゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

原因不明の発熱患者

2011-06-08 16:44:57 | 健康・病気

体内撮影で迅速診断                                                  北大など がん発見に効果も

100_8155 38度以上の発熱が2週間以上続き原因が分からない「不明熱」の患者を陽電子放射断層撮影(PET)で検査すると、体内のがんや炎症の場所を画像で把握でき、原因究明につながりやすいとの研究結果を国立国際医療研究センタ-、北大、東北大などがまとめた。同センタ-放射腺核医学科の窪田和雄医長によると、不明熱は日本で毎年5万人が発症。原因となるのは、がんや感染症、膠原病などの病気。正しく診断されるまでに複数の診療科でさまざまな検査を受ける患者も多かったが、PETの利用で、正確で迅速な診断が期待できるという。                                             PET検査はがんや炎症など代謝の盛んな部分に集まる放射性物質を付けた薬剤を体内に入れて撮影。体を透視したような画像の中で、薬剤が集まった場所は濃い色が付き病巣がどこにあるか分かる。窪田さんらは2006~07年、不明熱の患者76人をPETで検査。画像から特定の部分にがんなどの病巣がある患者の81%を発見できた。                                                         

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安全にIPS細胞作製

2011-06-08 15:58:52 | 健康・病気

阪大チ-ム成功 がん化の恐れなく

100_8152 がん化の危険を招くウイルスを使わず、マイクロ(微小)RNAという物質を使う安全で簡単な方法でヒト人工多能性幹細胞(IPS細胞)を作ることに大阪大チ-ムが成功した。26日付け米科学誌セル・ステム・セル電子版に発表した。IPS細胞はさまざまな組織や臓器の細胞になる分化能力があり、特定の遺伝子などを皮膚や脂肪など分化が進んだ体細胞に導入して作る。導入には通常、ウイルスをベクタ-(運び役)として使うが、遺伝情報を傷つけてIPS細胞ががん化する懸念があり、安全性向上が課題だった。チ-ムの森正樹教授は「世界で最も安全な手法だと思う。細胞にマイクロRNAを振り掛けるだけで簡便。臨床応用しやすく、創薬やヒトへの投与、臓器や組織再生も視野に入ってくる」と話す。山中神弥京都大教授が2006年に開発したIPS細胞とほぼ同質で、「mi-iPS(ミップス)細胞」と名付けた。RNA(リポ核酸)は細胞内でタンパク質合成に関与。マイクロRNAはタンパク質を作らないRNAの一種で遺伝子の働きの調整に関与すると考えられる。

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