前回の『くるみ割り人形』は出遅れてチケ完売。
観る事ができませんでした。
『ジゼル』は早めに座席指定券取れたので品川プリンスシネマまで行ってきました。
駅に降りて気付きました。自分、品川駅来たの初めて!
20年以上東京に住んでて、用が無いと来ないものですww
今回は中継じゃなく録画なので上映日も2日間あり、
昼間の上映時間を選んだので、座席も余裕がありました。
英国ロイヤルの『ジゼル』を観るのは初です。
ジゼル:マリアネラ・ヌニェス
アルブレヒト:ルパート・ペネファーザー
ヒラリオン:ベネット・ガートサイド ギャリー・エイヴィス
今回は1幕、2幕とも幕が開く前の幕内の様子も映し出されてました。
みんな気合い入れたり、足上げたりといろんな事してますね。
2幕前では墓にベネット・ガートサイド ギャリー・エイヴィスが寝転んでましたよ。
何度か観ている東京バレエ団の『ジゼル』は
アルブレヒトがマラーホフ、ルグリ、フォーゲルで観てます。
なんというか、この東京バレエ団バージョンの方が好きかなw
1幕のバカップルぶり、2幕のウィリーの静謐さ、この辺が良いんですよ。
今回のヒラリオン、ベネット・ガートサイド ギャリー・エイヴィスはゴツイですね。
熊が出てきてもぜんぜん大丈夫そうな森番ですw
アルブレヒトとの対比が明瞭でジゼルがアルブレヒトに惹かれるのが良く分かります。
でも2幕になるとこれがよろしくない。
ヒラリオンもウィリーにとりつかれ踊らされて沼に落ちて死んでしまうんですが、
どうにもウィリーに殺されるようなたまじゃないw
一発ぶん殴って帰るような男なのにクルクル回って死んでいく…解せぬw
ウィリーもシフォンを被っての登場はなかなかいいんですが、
東バのキッチリ揃って踊るウィリーが怖い感じが良く出ていると思います。
(精霊だからね、死んだ魂だよ。)
舞台美術は渋い感じで良かったです。
東バのジゼルの墓は村娘の墓なのに凄く立派なんですよね。
英国ロイヤルのはその辺の木を十字に組み合わせただけの簡素なもの。
狂って死んだ村娘の墓なんてこんなもんだろうに。
吉田都ちゃんがいなくなったロイヤルで崔由姫さん頑張ってましたよ!
パ・ド・シスでなかなか目立ってました。
そのパ・ド・シス、キャスト表の中にスティーヴン・マックレーの名前があるんだけど、
気が付かなかった…。
崔由姫さんの相手役がそうだったのかなぁ。