「デイブレイカー」
公開:2009年
出演:イーサン・ホーク、ウィレム・デフォー、サムニール、イザベルルーカス
西暦2019年。
世界中を襲った疫病により、人類の大半はヴァンパイアへと変貌していた。
そんなヴァンパイア達に、食料供給源である旧来の人間が減少し血液の枯渇という深刻な問題が持ち上がる。
血液研究者のエドワードは絶滅寸前の人間を救うため、代用血液の開発を急いでいた。
一方、レジスタンス組織のコーマックは逃亡中の人間達の保護活動を行っていたが・・・。
人類のほとんどがバンパイアとなってしまった未来の世界、人間は新鮮な血液を得る為の貴重な存在であった。
その貴重な人間の血液を摂取できるかどうかで「富と貧困と格差」が生じる。
人間の血を吸えず、飢えが一定期間以上続くとバンパイアは理性を失った「怪物」と化す 。
「死なない」吸血鬼の世界になったからといって世界が楽園となっていない。
そんな舞台設定が逆転の発想でなかなか目新しい。
また、光を嫌うヴァンパイアの世界がモノクロ調の画面で表現されている。
随所にアクションとホラーをちりばめながらストーリーは進むが、のめり込むほどじゃあなかった・・・
この映画のお勧め度:☆☆☆