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沢木冬吾/約束の森

2015年01月17日 | 小説

約束の森を読みました。



警視庁公安部の刑事だった奥野侑也は、殺人事件で妻を亡くし退職を決めた。

孤独に暮らしていた侑也に、かつての上司を通じて潜入捜査の依頼が入る。

北の果てに建うモウテルの管理人を務め、見知らぬ人物と暮らしながら疑似家族を演じろという。

侑也が現地に赴くと、そこにいたのは若い男女と傷ついた1匹の番犬だった。

やがて闇に隠れた謎の組織の存在と警察当局の狙いが明らかになり、侑也は眠っていた牙を再び甦らせる―。


沢木作品は「償いの椅子」に続いて2作目です。


それぞれに孤独な生活をしていた3人がある作戦のために集められ疑似家族を演じる事になる。


そこには虐待されていたドーベルマンが1匹いた。


やがて3人と1匹は絆を深かめて行くが、そこに謎の組織の手が迫る・・・。


前半は家族を演じながら徐々に絆が深まる過程がじっくり描かれています。


そして、後半は一気にヒートアップ!


クライマックスに近づいてからのアクションシーンはドキドキハラハラです!


面白かったけど、前半が少し長すぎたかな~!


この小説の満足度:☆☆☆☆ 
 

コメント
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