BBCドラマ「大いなる遺産」を観ました。
19世紀、イギリスの地方の村。
母親や兄たちを失った少年ピップは姉とその夫ジョーの家に引き取られ、貧しい生活を送っていた。
ある日、墓地で脱走した受刑者マグウイッチと遭遇、食べ物を持ってこいと恫喝する彼を憐れんだピップは家の大事な食事を盗んで彼に与える。
その後、裕福なミス・ハヴィシャムの屋敷に招かれ、そこでエステラという美しくも冷酷な少女と出会って好意を抱くが身分違いのためそれ以上の関係には進めない。
成長し鍛冶職人になったピップのもとに突然、謎の人物から莫大な遺産を受け取れるという申し出が舞い込んでくる。
しかしそれにはある条件がついていた・・・。
『クリスマス・キャロル』や『デイヴィッド・コパフィールド』といった数多くの代表作を持つイギリスの国民的作家チャールズ・ディケンズ原作です。
何度も映画化されているらしいですがHさんは今回が初見です。
BBC作品だけあって当時の街並みの映像が美しいです。
田舎出の少年が周囲の大人たちに翻弄されて数奇で波乱万丈の人生を歩む事になります。
富と貧、善と悪が混じり合う展開に引き込まれました。
果たして遺産の持ち主の正体は・・・
その目的とは一体何なのか・・・
これは嵌ります!!