秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

菜菜子の気ままにエッセイ   

2009年09月18日 | Weblog
お留守番生活、22日め!
早いものですね。
〈毎日行進!今に足の裏、タコデキルわ~毎日は、続かんだろう~〉と心配して下さった方々、
ありがとうございます。
途中から、訪問して下さった皆様、
このブログは、
『急性肝臓ガンと綱引きに於ける因果関係を立証』したり、
『金銭感覚が鈍い母娘の招いた相続失敗例』を実証したり、
『40年前に三嶺に登り剣山を越える!エエ山たいっ!と叫んだオッサンの水筒は子供のだった!』などと、いうお笑い系ではありません。
あしからず!


エッセイに夢中になり過ぎて、肝心な祖谷の「歳時記」をお伝えする事を、忘れていたわけではありません!
がほぼ忘れてました。ゴメンなさいね。

『ゼェ~ゼェ~』
とゴンの嬉しそうな?声を聞きながら、毎日の散歩コース。
エッセイでも登場しました、〇石土建のおっちゃんの、ひ孫にあたる小学生のヤンチャ?少年、かわいいです。
私に、磁石がついているのか、近寄ってきます。
私と歩くゴンを見て、一言、叫びました。

『あ~~、ちっちゃくなってる~!』

ヘルペスの老犬柴犬を見て、ストレートに言いました!
返す言葉も、ありません。

そして、今日、
ゴンが散歩途中で、水を飲んでいると、ガキいやっ、少年が近寄って来て、一言。
少し、真剣な顔で、聞いてきた。

『なあ~、おばちゃん、おばちゃんとこにおった、おっちゃんはどこへ行ったん?』
「おっちゃん?」
『おばちゃんの家の前で、いっつもおった、おっちゃん!』
「あー、おっちゃんは死んだよ」
『あー、それでおらんようになったんかあ~』
ストレートな質問、
返す言葉も、ありません。
同じ言葉でも、大人に言われるのと、子供から聞かれるのは、随分違います。
それは、子供には悪意と、余計な干渉がないからです。
生まれたばっかりの、言葉です。

少年達が、大人になった頃、
私は下界か?天界?
彼らが、故郷の事をいつか作文に書く時があったら、こんな風に、書くのかな?

『僕の家の近くに、死にそうな茶色い犬を、毎日連れて歩く、おっちゃんが途中から、いなくなった、独り言の好きな、綺麗なおばちゃんがいました。ミミズを探していると、おばちゃんが必死で、花壇を掘りました。三匹位でてきたので、「もういいよ~」と言ったのに、おばちゃんは聞いていなかったのか、僕達がいなくなっても、花壇をぐちゃぐちゃに、掘り返していました。とても、綺麗なおばちゃんでした。』


今、祖谷の風景は
肥刈りと、そばの花と、イキナリ咲いた彼岸花!
コオロギの声。


最近、家の壁に潜む、
ネズミの声。

気温は、一気に朝晩が冷え込み、
上着、必ず持参して、遊びに来て下さいね。星も、キレイな季節ですよ!


今日の若者への一言。『相続権、拒むな!怯むな!ゼニ1番』

彼岸に向けて
合掌。


コメント
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