くに楽

日々これ好日ならいいのに!!

面白かった

2006-07-29 10:00:00 | 四季おりおり
『大蔵流狂言鑑賞会』を見に行った。 

入場料 200円 
しかも出演者は 善竹会(善竹忠一郎・善竹忠亮・善竹隆平・善竹隆司) 

演目は 

◎ 千鳥  主人の使いで酒を買いに行く太郎冠者、ツケがたまっていてなかなかうまく買えませんが、あれこれと芸を披露してやっと手に入れる物語。

◎ 水掛婿 水田を舅が見回りに行くと、水が一滴もなく隣の田の婿の田には水がたくさんある 舅は婿の田から水取り返し見張っていると婿がやってきて、田の水で口論となり取っ組み合いのケンカになります 聞きつけた娘が止めに入って・・・やはり婿の味方になり、舅は「いくまいぞ いくまいぞ」と後を追って退場します。
 
◎ 伯養  伯養(はくよう)という座頭が師匠の琵琶の糸が切れたので知人に借りに行き、そこへ玄当(座頭)が来て演奏会に琵琶を使いたいので自分に貸して欲しいと無理をいい、困った貸し手は何か勝負をして勝った方に琵琶を貸そうと提案し、二人が相撲を取ったのはいいが、目が不自由なため貸主を二人して倒してしまいます。 

単純明快なストーリーで1時間半 たっぷりと楽しませてもらえた。これも芸の力
会場もほぼ満員。 そこここで笑いが起こり古典芸能のよさを味わったひと時だった