リタイアしたらソロキャンプをしながら北海道を回るつもりだった。
それに向けて、車はある程度荷物が積めて、後部座席を倒したらフルフラットになって車中泊ができる車にする。
日産のエクストレイルにしようかと思ったが、後部座席を倒してもフルフラットにならないのが難点だった。
そんな時、スバルからレヴォーグが発売された。
後部座席を倒したらフルフラットになって寝転がれることは、YOUTUBEで確認できた。
しかも、フェアレディZより馬力もトルクも若干上回るパワー。
パワーがあれば、長時間運転しても疲れない。
即決断。
しかし、リタイアして故郷の福岡に引っ越すと、諸般の事情により北海道ツアーは夢と消えた。
ソロキャンプのために買いそろえたテントなどのキャンプ道具は押し入れに入ったまま日の目を見ることもなく時は過ぎていった。
最近になって、1~2泊程度の遠出は可能な状況になったが、今までの遠出ができない日常が体に染みついていて、遠出が億劫になっている。
とはいえ、せっかく買ったテントをまったく使わないのももったいないと思った。
那珂川上流の五ヶ山ダムの手前に、五ヶ山クロスリバーパークというところがあるのを知った。
行ってみると、テントの試し張りをするのにちょうどよさそうだった。
さっそくテントを持っていき、設営を試みた。
しかし、説明書を忘れたため、わからないところが出てきて挫折。
テントを買ったばかりの時に一度試し張りをしているので、説明書がなくてもなんとかなると思ったが、甘かった。
2回目、終始びゅーびゅーと強い風が吹いており、風に煽られながらのテント設営は容易ではなかった。
それでも、説明書を読みながら、なんとかテント本体の設営は完了した。
しかし、フライシートをテント本体にかぶせて取り付ける作業は、風が強すぎて断念するしかなかった。
3回目、風もなく、テント本体はスムーズに設営できた。
フライシートの取付にかかるが、前後の向きがあるのかないのかわからなかったり、あーでもないこーでもないと時間がかかり、疲れた。
テントはモンベルのムーンライトという定評あるもので、名前の通り、月の光の下でも簡単に設営できるというのがうたい文句である。
かつて、子供二人が小学生だった頃は、信州や富士五湖周辺によくキャンプに行ったもので、6人用の大きめのテントだったが、設営に疲れた記憶がない。
それが、それより簡単に設営できるはずのテントにけっこう疲れてしまった。
トシじゃー。
でも、やり方はわかったので、次は簡単にできると思う。
多分・・・
エアマット(緑)、シュラフ(青)、エア枕(黄)を置いてみた。
3人用なので余裕たっぷり。
さて、次は、何十年かぶりに実際にキャンプをしてみるかなー。