くに楽

日々これ好日ならいいのに!!

ロカマドール → フランス・トゥール

2012-07-16 01:01:21 | 
神聖な雰囲気に包まれるロカマドールへ
そこには、ノートルダム礼拝堂があった


1166年に村の聖堂近くで白い遺骸が発見された。ユダヤ教から新たな宗教的な考え方を唱えたイエスがエルサレムの裁判で死刑を言い渡され十字架を背負いゴルゴダの丘に向かう道で、嘆き悲しむ(聖)ベロニカが手渡した布でイエスの汗をふくとイエスの顔の陰影が布に残りその後「聖顔布」として知れ渡りました。
ロカマドールで発見された遺骸は、その(聖)ベロニカの夫である陰徳の聖人アマドールの遺骸だったそうです

この遺骸発見後、この地もモン・サン・ミッシェル修道院やブルゴニュー地方のヴェズレー修道院などと同様に「聖地巡礼地」となったそうです








12世紀のロマネスク様式の大聖堂。聖堂内には伝説の「黒いマリア像」があり、
現在も多くの人が訪れている






オイル蝋燭に火をともして旅の無事を祈りました




巡礼者がつけるホタテ貝の壁飾り




★トゥールはロワールの中心都市 城域が少し残っていて13~4世紀にできたゴシック建築の
  教会がある巡礼の地で聖マルタン(守護聖人)の墓があり、墓に手を触れると病が治ると
  いわれている

★マルタン=ローマ軍の騎士、ある寒い夜「こじき」にあいマントを半分に切り分け与える。
  その夜マントを着たキリストが現れる。
  マルタンはその時からキリスト教徒になり布教に励み守護聖人とあがめられる

★フランスからスペインのサンチャゴへの巡礼の折は、ホタテ貝を持ち巡礼するのが
  習わしとなっている

★途中で「リモージュ」の街を通過、ここはルノアールの生まれた土地、焼き物の街、
  芸術の街です

★映画「ダビンチコード」に出た「黒いマリア」はノートルダム大聖堂のマリア様です

★ワインは』南へ行くとロゼが多くなる

★フランスパンは水と塩と小麦が重要で、フランスはこの3つのバランスがいいそうです

★フランスでは共働きが主体で男女同権は当たり前

★コーヒーカップが大きいのは、硬くなったパンを飲み物に浸して食べるから、
  もちろんさらに残っているソースにつけても食べますが