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手術!!!

2016-04-23 20:39:57 | Weblog
本当は昨日退院して、今日から撮影済写真の整理とブログ再開のはずだったが、今もまだ病院にいる。
鼠径ヘルニアというのは、簡単に言うと、老化により下腹部(鼠径部)の筋肉が弱くなり、筋肉と筋肉の隙間から腸がはみ出す症状である。いわゆる脱腸というやつだ。
これを放っておくと、はみ出した腸が戻らなくなり、腸が腐り出して死に至ることになる。
これを治すには手術しかない。
手術といっても、内臓摘出のような大手術ではない。
比較的簡単に手術を終え、手術後三日目くらいにはピンピンした体で帰宅できると思っていた。
インターネットで調べても、日帰り手術、短期入院など、簡単な手術というイメージで書かれている。
四月十八日、月曜日、入院。
四月十九日、火曜日、午後3時、手術開始。
手術自体は一時間程度だが、麻酔その他でトータル二時間の時間がかかると言われ、実際その通りだったようだ。つまり、手術が終わったのが午後5時頃。
麻酔は、腰椎に麻酔を注入する下半身麻酔だった。
麻酔が覚めていくのが手術後三時間後か四時間後か。
この頃はもう時間の感覚はなく定かではないが、とにかく夜中だ。
麻酔が覚めていくにつれ、手術患部の痛みが増していく。その痛みに負けないくらいに、腰に強い鈍痛。
この腰の鈍痛は、麻酔を始める時に一度失敗し、やり直しをしているので、そのせいかもしれない。
看護師が栄養補給の点滴に加えて痛み止めの点滴をしてくれるが、全然効かない。
痛みにじっと耐える苦しみがいつ終わるともなく続くが、看護師は「誰もが通る道」だと言う。手術というのはこういうものなのか。
担当の看護師は手術後ずっと定期的にやって来て、体温、血圧、脈拍、体内聴診、患部の状況チェックなど、まさに付きっきりの徹夜の仕事でスゴイ!と思った。
朝になると、徹夜で見てくれた看護師が交代し、別の看護師になった。
点滴の管が外され、排尿のための管が外された。
その前に、新人の看護師に教えたいので来させていいかと聞かれ、同意した。
手術衣の下はスッポンポン状態で、とっくに恥ずかしいとかの意識はなくなっている。
とりあえず、手術前に着ていた下着とパジャマに着替えると、朝食が運ばれてきた。
体を少し動かすだけでも大変な状態なのに、朝食が食えるのかと思ったが、なんとか食えた。
次はシャワーだ。これもちゃんと体が動くのかと思ったが、なんとかできた。
後で看護師に聞くと、あの段階でシャワーを使う人は稀で、みんな看護師に体を拭いてもらうのにスゴイ!と言われた。早く言ってくれー。
病院にいると暇なので、ここまで書いたが、今日はこれでやめにしておこう。

コメント
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