゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

雑草(自己想草)から考えたこと

2006-09-04 19:09:00 | 日記・エッセイ・コラム

猫の額ほどの自宅の庭にも、雑草が生えます。少し油断して放置                            すると、汚らしい感じがします。世間さまと協調して、気持ちよく暮                             らして行く上でも、最小限、目に付く身の回りのことの整理整頓は、                             責任事項である。だが、この雑草とりが意外と労力と時間がかか                            る。したいことの雑念が沢山あったころの何年か前まで、その様な                            行為に貴重な時間の浪費を感じたものです。そこで安易に、人に                             は無害等とのメ-カ-の宣伝に、農薬や殺虫剤の使用を考慮した                            ものです。だが手前勝手な考察が如何に悲劇的な結果をもたらす                           か?最近コウノトリの最後の生殖地だった、農業地帯でコウノトリ                             との共存の復活機運が起こり、昔の農法復活に取り組む人達の                             話題がニュ-スされていました。何十年か前、農作地には行かな                            いよう、遊んではいけない場所になった。作業の効率化を図り、                             定期的な大量の農薬散布の始りだった。

その結果田園には、微生物の生存は皆無となり、鳥も寄り付か                              ない。化学肥料との共生の食材は近年の環境破壊問題との関                              連で、生産者自身の懐疑的思考が旧農法の復活へ、鳥との共                              存体制へ移行したとの事です。誰もが知っておくべき基礎知識と                              して、一つは、食の連鎖です。植物は葉や実やその種や枯れ枝                             や倒木材など等を腐葉土化しその恩恵を得た微生物が土地を肥                             やし、植物へと還元し共存している。植物の種子が飛来し雑草化                             したり、根が残っていることによって、生き生きと再生する。その                             生命力を少し視点を変えて観察する。草木はその生存方法に                              一定のメカニズムを備えています。大きく、生き生きと育って欲し                             いと、保護しているつもりで、何も手を加えないと、なかなか育た                             ない。ある一定の条件を満たして、刈り込んだり、花摘みすると                              活きよい良く再生してくれる。山菜取りでベテランは、翌年も又新                             たな萌芽を願って、芽は残して来ると言う。無知な素人は、後先も                            考えず、根こそぎ採り尽くす。二度と再生することはない。後は植                             樹だがこのことが如何に難事であるか、地球規模で考察してみる。                           日々ものすごい量の熱帯雨林が消滅していると言う。熱供給(木                             材燃料)の為に伐採され、根元から刈り取るため、還元しない。                             無知と貧困のため、唯、次へ移動するだけ。二つ目は、生き物との                            共存である。微生物からその他生物との共生である。そんな世界                            の現状を認識したとき、庭に育つ雑草の生命力の神秘に愛おしさ                             と感動を覚えます。

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