長谷寺の桜 その三

ようやく、というか、今の仕事を六月をもって辞めることになった。
辞めることはもっと前に決まっていたが、後任者の関係部署への挨拶も済んだことだし、このブログに書いても大丈夫だろう。
辞めたあとは、故郷の福岡へ帰る。
福岡には四十年ぶりに住むことになる。

長谷寺の桜 その二

禁煙を始めてから二週間が経過。
鼠径ヘルニア手術まであと一週間余り。

長谷寺の桜 その一

長谷寺は牡丹が有名であるが、個人的には桜の時の方が好きだ。
境内のそこかしこに溢れるように咲いている桜の見事さに、ついつい撮影枚数が増えてしまうのは、いつもの通りだ。
今年は去年よりも早めに来てしまったようで、去年開花していた木がまだ蕾のところもあり、さらに開花が進めばボリューム感も増して、より見事な光景となったに違いない。

地蔵禅院の枝垂れ桜

地蔵禅院の桜の開花は早い。
ところが、今年は、あちこちで一斉に満開になっている。
だから、ここの開花の早さが目立たなくなってしまった。

最初の写真は、ここを訪れた人が必ず絶対に撮影する写真である。そんなありふれた写真を撮ってもとは思うが、ここでの儀式のようなものである。
手前に菜の花を入れた写真を撮らなければ、地蔵禅院に来たことにはならない。

地蔵禅院　京都府綴喜郡井手町大字井手小字東垣内

田光のシデコブシ 再び

再び田光のシデコブシを撮りに行く。
光の当たり方や角度によって同じ花とは思えない雰囲気を見せる不思議な花だ。

ところで、禁煙を始めて十日目。
今のところ、吸いたくて吸いたくてたまらないのを懸命に我慢している、というのは全然ない。
この調子でいけば、タバコをやめられそうである。
しかし、過去の経験で言えば、何かの拍子で吸いたくなり、「もう一度だけ吸ってから、ほんとの終わりにしよう」などと考え始めると、逆戻りの道まっしぐらとなる。

椿大神社 別宮・椿岸神社

椿大神社　HPより

別宮・椿岸神社

猿田彦大神の妻神・天之鈿女命（あめのうずめのみこと）が主祭神として祀られており、全国の天之鈿女命の総本宮でもあります。 ご事績により芸道の祖神として信仰され、また鎮魂の神、夫婦円満の神、縁結びの神として崇敬されています。
このお社では、結婚式も行われます。
境内には扇塚があり、扇は、古来神を招ぎ奉るものとして芸道を志す方の心のよりどころとされ、古くなった扇を感謝の心を込めて、この塚に納めていただきます。

椿大神社

ここも、菰野町ではなく鈴鹿市だが、車で走りながら前から気になっていた神社である。
椿大神社は、「つばきおおかみやしろ」と読む。
垂仁天皇の時に創建され、猿田彦大神を主祭神とする。
思った以上に大きな神社だった。
三重県では、伊勢神宮、二見興玉神社に次いで三番目に参拝者数が多いとのこと。

鈴鹿の森庭園

三重県の菰野町界隈は、われわれ夫婦にとっていつのまにかなじみ深い地域となっている。
コスモス畑を探しに行ったり、そば畑を探しに行ったり、最近ではシデコブシという花が咲くのも分かった。
おいしい蕎麦屋やラーメン店、パン屋などもたまたま菰野町界隈にあった。
車で走っている時に、最近何回も目にした「梅まつり」の看板が気になっていた。
菰野町「界隈」というのは、地続きの鈴鹿方面も含んでいる。
さすがに梅はもう終わっているだろうと思いながら行ってみたら、やっぱり完全見事に終わっていた！！！
それがこの「鈴鹿の森庭園」だ。
全国から集めた枝垂れ梅はなかなか枝振りも立派で、花が見頃の時は、あの結城神社よりもずっと素晴らしいのではないかと想像された。
とはいえ、梅は完全に終わっているので、早咲きの河津桜やツツジなどを撮って帰ることにした。
梅が見ごろの時は入場料１０００円であるが、翌日から閉園というこの日は入場料無料だった。

天理の河津桜

天理市は、全国で唯一、宗教団体の名前を冠した地方公共団体である。
その天理教の教会本部に河津桜の並木があり、ソメイヨシノの開花に先だって、見事な桜を見せてくれる。
初めて訪れた時は、教会本部に一般の人間が入れるものかと心配したが、まったく平気で、信者でなくても出入りは自由である。
それに、駐車場だって勝手に止めても文句を言われる気配はまったくない。