農できる。千歳市によると58区画中31区画が売れ(3月末現在)、農業をしていた人や、定年後の第二の人生を目指した人などが移住した。住人がつくった農作物を共同で展示、販売している。

会社員を辞め、就農6年目を迎えた空知管内の40代の男性が、こう話してくれた。土地や気候の良い場所の中には、新参者に農地を渡さない所もある。本気で就農したいなら、自分の足で農家を回ってみること。新規就農者も不安だが、受け入れる地域だって知らない人は不安。信頼関係を築くことが重要だ。年収は200万円程度だが、特に若い人に言いたい。「会社なんかに入るより農業は面白いぞ」って。

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細胞の寿命とテロメア

2010-10-02 16:20:59 | 健康・病気

いろいろな記録を世界中から集めた本、「ギネスブック」によると、これまで最も長生きしたのは、122歳で亡くなったフランスの女性です。日本人の平均寿命は、2009年の調査によると、男性が79・59歳、女性が86・44歳で、年々延びる傾向にあります。ヒトの寿命というのは、どうやって決まっているのでしょう。現在、寿命との関係が深いと考えられているのが、染色体にある「テロメア」という配列です。テロメアは、DNA(遺伝子の本体)の両端にあって、主に6個のヌクレオチドの配列の繰り返しでできています。哺乳類の場合、この繰り返し配列が、1000個以上も並んでいます。細胞が分裂して増えていくとき、遺伝情報を伝えるために、DNAも複製されていきます。しかし、両端にあるテロメアは、細胞の分裂が進むたびに短くなっていき、分裂がある回数を超えて短くなりすぎると、細胞の複製が上手くいかなくなります。このようなしくみにより正常な細胞がつくられなくなってしまい、身体の機能が低下した状態が、老化なのではないかと考えられています。一方、異常に増え続けて正常な細胞を寝食していくがん細胞には、テロメアを修理するテロメラ-ゼという酵素が多いため、無限に増殖していくということも判ってきており、細胞の複製回数とテロメアとの関係を裏付けていねと考えられています。また、世界初の体細胞クロ-ン羊ドリ-の細胞を調べてみると、誕生したときすでにテロメアが短くなっていたことが判りました。これは、ドリ-の元になった細胞が、成長したヒツジの細胞だつたためで、クロ-ン動物の細胞は、生まれたときから老化が進んだ状態だつたのです。つまり、クロ-ンでは寿命を延ばすことができないことを意味しています。

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