BBCドラマ 「荒涼館」全8話を観終わりました。
「おまえはおかあさんの恥でした」
親の名も顔も知らずに伯母に育てられていたエスターは、伯母の死後、荒涼館の主ジョン・ジャーディスに引き取られる。
彼女は家政を取り仕切り、ジャーンディス氏の信頼を得ていく。
一方、信託財産と土地所有を巡る「ジャーディス訴訟」でデッドロック卿の顧問弁護士タルキングホーンは、事件関係の書類の筆跡を調べているうちに、身元不明の代書人ネーモーが死んでいるのを発見する。
エスターと、あまたの人を破滅させる「ジャーディス訴訟」 二つをつなぐ輪とは何か・・・?
ディケンズ原作ドラマ観賞シリーズ 4作品目です。
原題 "Bleak House" 。 和訳名 「荒涼館」・・・
19世紀ロンドン。
貴族から貧民まで例によって登場人物が多いです。
その複雑な人間関係が物語の進行と共にジグソーパズルのピースの様にぴったりと嵌って行きます。
主人公の出生をめぐる謎解きやロマンス
先行きが見えない訴訟の結末
さらには殺人事件の犯人捜し・・・
謎と人物と伏線を散りばめた超エンターテイメント作品でした。
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