゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

エボラウイルス 細胞侵入 仕組み解明

2010-10-26 13:27:46 | 健康・病気

北大 抗ウイルス薬開発に光

アフリカで時折流行するエボラ出血熱を引き起こすエボラウイルスが、人間の細胞に侵入するメカニズムの解明に北大大学院薬学研究院の南保明日香講師(38)らのチ-ムが世界で初めて成功したと、北大が18日発表した。エボラ出血熱は高熱や鼻出血を伴う感染症。ワクチンや治療薬はなく、感染者の致死率は50~90%と高い。研究成果は、抗ウイルス薬開発につながると注目されている。

100_7981

南保講師によると、無毒化したエボラウイルス粒子に赤い蛍光色素を付け、観察しやすくした後、細胞に吸着。侵入する状況をレ-サ゛-顕微鏡で解析した。その結果、ウイルスは、細胞が外部の栄養素やホルモンを取り込む「マクロピノサイト-シス」と呼ばれる作用を誘発。細胞内に侵入する様子を観察できた。エポラウイルスの感染については、この作用による侵入経路が有力視されていたが、実験にはウイルスが外部に漏れるのを防ぐため、安全性の高い施設が必要で困難だつた。近年、ウイルスの無毒化が可能になつたことで、実証できたという。

コメント