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男の手仕事、腕時計の電池交換 その2

 腕時計の電池交換は自分でやっているのだが、ブログなどに書くと知人から電池交換を頼まれることがある。

 これが今回のターゲット。セイコーなのだが、こじあけで簡単に開く。電池はSR920Wでヤマダ電機で購入、390円である。

セイコー

 交換は5分もかからないが、裏蓋をきれいに掃除し、パッキンにシリコングリスを塗ったりするので、町の電気屋よりよほど丁寧な仕事をする。

 それに電気屋に頼むと1000円はかかるので、実利的な意味もある。1000円が390円で済むのなら、一回の交換で600円ほどの差額が出る。10回も交換すれば、こじあけなどの工具への投資も正当化されるというものだ。

 先日町を歩いていたらこんな看板が出ていた。

駅前の看板


  えっ、580円。交換一回につき200円の差額。これではなかなか投資を回収できない。

 それではと、電池を100円ショップのダイソーで買うことにした。2個で100円というのもあったのだが、さすがに酸化銀電池のほうが良かろうと言うことで1個100円の電池を奮発した。

ダイソーの酸化銀電池


 これなら1回の交換で500円の差が出ることになる。これぞ「窮すれば則ち変じ、変ずれば則ち通ず。」 の心である。

 電池交換の終わった腕時計を渡しながら「電気屋に頼むと1000円はかかるところを800円でいいよ」と言ってみるのだが、支払ってもらえたことは一度も無い。どうも、私に頼むとただで交換できると思っているらしい。電池交換の練習をさせてやっているのだから、という恩着せがましい目で見られることすらある。

 こんなわけで、腕時計の電池交換には、コスト意識を持ち、丁寧な仕事をしても結局は赤字になると言う構造的問題がある。それならブログなどに書くなと言うことだが、最近ネタ切れで背に腹は変えられぬ。貧すれば鈍すということか、、、、、、



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