「世界最速のインディアン」
2005年公開
タイトルの、<インディアン>とは主人公の愛車であるバイク、1920年型インディアン・スカウトのことです。
60歳を超えても、伝説のバイク<インディアン>で世界最速―時速300キロ―の記録に挑んだ「実在の人物、バート・マンロー」をモデルに作られた感動の人間ドラマ。
ニュージーランド南部の小さな町、インバカーギル。
小さな家に独り暮らしているバートは、早朝からバイクの爆音を轟かせる名物の老人だった。
家族もなく、暮らしも貧しかったが、若い頃は優秀なエンジニアだった彼は、自ら改良したバイクで、数々の国内記録を残していた。
爆音の苦情はあるが、温かい人柄から町の人々に慕われてた。
バートの夢は、米国ボンヌヴィルの大会で世界記録に挑戦すること。
苦心して改良したマシン“インディアン”号とバイク少年からの餞別を手に、ライダーの聖地・米国ユタ州”ソルトレーク”を目指して出発した。
船でロサンゼルスに着いたバートが”ソルトレーク”を目指してヒッチハイクしていく。
その旅の途中で、多くの個性的な人々との出会いが彩っていく。
ついにソルトレークのレース会場に到着した彼は目の前の白い平原を見て幸福に浸るのだった。
そして、いよいよ世界最速記録を目指してレースに出場しようとするが・・・。
名優「アンソニー・ホプキンス」が、風変わりだが愛すべき老人を含蓄のある演技で、演じています。
誰にも期待されていなかった年老いたライダーが、世界最速記録を更新するまでの紆余曲折をユーモアたっぷりに見せてくれます。
まさに「人生の教科書」といえる作品!!
夏休み、DVDレンタルショップで
何を借りようか迷っているあなたに
胸を張ってオススメします!!
この映画のお勧め度:☆☆☆☆☆